「もうやめたんじゃなかったのか?」
「これで最後だ」
「さっきも聞いたぞ」
「本当にこれで最後にするから」
「駄目だ。消すんだ。ほら。これでもなめてろ」
「ちょっと待ってくれ。本当に本当にこれで最後だから」
「それだって何回も聞いたぞ」
「信じてくれ。他に言うことがない」
「お前は自分で立てた目標を自分でぶち壊しているんだ」
「ふー……」
「そんなことなら最初から何も言わない方がましさ」
「……。ふー」
「そうして煙を吐いている間、お前は何も考えていない」
「ふー……」
「空っぽの自分に満足を覚えているんだよ」
「……。ふー」
「他にすることはないのか。くやしかったら反論してみろ」
「ふー。……」
「そんなことばかりしていると体にわるいぞ」
「……」
「もっと自分の未来のことを考えろ」
「わかってるよ。いつだって痛めつけてるんだ」
「わかっているならとっとと消すことだ」
「ふー……」
「ここがどこだかわかっているのか?」
「……。ふー」
「自分のしていることがわかっているのか?」
「俺は弱いんだ」
「そうだ。お前は弱い。弱すぎる」
「……」
「お前は弱虫の中の弱虫だ!」
「ふー……」
「お前は負け犬の中の負け犬だ!」
「ふー……。ふー……」
「くやしくないのか!」
「俺は弱い」
「そんな弱気でどうする」
「だからこそ強くなりたい」
「だったら今すぐそれを消せ」
「これが最後だから。最後まで吸わせてくれ」
「だったら仕方がないな」
「……ふー」
「俺がこうしてやる!」
「何するんだ!」
ジュー…………。
「これでいいんだ」
「ああ」
「そして目の前の現実を見ろ」
「だけど俺の闘志までは消えやしない」
「そうだ。本当の闘いはこれからだ」
「とうとう俺に火がついたようだぜ」
「それでいいんだ。それでこそチャレンジャーだ」
「俺は必ず打ち勝ってみせる」
「よし! ゴングだ。行ってこい!」
「俺は勝つ!」
「さあ、行け! お前の好きに打ち込んでこい!」
「これで最後だ」
「さっきも聞いたぞ」
「本当にこれで最後にするから」
「駄目だ。消すんだ。ほら。これでもなめてろ」
「ちょっと待ってくれ。本当に本当にこれで最後だから」
「それだって何回も聞いたぞ」
「信じてくれ。他に言うことがない」
「お前は自分で立てた目標を自分でぶち壊しているんだ」
「ふー……」
「そんなことなら最初から何も言わない方がましさ」
「……。ふー」
「そうして煙を吐いている間、お前は何も考えていない」
「ふー……」
「空っぽの自分に満足を覚えているんだよ」
「……。ふー」
「他にすることはないのか。くやしかったら反論してみろ」
「ふー。……」
「そんなことばかりしていると体にわるいぞ」
「……」
「もっと自分の未来のことを考えろ」
「わかってるよ。いつだって痛めつけてるんだ」
「わかっているならとっとと消すことだ」
「ふー……」
「ここがどこだかわかっているのか?」
「……。ふー」
「自分のしていることがわかっているのか?」
「俺は弱いんだ」
「そうだ。お前は弱い。弱すぎる」
「……」
「お前は弱虫の中の弱虫だ!」
「ふー……」
「お前は負け犬の中の負け犬だ!」
「ふー……。ふー……」
「くやしくないのか!」
「俺は弱い」
「そんな弱気でどうする」
「だからこそ強くなりたい」
「だったら今すぐそれを消せ」
「これが最後だから。最後まで吸わせてくれ」
「だったら仕方がないな」
「……ふー」
「俺がこうしてやる!」
「何するんだ!」
ジュー…………。
「これでいいんだ」
「ああ」
「そして目の前の現実を見ろ」
「だけど俺の闘志までは消えやしない」
「そうだ。本当の闘いはこれからだ」
「とうとう俺に火がついたようだぜ」
「それでいいんだ。それでこそチャレンジャーだ」
「俺は必ず打ち勝ってみせる」
「よし! ゴングだ。行ってこい!」
「俺は勝つ!」
「さあ、行け! お前の好きに打ち込んでこい!」