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トヨタ生産方式―脱規模の経営をめざして |
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ダイヤモンド社 |
名古屋に来たついでに翌日は、トヨタの工場見学へ。名鉄名古屋駅から、知立(ちりゅう)で乗り換え、土橋へ、最後はタクシーでトヨタ会館に到着。
トヨタ会館正面玄関
まずトヨタ会館の見学、トヨタ車のコンセプトや、最新のクルマ、トヨタ生産の歴史と進む。究極のエコカー、燃料電池車「MIRAI」も展示されている。トヨタ工場の見学は本日約600名、すごい!欧米人から中国人の団体、小学校の団体、家族連れまで多彩だ。
トヨタ会館、燃料電池車
トヨタ会館、燃料電池車
11時からバスに乗って元町工場へ、バスの見学者も満席だ。ここから写真撮影は不可。組み立て工場では、トヨタ生産方式を見学。自動ピッキング、かんばん、ひもスイッチ、あんどん、ドアレス工法などの説明を受ける。そういえば中小企業診断士の受験時代、運営管理科目で、出てきたなあ、当時はあんまりよくわからなかったが、実物を先に見て説明を受ければすぐわかったのに。
TPSの説明、トヨタ会館にて
トヨタ生産方式、トヨタ会館にて
途中、従業員の教育訓練ゲームがある。見学者もチャレンジできる。いくつかあったが、私は「ミネソタゲーム」に挑戦。赤と黄色の裏表のオセロゲームのコマのようなものが約20枚、早く全部ひっくり返す時間を競う。工場の名人は14秒、私は16秒、もうちょっとだ。これ、指先の器用さの訓練なんだろうか。ほかに技能士資格の証書が飾っている。資格か、興味をそそる。
溶接工場では、工業用ロボットが人間の手のように動く。こちらはニッサンの工場で見たな。ということでトヨタ生産の見学は、経営と技術を語るときは、一度は見ておいた方がいい工場だ。見学は無料、所要2時間だ。見学記念にトヨタの理念「よい品、よい考」のボールペンを戴き、帰京する。
明日は、そのトヨタのバックキャスティングについて、です。