資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

こうすれば絶対よくなる日本経済を読んで

2021年05月24日 | 読書感想

 

 標記の本をアマゾンで購入、手に取った。MMT論者の藤井聡氏と、朝ナマの田原総一郎氏の対談本だ。内容は一言で言うと、もっと財政出動して、コロナの補償や災害対策公共事業などをやれば、日本経済は復活する、日米英は、自国建て通貨だから、インフレをコントロールできれば、いくらでも通貨は発行できる、というものだ。藤井氏が田原氏を説得していく様子が分かりやすく書かれている。この内容なら、誰でも納得するだろうと思う。

 私は、藤井先生とは、MMTのケルトン教授が来日したときに、MMTシンポジウムでお目にかかった。もっとも私は一聴衆という立場だった。またその弟子であろう三橋貴明氏のブログのファンで、この方とは直接お会いして、名刺交換もしたし、お話もしたことがある。書籍も10冊以上読んでる。自分で言うのもなんだが、そのくらい緊縮・反緊縮とMMTは理解していると思っている。

 MMTに最も反対しているのは、財務省、筋金入りだ。諸悪の根源は緊縮財政の財務省だ。ただしコロナで最近、欧米諸国は、緊縮から財政出動にかじを切っている。特にバイデン政権は、巨額な財政出動をしている。バイデンの後ろの政治家にはMMTのケルトン教授がいるらしい。また、財政出動を一番理解して発展しているのは中国だ。日本だけが取り残されている。非常事態だってなんだって、補償すれば誰でも言うことを聞くし、景気も悪化しないのだ。日本の総理大臣は、なぜそれがわからないのか。

 ただ、最近は、本書の田原総一郎氏や学習院大教授の伊藤元重氏など、財政出動派に転じている人が増えてきた。政治家のツイッターでは、あんどう裕氏にように、財政出動派にも出くわすようになってきた。思い出したが、ツイッターで、リフレ女子さんの内容は面白い。この方の記事はうんうんと言いながら私、毎回、♡マークを押している。

 私自身はもう65歳、この先あまり長くはないが、若い方は、まだまだ人生は長い。早くMMTが一般の方にも広まって、日本経済を復活して貰いたいものだ。

コメント
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