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厚みは清し

2021-02-03 20:40:50 | 今日の教室

均衡が破れたのは、先手の手待ちにミスが出でしまい、それを咎めて後手が少し良くなりました。


先手も、桂馬を跳ねて切り返しの反撃ですが、後手の馬が厚く優勢になった感じです。


不利な時は戦線拡大乗るなんて習いのとおり、端歩を絡める辺りは、AIでの研究を普段からしてる感じな気がしました。

有利~優勢そして勝勢と行けば将棋は簡単ですが、手負いの獅子は簡単に負けてくれません。

30秒の将棋なので、手が見えるか、そして見えた手が良い手だったかは俗に言う指運でしょうか、ここで王様を守備に繰り出しましたが、手厚い手があった様です。


決め手は逃したものの、守る事は難しく攻めてる方が、段々盛り返して来ました。

ここでも厚みがある、守りながら責める(攻めるじゃない)手があった感じです。

厚みがある手が指せる様になると、負けにくくなります。

そして、相手に与える重圧感もあり、メンタル的にも効果があります。

将棋は、人間が指しますからね。

本敗戦から、攻め駒を責める感覚を覚えて下さい。

覚えたら、ゆっくり強くなりましょう。






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