ある建設会社さんからの依頼で、土木施工管理技士2級の講座をスタートした。土木2級は、学科、実地が同日に行われる。従って、両方の科目の準備が必要だ。
土木2級の合格率は、昨年は学科が約50%、実地が約30%と、それほど難しい試験ではない。今建設業界は人手不足で、土木1級を持つ監督は年収1千万円でリクルートされている。土木2級はそのたまごという訳だ。
年収も良くが、人手不足なのは、この試験は、学校で建設関係の指定学科を卒業しているか、かなりにの験年数が必要なため、簡単に受験資格が得られないのが原因だ。人材は計画的に育成しないと育たない。
さて、今回の講座だが、実は7月からスタートした私の動画ネット講座をベースにしている。この出張講座の受講生は、ネット講座も視聴することができるようになっている。そのため、講座を欠席した場合でも、補講がネット講座で聴ける。この辺が特徴だ。
初日は、ミニテストの後、土木一般の土工、コンクリート工、基礎工、専門土木の道路・舗装を講義、そして最後は経験記述の練習。尾瀬の山から尾を引いてる風邪の調子が良くならず、朝は全く声が出ない、講師になってもハスキーで声がきちんと出ない。それでもお茶を3本飲んで、無理やり声を出して講義。
講座は全部で4日間、10月25日の本試験に向けて、受講生の皆さん頑張って!