コールセンターの内情について、長年派遣社員として働いた著者の経験を紹介したノンフィクション。
著者は、ドコモや au などの携帯電話会社や、銀行、証券、年金などの金融機関のコールセンターで働いた経験を持つ。 大学卒業後に一度正社員となるが、体調を崩して退職、離婚後、養育費支払いの為に派遣社員として働くことになる。 仕事は、苦情、受付、クレーマーへの対応、リコール受付、電話での意向確認など様々な仕事を経験する。 同僚の派遣社員との関係や派遣先の上司との関係、お客さんやクレーマーとの関係など、ほぼ全編人の話をリアルに描いている。派遣社員の生態や金銭感覚、社員の態度やクレーマーの実態などが赤裸々に書かれており、大変面白かった。
自分も会社で色々な仕事をやったけれど、取引先やお店からのクレーム対応は、毎日数本程度だったが大変気を使う仕事だった。コールセンターでは、それが毎日莫大な量なのでその大変さはよくわかる。会社のコールセンターのオペレーター達の対応を見ているだけで、この部門には行きたくないと思ったものだ。実際、心を病んだ人の話は数多く聞いた。大変な仕事だが、それでも遣り甲斐を感じて頑張っている人達がいる。この本を読んで、その実態がよく判った。
著者は、ドコモや au などの携帯電話会社や、銀行、証券、年金などの金融機関のコールセンターで働いた経験を持つ。 大学卒業後に一度正社員となるが、体調を崩して退職、離婚後、養育費支払いの為に派遣社員として働くことになる。 仕事は、苦情、受付、クレーマーへの対応、リコール受付、電話での意向確認など様々な仕事を経験する。 同僚の派遣社員との関係や派遣先の上司との関係、お客さんやクレーマーとの関係など、ほぼ全編人の話をリアルに描いている。派遣社員の生態や金銭感覚、社員の態度やクレーマーの実態などが赤裸々に書かれており、大変面白かった。
自分も会社で色々な仕事をやったけれど、取引先やお店からのクレーム対応は、毎日数本程度だったが大変気を使う仕事だった。コールセンターでは、それが毎日莫大な量なのでその大変さはよくわかる。会社のコールセンターのオペレーター達の対応を見ているだけで、この部門には行きたくないと思ったものだ。実際、心を病んだ人の話は数多く聞いた。大変な仕事だが、それでも遣り甲斐を感じて頑張っている人達がいる。この本を読んで、その実態がよく判った。