資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格は2年前倒しで達成、今年は百名山完登が目標、徒然なるままに書いていきます。

建設研は外国人労働者問題

2019年04月07日 | 診断士活動(研究会)

 金曜日の建設業経営研究会は、会員によるパネルディスカッション、テーマは「外国人労働者問題」だった。メンバーは診断士のほか、弁護士、社労士など多士済々である。私は久ぶりの出席、会費も払わないといけないし、来月は総会で会計監査しないといけないので出席。

 そして研究会はパネルディスカッション、この形式は準備に時間がかかるため、なかなかできないが、今回は自分の知ってることを各々しゃべっている。建設業界は他の業界と同じく、人が足りない。数年後には途方もなく足りない。診断士は、中小企業経営者に的確なアドバイスをしないといけない。その点で今回の企画はタイムリーだ。

 しかし、聴衆の一人である私の方は、前提知識が不足している。トクイチ、トクイチと出て来るが、よくわからない。人材不足は埋まらないとか、現在違法な外国人が新法に移ってくるとか、よくわからない。また資料がないため、数字も出ない。従ってどうもピンと来なかった。私は消化不足で終了。

 そこで、今日は、外国人労働者の基本事項を学習した。初めは厚労省のデータ。外国人労働者はこの10年ドンドン増えている。黄色の資格外活動とは「留学生」だ。次の黄緑色は「技能実習生」、これ大勢が行方不明になってるやつだ。そしてオレンジは専門的・技術的分野」、これはわかる。一番上は「身分に基づく在留資格」、結婚だとか、配偶者が日本人とか、幾つかのハードルを越えて帰化したとかだ。このうち問題になってるのは、留学生と技能実習のようだ。

 

 さて、4月からの新法は、単純労働を受け入れる。下のパネルだ。(資料はjiji.comより)14業種で5年間、これをトクイチと呼ぶ。トクニはこれからの議論だそうで、当面は具体的じゃないらしい。トクイチは、移民ではない。「出稼ぎ」だ。移民問題は、政府としては国内で拒否反応があり、まだ触れてもいないらしい。

 しかし、このトクイチでも受け入れ人数は、減少する日本人に比べて、まだだいぶ少ない。これ、どうやって埋めるんだろうか。現在、違法状態で働いている外国人が移動してくる、という話も出ていたが、私はまだよくわからない。

 外国人の受入れ方法も、公的な団体が動いてるとか、特定国と契約するとか、私は、まだまだ分からないことが多い。私は、直接外国人雇用のアドバイスなどはやっていないからまだノンビリしてるが、切羽詰まっている診断士も沢山いるはずだ。情報交換して、勉強していこう。今日は基本のキ、でした。