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たかの由梨ビューティクリニックで、通報者保護法違反?のニュースが流れた。つい最近のことだから覚えておられる方も多かろう。通報者保護法は、内部告発があった場合、その内部告発者に不利益になることがしてはならない、という法律だ。
ニュースの中には、たかの由梨本人らしい音声まで録音されているものもある。これが本人ならば、この方、有名かもしれないが、経営者としては失格である。「法律通りやると、会社が潰れてしまうのよ~。それでいいの?」との声。
「法律を守って、それでも利益を出すのが経営者の仕事」なのである。守れなくて潰れれば、それでもいい。従業員は解雇されるが、世の中には需要はあるんだから、多くの従業員は再就職できる。経営者が路頭に迷うだけなのだ。
この会社、従業員が千人を超えているそうだ。中小企業基本法では、中小企業は従業員が300人以下である。(ほかにも基準はあるが)この定義からすると、この方は、大企業の社長さんだ。経営者の自覚がないね。聞くところによると、この方、かなりリッチな生活をしているらしい。
これじゃ、何を言っても、世間は味方に付いてくれないね。中小企業診断士の私としては、最も嫌いなタイプである。(写真の書籍は、本文とは関係ありません)
この通報者保護法という法律、個人情報保護士や企業情報管理士の受験をしたときに、詳しくなった。また私もサラリーマン時代、この法律に従って案件を扱ったこともある。
実は、私の企業管理者研修講座では、リスクマネジメントとして、この通報者保護法の話もしている。しかし、適当な、わかりやすい例がなかったため、実例を入れた法律の説明をしていなかった。今回の場合は、有名企業だし、ネットにも掲載されているから、説明がしやすい。これからこの例を説明をしようかな。