10月3日(金)
世田谷美術館が開催した
萬KENBUN録 小川三知を巡る旅-日本のステンドグラスのパイオニア-
日本のステンドグラス製作者の先駆者として明治時代より活躍をした小川三知。その仕事は東京のみならず日本全国、旧満州、台湾まで及んでいます。規模も教会、倶楽部建築、博物館、大型商店といった大規模なものから個人住宅に至るまで様々あり、その精力的な仕事ぶりを窺い知ることができます。しかし、残念ながら現存する作品は建物の震災、戦争による被災や増改築などに伴い少なくなってしまいました。今回はその残された少ない作品の中でも代表的ともいえる小川三知の仕事を、三知の生きた時代の面影を残すレトロな東京風景とともに巡ります。
に参加して来ました。
集合場所は都営三田線白金台駅、ツアーにちなみ構内のステンドグラス前集合。
案内人は高橋直裕氏(世田谷美術館学芸員)、資料をもらい出発、参加者は30名、
ツアーは全2回で今日は2ヶ所訪れます。
この辺りは戦災にあっていないので、古い建物が残っているそうです。
途中、白金甚夢迎賓館(港区白金台4-19-10) 竣工:1934(S9)年 構造:木造2階建
設計:遠藤健三(装飾:今和次郎) 施工:エンド建築工務所
何時ものことながら狭い路地を抜け坂の多い街を通って。
最初の目的地日本基督教団安藤記念教会会堂に到着、
築:1917(T6)年 設計:吉武 長一 構造:石造 平屋一部2階建 都選定歴史的建造物
牧師さんから説明を受けながら室内を見学。
<続く>