職場の転勤で関東に来たのが1987年4月でした。初めて住んだのは神奈川県川崎市の小田急線沿いの登戸。その後、埼玉県へ引越ししました。九州の田舎者だった私は、初めての関東、東京の人達の姿を見て色々思う事がありました。
30年前の当時、東京で見るもの聞くもの全てが、ちょっとしたカルチャーショックでした。
・タバコのポイ捨ての多さに閉口した話
朝の通勤ラッシュ時に駅のホームで待つサラリーマンが、電車が近づいてくると一斉に線路へタバコをポイ捨て。ポイ捨てできない人はホームに落として、足で火を消す。タバコを吸うと痰が溜まるのか、ホームでペッペと唾を吐く。その後は、ポケットから仁丹を取り出し、口に入れて電車に乗り込む。多くの喫煙者がこのルールに沿って行動していました。今では禁煙マナーも良くなりましたが、当時は酷かった。今はもう昔の話。日本人はマナーが良いなんて誰が言ったのだろう?
・タバコのポイ捨ての多さに閉口した話
朝の通勤ラッシュ時に駅のホームで待つサラリーマンが、電車が近づいてくると一斉に線路へタバコをポイ捨て。ポイ捨てできない人はホームに落として、足で火を消す。タバコを吸うと痰が溜まるのか、ホームでペッペと唾を吐く。その後は、ポケットから仁丹を取り出し、口に入れて電車に乗り込む。多くの喫煙者がこのルールに沿って行動していました。今では禁煙マナーも良くなりましたが、当時は酷かった。今はもう昔の話。日本人はマナーが良いなんて誰が言ったのだろう?
・整列乗車マナーの実態
「東京人はマナーが良い。電車に乗る時は必ず列に並んで電車を待つ」そう東京出身の先輩に教えられて素晴らしいと思った。しかし、駅で見ていると実態は違うような気がした。
「東京人はマナーが良い。電車に乗る時は必ず列に並んで電車を待つ」そう東京出身の先輩に教えられて素晴らしいと思った。しかし、駅で見ていると実態は違うような気がした。
何故、列で待つのか、それは「座席の権利」を得るためなのだ。東京への通勤は長い。だから座って行きたい、座るためには人より早く乗り込まなくてはいけない。そのために少しでも前列に並ぶ。横から乗る人を許さない。早く乗り込むための権利だ。座るのが無理そうだったら、次の電車の列に並ぶ。結局、マナーというより、乗る権利や座る権利のために並んでいるということだ。実際、電車がガラガラの時は誰も並ばない。
・電車内の風景
東京への通勤は長い。今はスマホやゲームで過ごす人が多いが、当時のサラリーマンの通勤電車の暇つぶしは、新聞、週刊誌、マンガだった。駅の売店で買って、車内で読み、終わったら荷物棚の上に置くか、ゴミ箱に捨てて職場へ行く。
私の上司は、通勤時によく同じ電車に乗っていたが、駅でスポーツ新聞を買って電車に乗り、駅のゴミ箱に捨てて、いつも手ぶらで出社していた。仕事の情報源はスポーツ紙。勘・経験・度胸(KKDと言った)で仕事をしていた時代だ。
東京への通勤は長い。今はスマホやゲームで過ごす人が多いが、当時のサラリーマンの通勤電車の暇つぶしは、新聞、週刊誌、マンガだった。駅の売店で買って、車内で読み、終わったら荷物棚の上に置くか、ゴミ箱に捨てて職場へ行く。
私の上司は、通勤時によく同じ電車に乗っていたが、駅でスポーツ新聞を買って電車に乗り、駅のゴミ箱に捨てて、いつも手ぶらで出社していた。仕事の情報源はスポーツ紙。勘・経験・度胸(KKDと言った)で仕事をしていた時代だ。
九州で過ごした学生時代、電車で通学した経験が無かったので、電車通勤の実態を知らなかった。東京人はマナーが良いと聞いていたのに、この実態は不可解だった。