相フリ飛車を嫌いな訳は、あの金無双を攻略できないからで、今なら何とかなるんだろうが将棋を勉強していた頃は、なんとも理解出来なかった。
ノルマンディー上陸作戦のサンダース軍曹的な気分???(笑)
それに、相フリ飛車は手将棋・力戦で本で覚えた定跡党では理解不可なる世界で、オマケに対戦する相手は、振り飛車専門家で百戦錬磨なので、とても勝ち目は無かったから自然消滅な世界なのである。
しかるに、最近は勝又教授の解説で、何となく相振り飛車なる世界も眺めていたので、その気になってしまった。
新たなる発見で、面白いのは定跡が無いに等しい事で、頼るのは自分の大局観のみになり中盤が長い事も力を試せる処に惹かれてしまった。
図は、リュウ君が美濃囲いの弱点である先手玉頭を狙って来たのに対し、▲5五銀と鎖鎌の分銅を投げたところで△4二飛車を強制させたかったにだが・・・・・・。
あっさり、△4三銀と引かれてガックリ!(笑)
少し前は、出て行った銀を引くような子では無かったが、ここら辺が柔らかい感覚なのでしょうね。
放置すると銀ハサミになるので引いたが、今度は銀を△5四と転換して来て・・・・・。
▲8五歩と市場へ行く人の波に身体を預けてたら△2六歩を突き捨ててから△4五歩として十字飛車を狙って来られてしまった。
目が慣れて無いので、この変化球が見えなかった。まだ力不足なんですね・・・。
そして数手進んで、この哀れなる姿になってしまったのである。
対局中は、先手が悪いと思って粘れてカンターを狙う方法を考えてたが、Hageyubi先生の解析では、ホボ・ブラジルじゃなくて互角評価なのである。
やはり、後手の玉形が評価値を下げているのであろうか。
未知との遭遇は楽しい。 次回もチャレンジしてみよう!