さて蝶ヶ岳ヒュッテに泊り。朝3時頃に目が覚める。まわりは真っ暗、と言いたいところだが、窓からは、月明かりで、山々がわかる。この山は穂高だな。夜明けが待ち遠しい。
明るくなって、二階のベランダからサンダルで外に出る。穂高・槍ヶ岳が、すぐそばだ。
雲海の向こう、遠くに富士山、八ヶ岳だ。
安曇野の雲海から、ご来光だ。
北は、常念岳、奥に大天井、燕岳。
部屋に戻って支度をする。窓からは槍穂のモルゲンロート。
もう一度外へ。槍穂が美しい。槍穂までの距離が近いから、こんなに美しい風景が見れる。槍穂の展望台、たぶん、この蝶ヶ岳が一番だろう。
朝食後は、蝶ヶ岳山頂から、徳沢に降りる。蝶ヶ岳ヒュッテの全景。太陽光パネルが沢山貼ってある。でも昨日は受付で停電した。受付の方によると、曇ってると、すぐ停電する、といって平然とランプを出して、仕事を続ける。発電機はもったいないので夜だけ。再生可能エネルギーだけじゃダメなんだ。現場は一番知ってる。
蝶ヶ岳山頂にて。この山は、私の百名山に入れよう。とにかく、槍穂がデカイ。眼の前に壁があるようだ。そして安曇野側の雲海。槍穂に、焼岳、乗鞍、御岳山、常念、中央アルプスから、富士山、浅間山などなど、大展望が素晴らしい。
さて、蝶ヶ岳を後にして、妖精の池、可愛い名前がついてるが、そんな雰囲気だ。
もう大展望はなくなった。長塀山、この山も展望はなし。
サンカヨウの実。
途中から急な下り。下りの標高差は約1,100m。これだけ急なので下りも結構つらいね。
そして、4時間弱で徳沢に到着。ここで名物のカレーを頂く。これから平地を歩いて、明神、そして上高地、と言いたいところだが、土石流で通行止め、梓川の対岸を歩いて、上高地へ、平地なんだが、脚を使った後だけに3時間の最後の平地歩きはつらかった。今日の泊まりは、白骨温泉、つづく・・