ウィリアム・ハーシェルは、イギリスの天文学者で天王星の発見者として有名です。
彼はドイツの音楽家で、戦禍を逃れてイギリスに渡り趣味で始めた天体観測で、
この惑星を発見しました。
子供の頃、彼の伝記を読んだことがあります。音楽家として生計を立てながら星を観測し、
天王星を発見するまでのストーリーに感銘して、彼のファンになりました。
その後、彼は「夜空の星を全部見てやろう」という心意気で、口径1.2mの当時世界一の望遠鏡
を作り(稼働率が低かったらしいけれど)観察を続けて2500もの星雲を発見して目録を作成
しました。本当に凄い天文学者なのですが、実は作曲家でもあります。
今まで彼の音楽を聴いたことがなかったので、You Tubeで調べてみたらありました。
いくつかあった中で気に入ったのが下記の曲です。少しモーツァルトっぽい感じです。
因みに、以前イギリスへ旅行に行った時にウェストミンスター寺院に行きました。
彼の記念碑がある事を知らずにウロウロしていたら、修学旅行の生徒を連れた現地の先生が
私の足を指差していたので、足元を見たらWilliam Herschelの名前がありました。
たまたま彼の記念碑の上に立っていたようで、何だか凄く感動したのを覚えています。
William Herschel - Symphony No.14 in D-major (1762)