「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

八ヶ岳西麓原村(5) 雪中行軍の如き散歩と I 財閥の I さんがくれたお酒

2022-01-07 20:21:22 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
まだまだ続く、寒い山荘生活の話。

音楽は八甲田山♪


暗い音楽だな・・・。

諏訪大社から山荘に戻ったら、ドガティ君の散歩の時間が迫ってきた。


外は雪。

山荘の近所を歩くだけにしましょう。

体を左右にブルブルッと振って、自分の体に付く雪を落としているドガティ君。


しかしまあよく降るねぇ。


すでに何台かはクルマが通っているところで、かつ路面の上はどこも凍っていない。

そういう時は、そのタイヤ跡を歩いて行けば楽なのだ。

しかし敢えて雪が深々とあるところ(↓)を歩いて、先へ進めなくなって当惑するドガティ君。


ヘンテコリンでおかしいドガティ君。

そんなことしたら、疲れるだけですよ。

タイヤの通ったあとを歩きなさいよ。その方が楽だよ。

「そっかなー」とドガティ君は首をかしげて考える。


やっと理解したようで、ドガティ君もクルマが圧雪したあとを歩き始めた。


「こんな降雪中に散歩しないとダメなんですかねぇ」と不満気なドガティ君。


どんなに極寒の地を苦労して歩いても、いつもように楽しいボール遊びができる訳ではないということを悟ったドガティ君の表情は冴えない。

「おとーさん、恨みますよ」


いいじゃないの。

君は、鎌倉からわざわざ持って来た防水・防寒着を着ているんだよ。

君は、「雪」って古くからある童謡を知らんのかね?

いぃ~ぬは喜び♪
庭駆け回り♪

君も犬なら、この美しい風景をもっと喜びなさいよ。


「ボクは、雪なんて興味ないです。ボールが好きです」


気分は八甲田山だ。

「おとーさん、本当に寒いんですけど」


「ボク、涙が出てきました」

「全然楽しくないんですけど」


「辛いだけです。もう引き返しませんか?」


大雪の中、こけもも平を通過中。

今も販売中。20年以上の長きにわたり、販売中だ。


ドガティ君、もうちょっとで山荘だよ。

頑張りましょう。


降るなあ。

この瞬間に山荘に到着したら人は、駐車スペースを確保してクルマを停めるだけで大変だろうね。


もうちょっとで到着だよ。

がんばれ、ドガティ君。


下の画像で、絶望的な表情をしたドガティ君の前の坂の上に見えるのが、我が山荘である。


「峠の我が家」って言える場所にあるんだ。

「おとーさん、やっと帰りましたね。もうこんな散歩は止めましょうね」


人間2人と犬1匹の防寒着を浴室乾燥で乾かす。


靴に付着した雪が玄関で溶けるので、玄関はビショビショ。


よく生還したものだ。

建物とは有り難いものだね。

雨風を凌ぎ、中を温めることが出来る。


つららはどんどん長くなる。


諏訪大社さんからもらって来た鹿食免(かじきめん)。


今年もおいしいお肉を食べましょう。

内臓まで全部。

薪ストーブ前で温まるドガティ君。


I 財閥の I さんからもらったお酒。


I さんって、二回前のお話の「夜間スリップ事件」の時、私の妻とドガティ君と荷物を、私に代わって山荘まで運んでくれた親切な人のことだ。

その I さんは、私を助けただけじゃなくって、こんなお酒まで私にくれたのだ。

しかもドガティ君のおもちゃまで付けてくれたりしたのだ。親切過ぎる I さん。

(左から)
1.大信州の仕込47号純米大吟醸生原酒
2.VOTANO WINE ソービニヨン・ブラン
3.DOMAINE KOSEI メルローのロゼ

全部高そう。さすが I 財閥だ。

いいものもらっちゃったなあ。ワインはどちらも初めて飲むものだ。どちらも塩尻で作られている。


まずは大信州から飲んじゃう。


旨いねぇ!

大信州って酒は知っているけど、こんなハイレベルな生酒は買ったことがないな。

I さん、どうもありがとうございます。


感謝します。

「あぁ~疲れた」「雪中行軍は嫌い」とドガティ君。


【つづく】
コメント (12)
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