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カナシス Ⅴ (飛車取り物語)

2012-10-06 00:00:00 | SRR2000

まだカナシスをやっているのかと言われそうだが、中盤から終盤の入り口を旅してみたい。

両金取(飛車&と金)なので△4四歩で飛車取りを先手に効かせて危機回避だが、▲6五飛とよろけて今度はこちらが角取りになるって、角が香車を取って、こちらも金を取って中盤たけなわになった。

見てのとおり△7四歩の飛車取である。

Bona先生の特徴は、こうやって大駒にアクションを掛けながら、攻めたり守ったりする手を選ぶのが、特徴みたいである。

▲7四同飛と取らせて手順に銀が7三に逃げて飛車当たり、そして飛車を逃げれば馬で、8九の桂馬を取る仕掛けになっている。

ここで長考に沈んだ。

案1 上に書いた手で行く。

案2 ▲2五飛△2四香▲同飛△同歩▲6二と

案3 ▲7七角△7五歩なら▲9九角で△9八飛(角・金両取り)なら▲4四角

案1~3の手順の中にも変化する手が多く潜んでいて、何が何やらまったく解らくなり、だいたい悪手を最終的に選んでしまうのが、これまでの管理人の負のスパイラル。

直感は案1だったので、そのまま進んで▲6三歩を発見して一安心、ここから終盤に入った感じである。

数手進んで、本日何回目の飛車取りになるのだろうか。

もう終盤だから飛車は逃げないで金と差し違え、▲5一と!と進めて寄せ合いに。

さらに数手進んで、今度は飛車で取りに、本当に大駒狙いが好きな先生である。

もう角はプレゼントして▲4一と!と行く、終盤は駒の損得よりスピードと格言とおりに進めてみた。

こうなると左側で待機している飛車と銀が働いてないのが、後手にとってマイナスポイントになっている。

最初の図の時に、ここまで描ければ良いのだが途中の変化も膨大で、やはり将棋は難しいです。

 

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