夏の北アルプス縦走に向けたトレーニングを始めた。場所は埼玉県内、大持山~小持山~武甲山だ。一之鳥居までタクシーで入る。駐車場は平日だがほとんど埋っている。そしてまずは、妻坂峠へ、ここから大持山への急登へ。新緑が美しい。
大持山は3回目、以前は、昨年3月と12月だ。3月はガイドさんに連れられてきたが、風が強く山頂で吹雪かれた。12月は夫婦二人連れだったが、天候が悪く風もあり寒かった。
今回は快晴、夫婦二人連れ。昨年よりかなり早く山頂に到着。風もなくちょうどいい気温だ。ここで早めの昼食を戴く。山頂の写真、少し瘦せたかな。
大持山から小持山の稜線は、岩が多い。中には三点確保しないと登れない場所もある。疲れるが、実はこれが楽しい。写真の奥、岩の割れ目を入って登っていく。
本日2つ目の山、小持山に到着、ここでは、武甲山が雄姿を見せる、新緑で美しいな。
一旦、急な下りを下りて、シラジクボへ。時間を観て、今日はいいペース、エスケープルートを使わずに、武甲山に登る。再び急な登りだ。この登りは、二度目、前回はガイドさんに連れてきてもらったルートだが、その時は、きつい登りで遅れる人が続出、私は、初めて人を抜いて登るという経験をした。それまでは私は歩くのが遅く、抜かれっぱなしだったのだ。
イチリンソウが咲いている。それにバイケウソウかコバイケイソウの大群落だ。花が咲く頃は素晴らしいだろう、その頃にまた来たいな。
そして本日3つ目の山、武甲山に到着、珍しく山頂トイレが開いている。冬の間は締まっているんだがね。狛犬は、オオカミ。
山頂からの展望は素晴らしい、今日は秩父市内だけだが、朝なら谷川連峰も見えるはずだ。
そして下山、武甲山の下りは単調だ。丁目表示があり、山頂は51丁目。ここから数字が少なくなっていく。これだけが楽しみといえば楽しみだ。そして1時間半ほどで、一之鳥居に到着。ここから少し下って、タクシーを呼ぶ。一之鳥居じゃ、電波が入らないのが武甲山の難点だ。
祭りの湯に入り、西武特急で帰宅。帰りは、祭りの湯のカツ弁当に、ビール。普段は、あんまりビールなどは飲まないが、今日は車内で、夫婦で打ち上げ。累積標高差1,339m、所要7時間と、休憩を除くとほぼコースタイム通り、疲れたが充実した縦走であった。