今年の香港国際競走には、11頭の日本馬がエントリーしました。
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日本馬11頭が2019香港国際競走の招待を受諾
12月8日(日曜)、香港のシャティン競馬場で行われる香港国際競走に
日本馬が選出され、関係者から招待を受諾するとの連絡がありましたので
お知らせいたします。
●香港カップ(G1)(芝2,000メートル、3歳以上)
アーモンドアイ号(牝4歳) 美浦・国枝 栄厩舎
ウインブライト号(牡5歳) 美浦・畠山 吉宏厩舎
●香港マイル(G1)(芝1,600メートル、3歳以上)
アドマイヤマーズ号(牡3歳) 栗東・友道 康夫厩舎
インディチャンプ号(牡4歳) 栗東・音無 秀孝厩舎
ノームコア号(牝4歳) 美浦・萩原 清厩舎
ペルシアンナイト号(牡5歳) 栗東・池江 泰寿厩舎
●香港スプリント(G1)(芝1,200メートル、3歳以上)
ダノンスマッシュ号(牡4歳) 栗東・安田 隆行厩舎
●香港ヴァーズ(G1)(芝2,400メートル、3歳以上)
グローリーヴェイズ号(牡4歳) 美浦・尾関 知人厩舎
ディアドラ号(牝5歳) 栗東・橋田 満厩舎
ラヴズオンリーユー号(牝3歳) 栗東・矢作 芳人厩舎
ラッキーライラック号(牝4歳) 栗東・松永 幹夫厩舎
注記:ラッキーライラック号は11月12日(火曜)、香港ヴァーズ(G1)に
追加登録しました。
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日本のG1馬がズラリと並んで、錚々たるメンバーが香港に参戦するようです。
香港カップ、香港ヴァースに参戦する馬は、従来であればジャパンカップに
出てもおかしくない馬達ですが、今年は外国馬の参戦も無く、地味になってしまった
ジャパンカップよりも、競馬のお祭り的な香港の方が知名度アップ、馬のレベルを
把握する意味で(もちろん賞金も狙って)有意義と考えているのかもしれません。
また、マイルやスプリントは、日本には秋のG1がそれぞれ1回しかなく、
次は来年春になってしまうので、G1レースを求めての参戦と思われます。
この馬達がどんなレースを見せてくれるか、とても楽しみですが、
12月8日の週は、国内外の一流騎手達が抜けて、日本のレースが寂しくなりそうです。
因みにアーモンドアイの戦績は、ここまで10戦8勝。2回しか負けていません。
今年負けたのは、安田記念のインディチャンプ。クビ+ハナ差の3着。
これは誰でも知っていますが、もう一回は新馬戦のニシノウララに2馬身の大差負け。
それほど強かった(運が良かった?)ニシノウララは、その後1勝して
1000万下(2勝クラス)で先月、引退してしまいました。
明暗が分かれた二頭の競走馬ですが、もしこの先アーモンドアイが負けることなく
引退したとしたら、ニシノウララには、この新馬戦の1勝が大きな勲章に
なることでしょう。この馬の名前、競馬トリビアになるかな??