あぁ~、また来たな。すごく嫌な封筒だ。神奈川県自動車税管理事務所。
だいたいは5月上旬にやって来て、月内に納付せよという自動車税。

自動車税の額は、同じ自家用であれば以下の2点で決まって来る:
1.エンジンの内容
2.新車登録された時期
神奈川県のホームページにある自動車税の額の一覧表を見ましょう。

私の愛車はガソリン・エンジンで2.5リットル弱のものだ。昨年の自動車税の税額は昨年の4月1 日に決まり、その時点のクルマの所有者に自動車税が課される。その時点では私の愛車は登録から13年を経ていなかった。だから昨年同時期に私が支払った自動車税は①の45,000円だった。
しかしその後すぐに登録後13年を超えたので、今年の税額は「15%重課」扱いで②の51,700円となった。
表の上で左から右へ、税額が変化したのである。私の愛車も累積走行距離がついに100,000kmを超えたくらいで古いのだ。古いクルマにはジューカ(重課)。

この自動車税の額の決め方って、単純に「古いクルマは環境的に悪である」という発想から来ている。
しかしねえ、もし同じエンジンを持つクルマが各種あったとして、以下の2者のクルマ生活スタイルのどちらが環境的に悪いだろうか?
1.古いクルマを15年間維持しながらも買い物等の用事にのみそれを使い、わずかな距離しかクルマに乗らないAさん
2.新しいクルマを短期間で次々と買い替え、遠距離ドライブに毎週出かけ、累計で相当な走行距離を乗りまわすBさん
なんてブツブツ言ったりして。
今やSDGsを考えて皆が行動しなければならないわけで、古いガソリン・エンジンのクルマなんて、やがて消え去るのみであることはほぼ確実・・・。自動車を保有しているだけでかかるこの自動車税の他にも自動車関連の税はあるしガソリン税もあるわけで、それらを含めてこの自動車税も決められているのだから、これは仕方ないことなのだと理解しておきましょう。
文句はこれくらいにして、さて、お支払いはどうしましょう?

1.SGDsを言うなら、感染症対策的にも、エネルギー浪費的という意味でも、銀行や郵便局あるいはコンビニの窓口で現金により納付するのはSDGs的ではない。
2.昨今はせめてATMを使いペイジー(Pay-easy)で納付ってことにもなっている。しかしATMというものも最終的には世の中からなくなって行くものであり、あまりSDGs的ではない。
3.クレジットカードで、自宅のPCかスマホを使って支払うってのもあるが、それはなぜか追加的に手数料がかかる。
4.やはりここはインターネット・バンキングで、スマホか自宅のPCで処理するのが、現金を動かさず、人も動かさず、店舗も紙も不要でありSDGs的には良さそうだ。当方にとっての新たなコストも発生しない。
ということで、最後の方法で納付を完了。この方法がいやなのは、手元に領収書が残らないところだ。でも納付番号はあるのでそれを控えておけばいいか。
これでまた1年間はこの税のことを忘れて、クルマに乗ることができる♪

政府も自治体も企業も個人も税制も、あらゆる行動においてSDGsを心得ていなきゃ、バカ。そんな世の中になって来た。
あらゆる人に平等なチャンスを! 人々の健康を確保し、貧困をなくし、環境を改善し・・・

SDGsのG、ゴールはたくさんあるよ。
でもびっくり!
ベストセラー新書の人新世の「資本論」。斎藤幸平先生の著書だ。

SDGsは「大衆のアヘンである」!と冒頭でぶちかますので、斎藤先生はトランプ元大統領みたいな人かと思ったら、逆だった。
「SDGsウォッシュ」、つまりSDGsをお題目のように唱えてそれをなぞっているだけじゃダメよ、ってのが斎藤先生の主張らしい。

エコバッグ買って、ハイブリッド車に買い替えた・・・「その善意だけなら無意味に終わる」と斎藤先生は言う。
読んでみましょう。
20世紀後半の最初の方で生まれた私にとって、21世紀に入って20年ほど経った今になって、いろんなことが根本から変化するのはなんだかちょっと怖いのだけれど、考えてみれば、世の中って常に不安定なものだったんだろうねぇ。
斎藤先生の著書に紹介されていた米国の機関Climate Centralのウェブサイトを見てみた。
自分でシナリオをいろいろと変えて、自分が関心がある地域の遠い将来の水没しそうな地域を見ることができる。
あくまで最悪なシナリオを想定してのことだが、2100年のことをシミュレーションしてみた。万が一のことがあれば、水没しそうな地域は赤く塗られたところだ。

