キマグレ競馬・備忘録

競馬、MLB、スポーツ観戦、趣味など気になる事を書いています。

過去の記憶~東京の思い出①②

2017年01月04日 | Topics & Diary
東京カルチャーショックの続き。
・タバコのマナーについて 職場の場合
生涯、喫煙とは全く無縁の私は、タバコの煙害(今は使わない言葉だが)をいつも気にしていた。初めて赴任した勤務先の天井は黄色かった。白かった天井の通風孔は茶色になり、ニコチンがベッタリ貼り付き、粘液が上から垂れてくるのではとヒヤヒヤした。先輩達は左手にタバコ、右手に鉛筆。タバコをプカプカ吸いながら話をする。吐く息が物凄く臭い。机の上には灰皿があって、タバコの灰が積もっている。灰皿の周囲も飛び散った灰が落ちて汚い。喫煙者はコーヒーが好きで、飲み終わったカップも灰皿代わりに使う。コーヒーの残りとタバコの灰で異様な臭いがした。タバコ中毒も多くて、唇が紫に変色し、歯は真っ黄色、手がブルブル震えている人もいる。そんな職場環境だったが、年と共に改善して、最初は分煙だったが最終的に時間帯制限付きの全面禁煙になった。

・タバコのマナーについて 映画館の場合
1980年代当時の映画館は、座席指定も入替も無く、映画の途中からでも好きな時に入って好きな時に出れた。座席も自由。なので、東京では良い席で見たい人は早くから並ぶ。結局「座席権」を確保するのは、電車と同じ。いつもガラガラで並ぶ必要の無い地方の映画館では見た事が出来ない光景だった。館内ではタバコもOKで、立ち昇るタバコの煙が映写機からの光に照らされてよく見える。左手にタバコ、右手にコーヒーを啜りながら映画を見る。コーヒーカップが灰皿代わり。カップの底に少しコーヒーを残して、タバコを投げ込んで消火する。映画が終わったら、足元の床にカップを置いてそのまま出ていく。時々それに足を引っ掛けて倒してしまい、床がタバコ&コーヒーで臭くなる。タバコが気になる私は、決してそういうオヤジの近くには座らないようにしていました。

・タバコのマナーについて 飲み屋
何でもアリ。タバコを吸うのは大前提。むしろ吸わないでいると「何でタバコを吸わないのか」と先輩に説教される。先輩のポリシーでは、タバコが健康に良くないのは判っているけれど、吸わない方が精神衛生上もっと良くないのだそうだ。喫煙者の不思議なロジック。私は吸わないけれど、吸っている先輩より精神的に大人だと思っていた。

タバコを吸った経験が無かったので、喫煙者の実態を知らなかった。東京の人は禁煙が流行っていると聞いていたのに、この実態は不可解だった。
ま、喫煙マナーに関しては、田舎もあまり変わらないけれど、東京は人数が格段に多いので、気になって仕方がなかった。

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過去の記憶~東京の思い出①

2017年01月03日 | Topics & Diary
職場の転勤で関東に来たのが1987年4月でした。初めて住んだのは神奈川県川崎市の小田急線沿いの登戸。その後、埼玉県へ引越ししました。九州の田舎者だった私は、初めての関東、東京の人達の姿を見て色々思う事がありました。
30年前の当時、東京で見るもの聞くもの全てが、ちょっとしたカルチャーショックでした。
・タバコのポイ捨ての多さに閉口した話
朝の通勤ラッシュ時に駅のホームで待つサラリーマンが、電車が近づいてくると一斉に線路へタバコをポイ捨て。ポイ捨てできない人はホームに落として、足で火を消す。タバコを吸うと痰が溜まるのか、ホームでペッペと唾を吐く。その後は、ポケットから仁丹を取り出し、口に入れて電車に乗り込む。多くの喫煙者がこのルールに沿って行動していました。今では禁煙マナーも良くなりましたが、当時は酷かった。今はもう昔の話。日本人はマナーが良いなんて誰が言ったのだろう?
・整列乗車マナーの実態
「東京人はマナーが良い。電車に乗る時は必ず列に並んで電車を待つ」そう東京出身の先輩に教えられて素晴らしいと思った。しかし、駅で見ていると実態は違うような気がした。
何故、列で待つのか、それは「座席の権利」を得るためなのだ。東京への通勤は長い。だから座って行きたい、座るためには人より早く乗り込まなくてはいけない。そのために少しでも前列に並ぶ。横から乗る人を許さない。早く乗り込むための権利だ。座るのが無理そうだったら、次の電車の列に並ぶ。結局、マナーというより、乗る権利や座る権利のために並んでいるということだ。実際、電車がガラガラの時は誰も並ばない。
・電車内の風景
東京への通勤は長い。今はスマホやゲームで過ごす人が多いが、当時のサラリーマンの通勤電車の暇つぶしは、新聞、週刊誌、マンガだった。駅の売店で買って、車内で読み、終わったら荷物棚の上に置くか、ゴミ箱に捨てて職場へ行く。
私の上司は、通勤時によく同じ電車に乗っていたが、駅でスポーツ新聞を買って電車に乗り、駅のゴミ箱に捨てて、いつも手ぶらで出社していた。仕事の情報源はスポーツ紙。勘・経験・度胸(KKDと言った)で仕事をしていた時代だ。

九州で過ごした学生時代、電車で通学した経験が無かったので、電車通勤の実態を知らなかった。東京人はマナーが良いと聞いていたのに、この実態は不可解だった。

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今年の方針~5箇条

2017年01月01日 | Horse Racing

有馬記念から一週間。昨年も年初に決めた5箇条の方針が途中から崩壊してしまい、最後は支離滅裂な買い方になってしまった。昨年の反省を踏まえて、今年の方針を決めてみたい。

今年の方針5箇条。
1. 予想はシンプルに、直感も大事にする。
昨年は出走馬のデータから、最も可能性がありそうな要素(タイムやコース適性等)をシンプルに比較して予想した。データ予想ではなかなか当たらないことが多く、逆に思い付きで買った方が当たることが多かった。(原則に反しているが、、)今年は、直感も予想に入れてみたい。
2.馬券はシンプルに、時にはメリハリを付ける。
基本は単勝、迷ったら複勝の方針で買ってみたが、予想が良くても配当に繋がらないことが多かった。自信があるレースでは、もっと馬券にメリハリを付けたい。
3.買い方もシンプルにする。
基本は1点買い。これは昨年同様に低リスク、ハイリターンが理想。自信があるレースは手広く買って、年間回収率200%を目指す。(目標100%では元を取るだけなので、競馬をやる意味が無い。かなりハードルが高いけど、あくまで目標なので)
4.レースを選ぶ。
オッズ的な魅力が無いレースはやめる。レースには配当期待値がある。期待値が低いレース(人気馬で決着しそうなレース)は潔く見送り。
5.贔屓の騎手、馬を応援する。
こちらも昨年同様。
最近の若手はレベルが高いので、今年も楽しみ。応援馬券で応援してみたい。
贔屓の騎手、テイエム、POGの馬も応援する。

という方針で、今年も競馬を楽しみたいと思います。


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