Jun日記(さと さとみの世界)

趣味の日記&作品のブログ

竹馬の友、2

2016-11-28 13:25:44 | 日記

 この話の題名に困ってしまいました。

女の子同士の幼馴染なので、「竹馬の友」は如何もね、と思ってしまいましたが、

「まま事の友」というのもねぇと、「幼馴染」では余りにもそのままだし、と考えて、

考えてみると、私って結構お転婆で、その私と似たような事をしていた女の子、というのがみそかなと、

そうなんですね、Lさんとおままごとした覚えがない気がするんです、私。

やっぱり、友達って「類は類を呼ぶ」かなと、当たり前に「竹馬の友」でもOkなんじゃないかなと思います。

 おばさんに、今度その子がいたら紹介してあげるから、お友達になるといいよと言われて、

私も新しいお友達ができる事に嬉しい期待感を持つ事が出来ました。

何しろ、外遊びで遊ぶ子といえば男の子ばかり、外で遊べる女の子のお友達、

外で遊んでいるのですから、当然外遊びの出来る女の子だと思います。

『やった!、嬉しい!』

と期待に胸が膨らみます。

  それから何日経ったでしょうか、もう翌日の事であったかもしれません、

私は何時もの場所に籠って屈み込んでいました。

いたいた、という声に振り向くと、おばさんがこっちこっちと手招きします。

この子だよ、話をしていた子は、言われて見ても誰も見えません。

誰もいないけど、と、私がおばさんに寄って行くと、いましたいました、

恥ずかしそうにおばさんにくっついています。

色白で、私より背が低く、可愛らしい顔をした女の子でした。

 外遊びの出来る女の子、思い描いていた女の子とは違う可愛らしくて弱々しそうな子に、

戸惑ってしまいましたが、こんにちは、初めまして、Junです。Junちゃんって呼んでね。

と手を差し出します。

 が、その子からはお返事も手も出てきませんでした。

もう一度繰り返してみましたが、やはりどちらも返って来ません。

こうなると私も眉間に皺が寄ってきます。

『この子、お友達になりたく無いんじゃないかな。』

そんな風に思ってしまいます。

 その子を残して、もう家に入ってしまったおばさんを呼び戻して、

この子はお友達に成りたく無いらしくって、返事をしてくれ無いと訴えます。

私が言う事に何も返事を返さないから、お友達に成りたく無いんだわ。

と、私が言うと、おばさんが困ったねぇと言い、その子は帰ってしまったように思いますが、

私の方が帰って来てしまったのかもしれません。

 

 

 


