資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

石垣の盛岡城

2021年05月18日 | 城郭検定資格とその活用

 全国各地で非常事態があちこちで発生している。しかし、丸一年、毎日、コロナのニュースじゃ、もう皆、疲れてくるよね。ということで、一番影響の少なさそうな、東北のお城巡りの旅に出かけた。

 初めは、盛岡城、JR盛岡駅から徒歩だ。その前に裁判所の庭にある石割桜、青春の歌、青い山脈の歌詞にも出て来るあの石割桜だ。もう桜は散っているが、確かに石を割っているように見える。

 そして、櫻田神社へ。ここには同じく岩、烏帽子岩という岩がある。ご神体かな。これも確かに烏帽子に見える。

 お隣の「もりおか歴史文化館」で、百名城のスタンプを押し、歴史館に入場する。先にお城の予備知識を得ないと、お城を回ってからじゃ、もう遅いことがあるからね。

 そして、いよいよ登城。盛岡城は、残っている建物はほとんどない。あるのは東北で珍しい、石垣だ。それもこの石垣、かなりの高さだ。三の丸、二の丸と順に進む。石垣は確かに見事だ。

 写真のように、花崗岩の大きな転石が露出している箇所がある。もともとこの小山には、自然石があったんだな。

 崩れないように、抑え盛土のように、横に補強石垣が積まれている場所もある。

 そして、本丸。誰かの銅像の台座だけが残っている。後日調べると、日露戦争での南部中尉の銅像があったが、太平洋戦争で供出して、そのままになっているのだという。今は、ちょっと間が抜けた感じ、何とかならないかねえ。

 それ以外、本丸には何も残っていない。本丸は小高い丘の上、岩手山が薄っすらと顔を出すが、コンクリートの建物と樹木が邪魔になって、いい写真が撮れない。

 

 石川啄木の歌碑がある。黒っぽいため、写真にはよく映らない。何が書いてあるがよくは読めないが、啄木が十五歳の時に、この城を詠んだそうだ。

 最後に、下城して、下から、石垣を一枚。このお城は、「石垣」が印象に残ったお城でした。

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