カンブリア紀の代表的な生物アノマロカリスの最新情報を解説した本。
アノマロカリスは、90年代の本やテレビ番組で人気になった生物だが、この20年間で
研究が進み、その姿が少しづつ変わってきた。前半はこれまでの発掘経緯、アノマロカリスの
全体像が判明するまでのストーリーが中心で、後半は90年代以降の研究成果の紹介、
類縁種の発見等によりこの種の分類が焦点になっている。現時点の最新研究の成果だが、
確定したものではなく今後の研究で変更される可能性もあるという。
自分も90年代に、グールドの本を読んでこの生物の存在を知った。カンブリア紀の古生物の
自分も90年代に、グールドの本を読んでこの生物の存在を知った。カンブリア紀の古生物の
面白さを教えてくれて、化石集めに熱中した時期があった。その後、暫く古生物の話題から
離れているうちに、当時とは違う説が出てきたり、色々変化があったらしい。
この本では多くの生物が紹介されているけれど、名前が全く覚えられない。読んでなるほど
この本では多くの生物が紹介されているけれど、名前が全く覚えられない。読んでなるほど
と思ったのに読み終わった時点でもう名前を忘れてしまっている。
生物の進化研究の本を読んで、自分の脳の退化を感じてしまった。
生物の進化研究の本を読んで、自分の脳の退化を感じてしまった。