南東北のお城シリーズ第3回。仙台から高速バスで山形へ。山形駅から歩いて山形城へ、この山形城は別名「霞城」(かじょう)という。お城は復元の櫓と橋だけだ。あとはお堀に石垣。本丸御殿はかかり立派なものがあったそうだが、今は何もない。
南門から入城する。
入城後、雁木(がんぎ)がある。雁木とは、お城の内側から石垣に登る階段だ。検定2級の問題で何度も出てきたが、ほんものを見るのは実ははじめてだ。
そして、本丸一文字門、復元の建物だが、結構立派だ。
お城の最後に見たものは、山形藩の藩主の変遷。慶長五年の最上義光は、関ヶ原の功もあってか、五十七万石だったが、その後、藩主が変わるたびに、石高が減ってきて、最後は五万石まで減っている。こんなにも減っていくもんだろうか?