「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

八ヶ岳西麓原村(9)元日の遅い日の出とともにに聴くベートーベン交響曲第9番

2022-01-12 11:15:10 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
元日の朝。最低気温はマイナス13度。

やっと今年の話になったよ。



ところで、なぜか第九は大みそかに聴くものと決まっているらしい。

第九ってBeethovenのSymphony No.9ね。なぜかこれだけは番号で呼ばれることが多い。

じゃ、我が家もそうするかとそのCDを山荘に持参した。

しかし大みそかはあわただしく、第九を悠長に聴いている時間はなかった。

ということで元日の朝から第九を聴こう。

カラヤン先生指揮のBPO、1970年代の録音だ。


YouTubeで1968年の録音をどうぞ♪


途中から入るよ。

毎日寒いよねぇ~。


八ヶ岳西麓ってだけあって、西に向かって下がる。西の空は赤い。


東の空はまだ暗い。


ここはスグ東に八ヶ岳があるから、日の出は遅い。

西の空が先に明るく見えるのだ。この日もそうだった。


元日の朝、我が家は簡単にそれっぽいものを食べる。


どうせ翌日には鎌倉に帰るし。

あわただしいのです。

元日の朝からパンを齧ってるし。


山荘内に残るものは全部食べて、翌2日にはさっさと帰りましょう。

このクルミ入りパン、おいしいよ。元日にはクルミ入りパンをどうぞ。


このオリーブもいい。中にアンチョビが詰めてある。


お正月だから、お酒。お正月に限らず、いつもだけど。


諏訪の酒、横笛を飲みましょう。

伊東酒造の酒だ。でもなぜかダイヤ菊・・・。

いいのいいの、細かいことは。

「ボクもアンチョビ入りオリーブが食べたいなぁ~」


「その隣のサーモンか生ハムでもいいのになぁ~」

「お正月って、つまらないなぁ~」


ドガティ君、キミはフードだけを食べていればいいの。

この容器にはいつも彼が食べているフードを細かくしたものが入っていて、お利口にしていると、彼はその砕かれたフードをもらえる。



彼はニンゲンが食べるものを食べたことがない。

ということで、彼は特にすることもなく、何ももらえないので、ただ静かに寝るのでした。


温かいでしょ。

それで十分でしょう。


お、やっとだよ。斜め向かいのお宅の後ろから初日の出だ。


八ヶ岳山麓のパラドックスってご存じ? 八ヶ岳が好き過ぎて八ヶ岳山麓を這い上がって八ヶ岳に近づくほど、八ヶ岳は見えず、西麓では日の出が遅くなり、東麓では日の入りが早くなる。

そんな場所でも2022年最初の太陽が高くなってゆくね。


聴け、ベートーベンの歓喜の交響曲を!♪

空気は冷たい。

青い空。


西の空がどんどん明るくなって来た。


新しいスタッドレスタイヤを使ってドライブしたくなるけれど、元日はどこへも行かない。

このまま山荘に籠る。そして翌朝には鎌倉へ帰る。


これ(↓)、何ですかね。何の足跡ですかね。


足を引きずるように歩くのは鹿?

誰なのでしょう。


カモシカ?

わかりませんねえ。

ではもうちょっと判り易いクイズを。

下の画像の、この足跡は何の動物の足跡でしょう?


答えを聞いたらつまらないよ。

答えは・・・・・ドガティ君でした。

ちなみにこれ(↓)は、私のです。


寒いですねえ。

つららがますます長くなっている。


これで翌日に鎌倉に戻るのはちょっと寂しいな。


でもそのちょっと滞在が足りないなぁ・・と思うくらいが、ちょうど良いのかもしれない。


毎回、帰るのが近づいてくると、私はなんだか不機嫌になるのでした。


これは水道のメーター。


ホース格納庫。


こちらはその隣の消火栓。


山荘の近くに消火栓があるって、ちょっと安心。

冬の山の空だねえ。


元日は静かに藤原先生の本を読む。


藤原先生は自分の幼少の頃の写真を見てこう語る。

「自分の美貌のピークは、0歳から10歳にかけての頃だった」

「高校生から大学生の頃になると神経質そうに見えるようになり、地球上のすべての女性から無視されていた」

「その頃の写真を後になって見た妻や息子は『気持ち悪い』とさえ言う」


藤原節だね。

この先生は、自分を持ち上げたり、落としたりする。

順不同で画像を出して来た山荘滞在記も、次回で終わりますよ。



【つづく】
コメント (18)
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