資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

裏銀座シリーズ3~日本百名山鷲羽岳

2021年08月28日 | 登山&自然系資格とその活用

 裏銀座第三日、朝6時双六小屋を出発。小雨、前日1400mほども登っているため、脚の疲れが残っている。ツアーの他の人たちは平気のようだ。

 ガイドさんの予想で、今日は朝雨だが、昼前・午後に晴れ間がある、明日は終日天候が悪い。従って、予定を変更して、巻き道を通って急ぎ、今日登る予定の鷲羽岳と明日の水晶岳を、二座とも今日登るそうだ。まあ、そうかと従って歩く。

 双六岳を20分ほど登り、巻き道に入る。巻き道とは、大きな登り降りのある山頂を避けて通る道、体力を使わない道のこと。鷲羽岳の登りは、体力を使うため、ここは温存する。相変わらず小雨だ。小さな登り降りを繰り返すが、霧で周囲がよく見えない。

 出発から3時間ほどして、三俣峠に到着。相変わらずガスだ。三俣蓮華岳山頂がそばだが、通過する。

 三俣小屋近くの道標。我々の進む鷲羽・三俣山荘のほか、雲ノ平、黒部源流、双六・黒部五郎岳などの分岐だ。

 ここから一旦下って、三俣小屋へ。このあたりで雨も上がり、ガスが少なくなり、展望が開けてくる。小屋で水の補給などで休憩する、10時だ。

 こちらは三俣蓮華岳方面の展望。

 真正面にこれから登る尾根の見える、大きな鷲羽岳。

 ここから鷲羽岳の登り、鷲羽岳の尾根は、急登で約450m、ガイドさんもここはキツイという。今まで持ったことのない荷物(私は出発前に自宅で計ると8kg、それに水、食料、水分を含んでさらに重い)を背負って急登を登る。

 周りの風景は雄大だ。黒部五郎岳が目前だし、鷲羽岳の後方には、水晶岳の黒い姿が顔を見せる。黒部の源流も眼下だ。

(黒部五郎岳、カールが見える)

(ゴツゴツした水晶岳も顔を見せる)

 展望がいいのだが、荷物が重く、苦しい。表情は私が一番苦しそうだと、妻が言う。三点確保で手を使う場合はいいのだが、それほどでもない場合は脚だけで登る、これが辛い。 

(山頂近くの岩場、手を使うほどでもない)

 山頂近くで10mほども遅れ始める。遅れ始めたらそこで山頂だった。よかった。12時、標高2,924m。山頂の展望は良好。真下に火口湖が見える。山頂は我々のツアー以外にも登頂していて、結構混雑している。

 岩が保護色になっているが、ライチョウの姿が見える。(写真右上だが、写真ではどこにいるか判別しにくい)しばらく休憩して、山頂を後にする。この後は、ワリモ岳に、水晶小屋、水晶岳だ。続く。

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