竹馬の友

2016-11-28 11:02:24 | 日記

 私には、幼少時、男の子のお友達や幼馴染がいたように、

女の子のお友達や幼馴染も普通にいました。

今回登場してくるLさんは、(Eさんも空いているようなので、順の早いEさんでもよいのですが、

今の順番でLさんにします。仮置き措置)私の人生において初めて紹介されてお友達になった人です。

多分ご本人も覚えている事でしょう。(私の方は忘れたな、と思っている事でしょう。

 時期を聞かれると覚えていないので困るのですが、多分春頃だったと思います。早春じゃないかしら。

雪が解けて嬉しいと、また外遊びの季節が来ると、懐かしい土の色や香りに夢中になる頃。だったような気がします。

 私は大抵、連れだって2、3人で遊んでいるのが常でしたが、時折1人で遊びに出る事がありました。

仲間がいるとそれはそれで楽しいのですが、協調せずに独自でこれをしたいという時もあり、

そんな時はわざとコッソリ1人で外れ、皆と居た時に遠慮して出来なかった事を存分にしてみるのでした。

自分の考えを立証したり、本当に相手の言った通りにした方が自分の考えより良かったのかどうか、

そんな事を実地に試していたのです。

 コッソリする訳ですから、皆の目に付かない所、死角になっている所で隠れてこそこそやっていました。

工夫して面白かった事や、良くなった事は、自分だけに留めずに遊び仲間に披露して、

自分達の遊びを質の良い?物にしていました。

 また、意見が分かれた時も、やってみた結果や考え直した事で、

誰それちゃんの考えの方が良かったと潔く負けを認めたり、争う友達の仲裁をして判定をしたりと、

所謂、遊び仲間のグループを仕切る役柄でした。

 ある日、私は、自分がコッソリ考えたり実験出来るとても良い場所を見つけました。

その場所で、その日もこっそり1人遊びをしていると、その家の人から声を掛けられました。

 一帯にはその家の商売道具が積まれ、商品の隙間がそこかしこに出来ています。

しかも青空天井の置き場なので、私以外にもよく子供達が出入りをしていました。

商売屋さんなので、子供達が出入りして遊んでいても、よっぽどの機嫌が悪い時以外は全く無頓着、

顔を見られても叱られたりはしないのでした。

 それで、私もその時、特に逃げ出す事はせずに、何の用かなとおばさんの声に耳を傾けました。

「叱ろうと思って呼んだんじゃ無いんだよ。」

と、おばさん。

あんたJunちゃんだったね、そうそうとおばさんは言いながら、あんたとよく似た子が時々来るから、

同じ場所で同じ様な事をしてるし、気が合うんじゃないかと思って前から見ていたんだよ。 

という話でした。

 あんた達お友達にならないかなと思って、紹介しようと思ってね、今さっきもあんたの居たそこに居たけど、

居なかったかい?女の子なんだけど、見なかった?

と、聞かれます。

 女の子?全然この場所で女の子なんて見た事がありません。

そんな子がこの場所に時々来ていたなんて、私は全く知りませんでした。

 

 

 

 


使ったことありません

2016-11-28 10:54:32 | 日記

 フリマアプリは使った事が無いので、どんな物か分かりませんが、

フリマについては知っています。

要らない物を何か良い物や、手に入れたいものに交換することでしょう。

ゲームの世界ではしたことがあります。

 現実の世界でもしてみたいという誘惑にかられながら、今まで全然そういうアプリとは無関係に来ました。

自分が出せる物、欲しい物のリストでも作るとよいかもしれませんね。

 今までは、要らない物は大抵リサイクルショップで引き取ってもらいました。

電化製品数点が、4円で売れたことがあります。

その時に、店員さんが言った「またどうぞ」の言葉が、妙に私の記憶に残っているのは何故でしょうか。


小休止

2016-11-27 21:36:07 | 日記

  「花の色はうつりにけりないたずらにわが身世にふるながめせしまに」

そんな歌が見合う年代になってしまいました。

流れから言うと、大体この歌が出てくるのではという予想が出来ましたか。

小野小町ですね。

  何を書こうかと思っていて、浮かんで来ないので小休止です。

そうですね、

女性歌人が出てきたので、女友達の事でも書きましょうか。向こうも待っているかもしれませんし。

忘れられたとむくれているかもしれませんね。

 


今秋

2016-11-27 14:01:25 | 日記

 11月も終わりますね、寒くなりました。

紅葉も散り敷いて、枯れ木に木枯らしが吹く季節に入ったようです。

今年の秋は小春日和の日が多かったように思います。穏やかな気候を思いっきり満喫出来ました。

特に公園へ紅葉狩りに出掛ける事が出来たのは久しぶりの事でした。

秋の教室の思い出と共に、生徒時代によく通った公園の小道を眺め懐かしく思いました。

中学生の時よりも、小学校時代によく遊びに来た公園です。

あちらの道こちらの道、お濠端の道が何処へ抜けるか、何処に防空壕の跡があるか等々、

ぼんやりと紅葉を眺めながら思い出していました。

 過ぎ去った日々を思い浮かべても、帰って来ないのですから仕様が無いのですが、

今から思うと、小中どころか、高校大学、社会人と、これ迄自分の人生の中で、

一番心休まる思い出の場面として残っているのは、あの秋の小春日和の教室、3人の風景です(私を加えると4人)。

不思議ですね。何もなかった日、ただ皆が自分の机に座り、何事か自分のする事をしていた。

私は窓辺でそれを眺めていた。外は小春日和で中庭に日差しが暖かく差していた。

 平和で、穏やかな時間。平穏無事なクラスメートの4人の和(私が感じていただけなのですが)。

他のクラスメートもいたでしょうに、4人の事しか覚えていない時間と場所。

しずやしず…そんな気もする和のある場面です。

秋深し、もう初冬ですが、Jさんは何をする人ぞ

です。お互いに紅葉になったのかしら。嫌ね!