▲8五歩までの図
ある会員さんの、倶楽部24の棋譜より後手が、会員さんです。
角交換振り飛車から、なんと▲8五歩と挑発してきたのが上の図。
そこで、後手は△8四歩と反発、誘いの隙か真の隙か戦いが始まった。
▲8八飛までの図
△8四歩▲同飛に△8八飛とぶつけて来たのが上の図で、ここでどう指すかだが飛車交換は、先手の陣形が飛車打ちに強いので無いとすれば歩で相手の飛車を止める手しかない。
ここは、△8七歩としたかった。
▲6八飛△8二飛が予想される展開になるが、将来△8八角の打込みを、切り札にしてとりあえず△5四歩~△5三銀と銀のポジションを安定させてから、イビアナに組んでも面白うそうだ。
△5四歩としてから、いきなり放り込む手も考えられる。
ここら辺が判ってくれば、日頃の努力との相乗効果で飛躍が期待されそうだ。
クイズというか、パズルをしてみましょう。
実戦だったら、▲8八銀成くらいで勝でしょうが、谷川ワールドへご招待。
実戦なので詰将棋じゃなくて詰ます将棋で、詰ます方法は何種類もあります。
どの筋が閃いても、21手以上になりそうです。
Y月君以外は無理かもしれませんが、詰ます事ができれば、詰将棋の神の谷に棲んでいる森守の境地に一歩近づけるかもしれません。