人気作家のお金本。 内容を一言で言えば、自分にとって価値があるお金の使い方をしようということ。著者のお金の使い方、考え方、経験を披露する。
著者は大学の助教授として仕事をしながら、アルバイトで始めた小説を書く仕事が大成功し、数十億の収入を得た。でもお金はあっても自分の生活は何も変わらない。自分にとって価値があるものは何かを考えることが大切と言う。お金に左右されない人生観持つことが大切。
読んでみて自分の考え方と似ている主張で共感が持てた。 考え方には共感できるが、著者との違いは持っている資産だ。 資産がないと、いくら共感できても著者のような生活は望めない気がする。 また著者が言うように知人友人や社会との関係を減らしてしまうと、ただの引きこもりになってしまう。そういうことを気にしない図太い神経も必要だろう。 考え方は理解できるが、誰でも真似できることではないように思った。
それから、理系出身のせいか説明がくどすぎて途中から読むのに飽きてしまった。もう少し要約してもらえれば、薄くなって読みやすくなると思うのだが、、。
本の出版はビジネスと割り切る著者だが、長々と同じ事を繰り返し書くのは、原稿料を稼ぐためのビジネス戦略だろうか。
本の出版はビジネスと割り切る著者だが、長々と同じ事を繰り返し書くのは、原稿料を稼ぐためのビジネス戦略だろうか。