資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格は2年前倒しで達成、今年は百名山完登が目標、徒然なるままに書いていきます。

ステークホルダーとは

2015年08月21日 | 中小企業診断士資格とその活用
ステークホルダーの経営学―開かれた社会の到来
クリエーター情報なし
中央経済社

 ステークホルダー(英: stakeholder)とは、企業・行政・NPO等の利害と行動に直接・間接的な利害関係を有する者を指す。日本語では利害関係者という。具体的には、消費者(顧客)、従業員、株主、債権者、仕入先、得意先、地域社会、行政機関など。(以上、ウイキペディア「ステークホルダー」より。

 そしてたいていの大企業は、CSRのコーナーなどでステークホルダーとの関係を大事にしていきます、というふうにホームページで広報している。

 

 上の写真は、先日見かけたある会社の駐車場の看板である。真ん中が剥げているが、「お客様」と「搬入業者」が駐車禁止だ。

 この会社の経営者は、たぶんステークホルダーという概念を知らないんだろう。お金をもらう方は「様」付け。お金を払うから「様なし」だろうか。とすると、株主や、従業員なども、地域社会(こちらは税金や寄付などを払う)も「様なし」になるんだろうか。きちんと会社のステークホルダーを理解しているとこうはならないが。

 私もサラリーマン時代、若い頃は、お客様は上に観て、取引先は下に観ると、私の会社では当然に思われていた。最近だろうか、CSRなどの概念が入って来て、ステークホルダーを意識するようになって、取引先に「様」を付けるようになったのは。他山の石としたいものである。