世の中の巡り合せとは面白いもので、何気なく普及指導員に応募したのが縁で、その後に朝日・毎日の特別棋士派遣事業の恩恵に授かり、プロ棋士の先生に何回も多くの子ども達が、指導を受ける事が出来たのが一番の幸いになったのかもしれない。
もう6年も前の話になってしまったが、その時試験に来られた十数人の殆どが、60歳定年を迎えるにあたり第二の人生の礎にと励みにしておられるようでした。
世の中は、ゆっくり変化して60歳から年金が支給されなくなり、定年制は65歳へと移行するだろうから、普及して下さる人材バンクの活躍も、少し遅れてやって来るのか遠すぎた橋になるのだろうか、神のみぞ知るの世界なのでしょうね。
その時の講師の先生は、大阪十三道場の有名な先生。
その先生、本来の普及とは将棋の弱い子を強くするより、将棋を知らない子に将棋を教える事だと言われましたが、これ本当に大変な事だと思う次第で、全国各地で普及に努められている先生方の情報をネット等で知り、いつも凄いと思っています。
まっ、自分には出来ない諸行だから、それも見ているだけと言う事になりそうです。
今宵は、ゆっくりHageyubi先生と一緒に観戦します。
なんと贅沢な時間なのだろうか。