天才! 成功する人々の法則 | |
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講談社 |
一万時間の法則というのを発見した人がいる。本書の著者だ。才能のあった著名人の若い頃の行動を調べたものだ。共通しているのは、その才能や技量を1万時間磨いていることだった。ビル・ゲイツのプログラム作成時間、アップル創立者のスティーブ・ジョブスも同じだ。売れない頃のビートルズの演奏時間もそうだ。
本書にはないが、才能のない人はどうだろう。普通の人、つまり我々だ。世界的ではなく、その企業、あるいはその職場でナンバーワンになっているはずだ。1万時間といえば、年間労働時間を2千時間とすれば1万時間÷2千時間=5年である。5年間、一つの仕事を一生懸命に努力すれば、その職場で周囲から認められるナンバーワンになれる。これなら納得でしょう。
皆さんの周りにはナンバーワンの方はいますか。えっ、俺がナンバーワンだって。それならもったいぶらずに周りにどんどん仕事を教えてくださいな。