「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

八ヶ岳西麓原村(9) 信玄の棒道の甲州側をドガティ君と歩く

2021-05-09 12:00:27 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
ドガティ君はクッションをうまく使って腰のストレッチ。



今日もお出かけだよ。



クルマですぐだ。

国界(信州と甲州の境目)の信州側である。



武田信玄の軍用道路である棒道をドガティ君は以前歩いたことがある。

しかしそれは国界から信州側の棒道だった。

今回は国界から甲州側の棒道を歩く。

「棒道って面白いんですか?」とドガティ君が尋ねる。



面白いと言えば面白いし、ただの山道とも言えるし。



下の画像に見える木製の橋が甲六川の谷を横切って付けられている。この甲六川が現在では長野県と山梨県の県境をなしている。



ドガティ君、君が今座っているところが県境だよ。



何かうれしいことがあるの?

甲六川ってご覧の通り、小さな谷川だ。今は水も流れていない。



広大な信州と広大な甲州の境界というには、あまりに小さい川だ。

有力な説によると・・・この高原地帯において信州と甲州の境界は、古くはもっと北にある立場川だったらしい。実際、立場川はもっと大きく、現在は富士見町と原村(どちらも長野県諏訪郡)の境界をなしている。つまり大昔は富士見高原の多くの部分って、甲州側の土地だったということなる。



「そんなことはどうでもいいから、早くウォーキングしませんかぁ?」



ここは広いですねー。



同じ棒道でも、この甲州(北杜市)側は、信州(富士見町)側よりやたら幅が広い。



しかも馬が通るらしい。



画像(↓)にあるように、ニンゲンや犬が歩くところに並行して、ウッドチップを敷いた馬用の道がある。



こちらの画像(↓)の方がよくわかるかな?



これが本物の馬糞。



トンネルを越えてもまだ続く。



三分一湧水の方まで歩けるからね。かなり長いのだ。

途中のトイレも完備。



火の見跡。第二次大戦後のことだが、山火事を発見するための火の見櫓がかつてあったらしい場所だ。



小淵沢カントリークラブだ。



こんな気持ちいいところをゆっくり歩いて行く。



来て良かったね。

小淵沢は乗馬が盛ん。



ドガティ君は生まれて初めて馬を見た。



「大きな犬だねぇ」くらいに思っているのかもしれない。

静かに見送っていた。



まだ続くよ。

これで何本目の川かな。また橋を渡る。



犬にとって歩きやすい道だ。

犬連れで山麓を散歩したい人には最適だよ。



あちこちで匂いをかぐために立ち止まる。



全然進まないね。

あ、千手観音。



この棒道沿いには何体もの観音様が置かれてある。

江戸時代のものだそうだよ。



ドガティ君はサクサク歩いている。まだ疲れてないみたいだ。



あらまた川だ。水はないけど。



甲斐小泉まで行くか、止めるか、悩むところだな。



なにせクルマまでまた戻らないといけない。

やって来たのと同じ距離をまた戻るのだ。



気持ちいい道だからね。ずっと歩いていたい。でも帰らないと。さきほどからそれで悩んでいる。



「あ、おとーさん、また何かあったよ」



また観音様だ。



さっきのは十六番で、今度のは十一番。間は欠番?(笑)

さあ、そろそろ戻りましょう。もう相当来ましたよ。



で、どんどん来たのと同じ道を戻る。

いい道だねぇ。みなさん、おススメしますよ。歩いてみてください。



靴がほこりだらけだ。



はい、ウォーキングは終了。

ドガティ君もよく歩いたね。



帰りは途中で富士見高原のカントリー・キッチンに寄ってパンを買いましょう。



なんとなく楽しい気分になる、古めかしいパン屋さん。



もう夕方なので、パンはかなり売れてしまっている。



とりあえずハイジ(パンの名前)を買いましょう。



このパン、おいしいのです。

山荘のある原村に移動しましょう。

あっ、おっこと(乙事)の交差点だ。



おっことと甲斐駒。

見事な眺め。

宮崎駿のもののけ姫に出て来る乙事主(おっことぬし)の名前は、ここの地名である乙事(おっこと)から来ている。



どうぞ、ご覧ください(↑)。

富士見高原周辺のあちこちの地名が、あの映画に出て来るキャラクターの名前として、よく使われているのだ。

戻って来たぞ、原村。 阿弥陀岳が見えたら、原村だ。



こちらは原村のパン屋さんで、BARN。



今日はすでに先ほどパンを購入しているので、横を通っただけ。BARNには入らず。

山荘に到着。



ドガティ君も疲れたでしょう。

外の気温は1度だ。



寒いねぇ。

【つづく】
コメント (20)
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