キマグレ競馬・備忘録

競馬、MLB、スポーツ観戦、趣味など気になる事を書いています。

過去の記憶~東京の思い出①③

2017年01月05日 | Topics & Diary
東京カルチャーショックの続き、、。
・お店の行列 並んでも待つ根性
東京に来て初めて見た不思議な光景、ラーメン屋に長蛇の列。ラーメンなんてそんなに大した食べ物ではないと思っていたので、ラーメン屋に並ぶ人達を見てビックリした。行列に並んで、1時間待っても食べたいという気持ち、その根性が凄い。1時間待って、並んで待っている後ろの人達を気にしながら、そそくさと10分で食べる。それで本当に味が判るのか?そういう食べ方は嫌いなので、行列を見たら他の店を探す習慣になってしまった。

・美味いものの定義
美味い物の定義は難しい。東京に来るまで、食べ物の美味い不味いを意識したことが無かった。出された食事は、どんなものでも美味しく頂く。我家ではそういう躾だった。美味い不味いは気持ちの問題だ。美味いと思えば、美味くなる。東京では、一般的に高価な料理=美味いという認識がある。その意識があると、高価な割に美味しくないとか、所詮安い料理だから不味いとか、そういう話になってしまう。いつも絡むのはお金だ。お金でモノの価値を決めてしまう。それが東京の悪い習慣だと思ったが、今はどうなんだろう。何でも金で価値判断する悪影響は地方にも及んでいる。高価な料理を食べて自慢するSNSを見ていると、あまり変わっていないような気がする。

東京には、全国から美味いものが集まってくる。経済力で優る東京の優越感みたいなものがある。埼玉在住なのに、東京の豊かさを誇る人もいる。でも高価な料理は、お金が無い庶民には手が届かない。東京には美味いものがあると自慢しながらも、食べられないもどかしさみたいなものを、先輩達の話から感じることが多かった。

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