私は、独立開業して12年、毎月必ず収支を記録している。仕事仲間からSNSで、年度末の確定申告が大変だ、今年も苦労しているとの情報が来る。たぶん収支管理は、1年分まとめてやってるんだろうと思う。だから大変なんだ。
1年にまとめてとなると、半年前のこの仕訳、何だったんだろう?となる。毎月やればどうってことない。そこで私の毎月の収支管理方法を書く。
まず、現金出納帳を使って、数日まとめて会社の交通費や交際費、それに個人使用のものまで取っておいた領収書を全て仕訳して、記入する。現金勘定だ。次に月末になったら、預金通帳を通帳記入して、1ヶ月分の残りの仕訳をする。そして、この現金出納帳に仕訳を書き出していく。預金勘定だ。これが弥生の入力データになる。
そして出納帳に会社経費分をマーカーする、個人の仕訳もかなり混ざってるから、ここで会社用を抜き出す。その数は毎月80~100仕訳くらい。独立したては40~50仕訳ほどだったが、だいぶ増えた。
そして、月に一度、やよい会計に入力していく。メインバンクの通帳残高と預金出納帳ファイルを照合する。2,3か所くらいは間違っていて、ここで仕訳を精査し、修正する。複式簿記とはよくできていて、ここでチェックが可能だ。
弥生会計も全部のファイルを使っているわけでもない。買掛金などはほとんどがクレジットカードだから、年度末・年度初めは特に気を付けて正確に入力する。
ここまで毎月2~3時間くらいかな。そして、複数ある通帳の残高と会社+個人収支とのチェックをして、対前月の差額や比率なども出す。
儲かっているかどうかを確認だ。最後にエクセルで、会社分と個人分を合算した月別の収支表を作成する。これが一番重要で、ここで自分の収支の全容がわかり、今年はあといくら使えるかなどがわかる。半日掛かりと思えば十分だ。
さて、私の会社、期末が8月末だ、今月が締めの月になる。でも、私のこの会社、いつまで続けられるだろうか、あと5年はできるだろうが、10年はしんどいな。でも健康でいる限り、続けよう。