月曜日の中小企業診断士会人財開発研究会は、東京都のワークライフバランス推進事業専門家派遣の発表。東京都のこの事業は、ワークライフバランスの推進にかかる「職場での働き方見直し」に関する助言をするため専門家を派遣する事業だ。
この事業で専門家として派遣されている中小企業診断士の発表である。保育園のワークライフバランス事例、もちろん機密保護の観点からここでも詳しくは書けないから概要だけ。
東京都の保育士の平均勤続年数は約5年。毎年20%が入れ替わる計算だ。かなり入れ替わりが激しい。この人達の働き方、モチベーション、ワークとのバランス等を検討する。しかしこれだけ入れ替わりが激しいと、モチベ―ションを上げる施策も難しい。また長期的なキャリア形成やそのもとになる能力開発手法も不十分だ。本人の経験も蓄積しにくい職種になっている。
知らない業界のことを知るのは、ここの研究会くらいだ。知識も得られれば自分の幅も広がる。保育士という職業、そして保育園経営を考えさせられらた研究会であった。