第4日目は、水晶小屋から岩苔乗越を経由して、黒部源流を下る。何か所も渡渉する。水量が増えてはいるが、何とか通過できた。
そして黒部の源流碑から登り返して、三俣小屋へ。この三俣小屋、昨夜情報があり、従業員がコロナ陽性、月末まで臨時休業するそうだ。我々も昨日ここで休憩し、私はトイレを借り、水を補給した、でもそれだけだ、まあ心配ないだろう。
今日は、一日雨。昨日水晶岳に登っておいて正解だった。今朝は強風と雨だ。ガイドさんの選択は大正解。ここで添乗さんが、ツアー参加者の意見を聞いて、双六岳、三俣蓮華岳をパスして、双六小屋にまっすぐ戻ることにした。皆も昨日の百名山二座で満足している様子。双六岳、三俣蓮華岳は、また晴れてるときに来よう、とすんなり決定。
三俣峠近くで、ライチョウを発見。ライチョウはその名の通り、天候の悪い時でないと出て来ない。ガスってはいるが岩の上に乗ってる。
三俣峠に登り、三俣蓮華岳そばを通過し、巻き道へ。昨朝通った道だ。午後1時半に双六小屋に到着。皆着替えて、お茶を飲み、落ち着く。
翌最終日第5日は、双六小屋から、尾根を戻り、鏡平へ、鏡池で、槍がこのツアーで初めて顔を出す。そして、午後2時に新穂高に到着。平湯温泉で3日分の風呂を浴び、帰宅した。明日は、シリーズ最終回、山小屋生活、あれこれです。
(鏡平を下に見て下る)
(鏡池で槍が顔を出す)
(ゴール手前、山道が終わった地点、この後は砂利道か舗装道路)