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キマグレ競馬・備忘録

競馬、MLB、スポーツ観戦、趣味など気になる事を書いています。

サイモンラムセス 種牡馬入り

2021年01月25日 | Horse Racing
10歳馬サイモンラムセスが種牡馬になるそうです。
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サイモンラムセス 異色の種牡馬入り 10歳まで走ったタフネス馬
今年、新たにスタッドインする馬がサートゥルナーリアを筆頭にほぼ出そろったが、
異色の存在が北海道日高町のサンシャイン牧場でけい養されているサイモンラムセス
(11歳、父ブラックタイド)だ。
10歳まで走り通算68戦。ラストランとなった昨年の鳴尾記念ではどん尻16番人気ながら、
インから素晴らしい決め手を披露して4着に食い込み、あっと言わせた。
父ブラックタイドはディープインパクトの全兄。後継種牡馬は目下、キタサンブラック、
コメートと同馬の3頭のみで希少価値は十分。半妹オパールムーンは昨年のファンタジーS
2着。今年の牝馬クラシック戦線で期待される。関係者は「現役時の武器だったタフさと
自在性を受け継ぐ産駒がサプライズを起こしてくれないか」と期待している。
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サイモンラムセスは、2012年にデビューして8年間走り続け昨秋に引退しました。
初勝利は2012年10月でしたが、オープンに上がったのは2018年6月で、5年以上も掛かった
「超遅咲き」の馬でした。結局、重賞での勝利は無いけれど、血統的な理由で種牡馬に
なるそうです。普通は5年も走ると見限られる馬が多いのですが、9年も現役で走り、
引退後は種牡馬になるのは、人間の感覚では幸せな事です。
(馬にとっては幸せな事?なのかどうか判りませんが)
数少ないブラックタイドの後継種牡馬として、頑張って欲しいです。

因みにサイモンと言えば、ガーファンクル、、じゃなくて、サイモントルナーレという馬も
確か9年位走って引退しました。こちらはオープン勝ちもあり重賞戦線の常連でしたが、
引退後は函館競馬場の誘導馬になっているようです。
サイモンのオーナーは、自分の馬を長く走らせる傾向があるようで、この2頭は、
長きに渡ってオーナーの期待に応えました。「無事これ名馬」です。

また、ブラックタイド産駒の初重賞制覇は、テイエムイナズマのデイリー杯(G2)でした。
イナズマはサイモンラムセスと同じ歳ですが、2018年に引退しており、
重賞1勝、オープン2勝の実績がありながら、現在は乗馬になっているようです。
サイモンラムセスは、オープン勝利が無くても種牡馬、実績が上位のイナズマは乗馬。
競馬の世界というのは、素人には判らない不思議な力学が働いているようです。

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