昨日の凱旋門賞は、ドイツ馬トルカータータッソが優勝しました。
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【凱旋門賞】トルカータータッソが大金星 ディープ産駒スノーフォールは6着…直線で本来の末脚を発揮できず by中日スポーツ
◇3日 第100回凱旋門賞(G1・仏パリロンシャン競馬場・芝2400メートル)
アイルランドのラブが出走を取り消し、14頭立てで争われた「第100回凱旋門賞」(G1・パリロンシャン・芝2400メートル)。日本から参戦したクロノジェネシス(牝5歳)は7着、ディープボンドは14着、武豊騎手=栗東・フリー=が騎乗したブルームは11着、ディープインパクト産駒で英愛オークス馬のスノーフォールは6着だった。優勝したのはドイツの4歳馬トルカータータッソ。13番人気(JRAオッズ)ながら大外から鋭脚を発揮して豪華メンバーを打ち破った。
◇3日 第100回凱旋門賞(G1・仏パリロンシャン競馬場・芝2400メートル)
アイルランドのラブが出走を取り消し、14頭立てで争われた「第100回凱旋門賞」(G1・パリロンシャン・芝2400メートル)。日本から参戦したクロノジェネシス(牝5歳)は7着、ディープボンドは14着、武豊騎手=栗東・フリー=が騎乗したブルームは11着、ディープインパクト産駒で英愛オークス馬のスノーフォールは6着だった。優勝したのはドイツの4歳馬トルカータータッソ。13番人気(JRAオッズ)ながら大外から鋭脚を発揮して豪華メンバーを打ち破った。
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日本馬2頭、日本産馬1頭、日本人騎手1人の日本絡みの4頭が参戦して、大いに期待した今年の凱旋門賞でしたが、残念な結果に終わってしまいました。
クロノジェネシス、武豊騎手のブルームが先行し、ディープボンド、スノーフォールは中段からの競馬でした。クロノジェネシスは直線で良い感じで上がって行きましたが、残り1ハロンで脚色が鈍ってしまい7着。ディープボンドは直線を向いた時には、全く余力がありませんでした。同じコースの前哨戦フォア賞を快勝していたけれど、昨日の馬場は全く合わなかったようです。雨の重馬場で日本馬にとっては不利と言われてましたが、その通りの結果でした。日本馬は毎年挑戦していますが、毎年「馬場が合わなかった」という敗因を聞きます。
敗因としては納得できるけれど、何か他に理由があるのではないかという気もします。今年の勝ちタイムは2分37秒で、日本のG1では「有り得ない」ほど遅いタイムです。クロノジェネシスの持ちタイムは、2分23秒ですから14秒も時計が掛かっていますが、それでも勝てない。
毎年、芝のG1勝ち馬を送り出すけれど、パワーが必要な馬場のレースになるのであれば、持ちタイムはある程度犠牲にして、ダートの長距離馬とか、芝のステイヤーを出す等のアイデアがあっても良さそうな気がします。
下馬評では、全く箸にも棒にも掛からなかったドイツ馬のトルカータタッソの走りを見ると、実績は不足でも「もしかしたら馬場が合うかもしれない」というギャンブルに賭ける手もありそうです。まあ保守的な日本の競馬ファンは、そういう挑戦は許さないかもしれませんが。
いろいろ考えさせられた今回の凱旋門賞でした。
因みに私の予想では、◎ブルーム 〇ハリケーンレーン ▲トルカータタッソでした。
予想にはハリケーンレーン、トルカータタッソを入れてましたが、2着にタルナワが入ってしまい、馬券はハズレでした。予想は悪く無かったのに、何だか残念な気分。。。
凱旋門賞の後に行われた1400mG1フォレ賞に、私のペーパーお手馬エントシャイデンが出走し、大健闘の3着に入りました。日本馬が苦戦した凱旋門賞の馬場で、未重賞馬が見せ場のある3着。距離が短いとは言え、実績の劣る馬でも適性が合えば良いレースが出来ることを証明してくれました。エントシャイデンの今後にも期待したいと思います。