「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

八ヶ岳西麓原村(5) ドガティ君は天空のカート犬になる@富士見高原

2021-05-05 00:00:11 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
山荘の上空は曇天。



寒いよ。

朝早くはこんな気温で、6度。



ナナカマドの葉もゆっくりと出て来た。



朝の散歩。



今日はお出かけするからね。

阿弥陀岳さん、おはようございます。



朝ごはん。



しっかり食べましょう。

「ボクは退屈です」



じゃ、出かけましょうか。

階段を降りる。



クルマに乗る。



山荘のある原村から富士見町に入る。



富士見高原リゾートのC-2駐車場に入る。



富士見高原リゾートのテーマは「SO-ING 疎と素を紬ぐ」ですよ。


【Source: 富士見高原リゾート】

疎です。密の反対。今や理想(笑)

天空カートで天空の土地に出かけましょう。



犬もオッケーだよ。

本日の音楽はこれで行きましょう♪



天空の城ラピュタ♪

残念ながらこの日は快晴ではない。快晴なら山の上から絶景が楽しめるなぁ。



この辺りはどこもそうだが、ここも人がいないねぇ。



天空カート乗り場までだれもいない。



なんて疎なところなの。

黄色い料金所のおっちゃんが「客が来た!」と待っているんじゃないの。



カートも暇そう。



「この緑のボタンを押してください」とおっちゃんから指導を受ける。



無人運転だよ。

ハンドルも握らない。ブレーキもアクセルも踏まない。

Google社のGPS機能付自動運転の電気自動車ではない。

旧態依然としたエンジンを回し、道路に埋められたコードに従い、計画通りに運行するカート。



勝手に曲がる。

なかなか面白い。

ドガティ君も「不思議な乗り物だなぁ~」と言っている。



坂道をどんどん登るカート。



道の端っこスレスレを、ズレずにちゃんと走るよ。



たいしたもんだね。



ちょっと横へズレると左に落ちて行きそうで怖い。



でも落ちないんだよねー(笑)

しかしあまりにノロいのでちょっと退屈。その退屈さがいいのかも。



人が歩いても、カートに勝てそうだ。

あ、タラの芽がある。カートを降りて走って行って全部芽を毟って来てもまたカートに乗れそう。



ドガティ君も「ノロいクルマですね」言う。



だんだんドガティ君の態度がデカくなってきて、前に手をついている。

誰もいないと思っていたら、向こうから人が天空カートに乗ってやってきた。



こんな寒い日に天空カートに乗る人が、我々以外にいるんだー。たまには人に見かけることもあるのでした。

天空な場所に到着したら天空カートが勝手に止まるので、下車。

あとは徒歩だ。



土やチップの道がワンコにも優しい。



あちこちに大きな芸術作品がある。



自治体系施設らしいね。

これはマリア・ドンぺさんの作品だそうだ。



ドガティ君は芸術に関心なし。



サッサと移動しましょ。



雨が降らないだけましだが、あまり天気が良くないね。



せっかく天空カートで天空の場所まで来たというのに。

あちこちにシャクナゲがある。



望峰の丘に行ってみましょう。



かなり開けた土地だ。



こちらがその丘である。



「おとーさん、ちょっと退屈です」



景色に関心がない我が家のアイドル、ドガティ君。

食べ物かボール運動にしか興味がないらしい。

せっかく甲斐駒も見えるというのに。



あの甲斐駒の麓がサントリーの南アルプス天然水の取水地として、あるいはウィスキー蒸留所として有名な白州だ。



こちらは八ヶ岳の一部で、編笠山。



「やっぱりここは退屈ですよ」



あのね、あんたね、散歩であちこち連れてってもらえるだけで、犬は幸せがるものよ。

もっと楽しみなさいよ。

この八ヶ岳山麓の広大なこと。



正面中央には富士山が見えるはず・・・だけど、見えない。

こちらは茅ケ岳。



東京方面から中央道を来ると、甲府盆地を過ぎたら見えて来る。

ニセ八(ヤツ)とも。八ヶ岳に似ているから。

「かわいそうな名前だね」と感想を述べるドガティ君。



さらに歩く。



はるか下に見えるのが富士見ペンション・ヴィレッジだ。



これは何?



コリン・フォスターさんの作品だそうだよ。



「あちらが甲斐駒、こちらが諏訪湖」とドガティ君に妻が教えている。



しかしドガティ君は関心がない。

「おかーさん、そろそろ行きましょうよ」



はいはい、わかりましたよ。



サッサと帰りましょう。

天空カートに乗って。



この線に沿って走る不思議な乗り物。



麓の乗り場に戻って来た。



隣の原村にある山荘に戻りましょう。



ワンコもOKな天空のカートは富士見高原にありますよ。



ドガティ君とは異なり、もっと何でも喜べる普通のワンコの飼い主さん、ぜひ天空カートをご利用ください。

【つづく】



コメント (12)
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