その時自分は生きてはいないだろうが、いやな話だ。
ということで、このままではヤバい。
自動車税の話が最後はSDGsの話になってしまった。
だいたいは5月上旬にやって来て、月内に納付せよという自動車税。

自動車税の額は、同じ自家用であれば以下の2点で決まって来る:
1.エンジンの内容
2.新車登録された時期
神奈川県のホームページにある自動車税の額の一覧表を見ましょう。

私の愛車はガソリン・エンジンで2.5リットル弱のものだ。昨年の自動車税の税額は昨年の4月1 日に決まり、その時点のクルマの所有者に自動車税が課される。その時点では私の愛車は登録から13年を経ていなかった。だから昨年同時期に私が支払った自動車税は①の45,000円だった。
しかしその後すぐに登録後13年を超えたので、今年の税額は「15%重課」扱いで②の51,700円となった。
表の上で左から右へ、税額が変化したのである。私の愛車も累積走行距離がついに100,000kmを超えたくらいで古いのだ。古いクルマにはジューカ(重課)。

この自動車税の額の決め方って、単純に「古いクルマは環境的に悪である」という発想から来ている。
しかしねえ、もし同じエンジンを持つクルマが各種あったとして、以下の2者のクルマ生活スタイルのどちらが環境的に悪いだろうか?
1.古いクルマを15年間維持しながらも買い物等の用事にのみそれを使い、わずかな距離しかクルマに乗らないAさん
2.新しいクルマを短期間で次々と買い替え、遠距離ドライブに毎週出かけ、累計で相当な走行距離を乗りまわすBさん
なんてブツブツ言ったりして。
今やSDGsを考えて皆が行動しなければならないわけで、古いガソリン・エンジンのクルマなんて、やがて消え去るのみであることはほぼ確実・・・。自動車を保有しているだけでかかるこの自動車税の他にも自動車関連の税はあるしガソリン税もあるわけで、それらを含めてこの自動車税も決められているのだから、これは仕方ないことなのだと理解しておきましょう。
文句はこれくらいにして、さて、お支払いはどうしましょう?

1.SGDsを言うなら、感染症対策的にも、エネルギー浪費的という意味でも、銀行や郵便局あるいはコンビニの窓口で現金により納付するのはSDGs的ではない。
2.昨今はせめてATMを使いペイジー(Pay-easy)で納付ってことにもなっている。しかしATMというものも最終的には世の中からなくなって行くものであり、あまりSDGs的ではない。
3.クレジットカードで、自宅のPCかスマホを使って支払うってのもあるが、それはなぜか追加的に手数料がかかる。
4.やはりここはインターネット・バンキングで、スマホか自宅のPCで処理するのが、現金を動かさず、人も動かさず、店舗も紙も不要でありSDGs的には良さそうだ。当方にとっての新たなコストも発生しない。
ということで、最後の方法で納付を完了。この方法がいやなのは、手元に領収書が残らないところだ。でも納付番号はあるのでそれを控えておけばいいか。
これでまた1年間はこの税のことを忘れて、クルマに乗ることができる♪

政府も自治体も企業も個人も税制も、あらゆる行動においてSDGsを心得ていなきゃ、バカ。そんな世の中になって来た。
あらゆる人に平等なチャンスを! 人々の健康を確保し、貧困をなくし、環境を改善し・・・

SDGsのG、ゴールはたくさんあるよ。
でもびっくり!
ベストセラー新書の人新世の「資本論」。斎藤幸平先生の著書だ。

SDGsは「大衆のアヘンである」!と冒頭でぶちかますので、斎藤先生はトランプ元大統領みたいな人かと思ったら、逆だった。
「SDGsウォッシュ」、つまりSDGsをお題目のように唱えてそれをなぞっているだけじゃダメよ、ってのが斎藤先生の主張らしい。

エコバッグ買って、ハイブリッド車に買い替えた・・・「その善意だけなら無意味に終わる」と斎藤先生は言う。
読んでみましょう。
20世紀後半の最初の方で生まれた私にとって、21世紀に入って20年ほど経った今になって、いろんなことが根本から変化するのはなんだかちょっと怖いのだけれど、考えてみれば、世の中って常に不安定なものだったんだろうねぇ。
斎藤先生の著書に紹介されていた米国の機関Climate Centralのウェブサイトを見てみた。
自分でシナリオをいろいろと変えて、自分が関心がある地域の遠い将来の水没しそうな地域を見ることができる。
あくまで最悪なシナリオを想定してのことだが、2100年のことをシミュレーションしてみた。万が一のことがあれば、水没しそうな地域は赤く塗られたところだ。

その時自分は生きてはいないだろうが、いやな話だ。
ということで、このままではヤバい。
自動車税の話が最後はSDGsの話になってしまった。