今回のマイル、賭けているものがありました。昨年秋に3位以内を目指して取り組んできて5位になりました。今回は人数も若干増え、平均走力でいえばかなり高くなっているのを感じていました。前の記事にも書いたように最低レベルの選手が65秒1ですから、普通の状態ならメンバーに入ってもおかしくない。
判断にかなり苦しみました。フラットレースの経験がほとんど無い選手ばかりなので、1走は変えられません。調子が悪くてもきちんと1走でレースが作れないと怖い。エースは予選で60秒ラップで走っているので変えられません。この子を外すと間違いなく勝負はできない。分かっています。そうなると調子の上がりきらない3年生を変えることになるのか??確かに練習で見てきた限りラストにかなりの不安があります。本人達にもその自覚はあったと思います。それでも「3年生の意地」に期待したい気持ちが強かった。加えて、ここまでやってきたのだから3年生と一緒にレースを終えたいという気持ちもありました。
400mHのレース終了後、3年生に「テストさせてくれ」と話しました。マイルの準決勝のラップ、200mのレースで設定タイムがクリアできるかどうかで決勝を走るかどうかを決めようと。きちんと走れれば問題なく走らせます。この総体の決勝はうちの選手にとっても「目標」でしたし、私自身にとっても「希望」でした。初めて表彰台に乗れる可能性が目の前にあるのですから。もちろん、この「テストをする」というのは3年生に「お前達を走らせるから覚悟を持って自分のレースをしなさい」という投げかけでした。この時点でかなり微妙な空気が流れました。特に「これ」と言うものがあるわけではないのですが、やはり「ずっとやって来たのになんで私たちが試されるのか」という気持ちがあったと思います。でも、最後の最後に「なんだkaneko、そこまで言うなら絶対に走ってやる」という「強さ」を見せて欲しいと願いました。伝わっていないかもしれませんが。
結果は2人とも微妙なタイム・・・。それでも決勝は上級生でと考えていたので、「3年生の意地に賭けさせて欲しい」と伝えて、去年のオーダーと同じで臨むことにしました。他の学校の顧問からすれば400mで決勝に残った選手を外して決勝に臨むなんて「馬鹿だ」と思われるかもしれませんし、かなり色々な人に言われました。2~3秒近くは違う可能性がありますから。客観的に見ればあり得ない話だと思います。伝わらないにしても「想い」はありますから、きちんと伝え続けていく必要はあります。この時点で「競技」をする「指導者」として失格かもしれません。でも「教育」の場ですから・・・。
マイルの結果は5位。これをどうとらえるのかはこのページを見る人次第です。顧問の指導力不足を非難されるかもしれません。それは受けます。全て私の責任です。様々な部分で信頼関係を作れなかった私の力不足です。本来ならもっと上の順位を狙えたかもしれませんし、タイムを出すこともできたかもしれません。うちの学校に選手を預けた保護者や中学の顧問からも「信頼」を失うかもしれません。仕方ない部分だと思います。きちんとした「結果」を残せていないのだから。
この数年間、私はできる限りのことをやって来たつもりです。大きく道を間違えたとは思いません。他校の選手からは結構信頼されます。これは何故だか分かりません。試合に時には技術的な話は他校の選手にはしません。当然です。結局一番見ているのはそこの学校の顧問ですから、他の者がとやかく言う必要は無いと思います。レース展開などにしても他校の選手に何も言う必要はありません。顧問に対して失礼ですから。それでも信頼されているなーと他校の選手からは感じることがあります。しかし、うちの選手からの信頼はイマイチだと思います。指示が徹底されません。私の言葉に「この人のことを聞いていれば絶対に何とかなる」という信頼ができないのだと思います。
この1年間で自分の「指導力の無さ」を痛感しました。甘すぎます。情けない。全ての選手の「心」を動かすことのできる指導者になれるのか?情けない・・・。「本気」とは何か?探していかなければいけません・・・。
判断にかなり苦しみました。フラットレースの経験がほとんど無い選手ばかりなので、1走は変えられません。調子が悪くてもきちんと1走でレースが作れないと怖い。エースは予選で60秒ラップで走っているので変えられません。この子を外すと間違いなく勝負はできない。分かっています。そうなると調子の上がりきらない3年生を変えることになるのか??確かに練習で見てきた限りラストにかなりの不安があります。本人達にもその自覚はあったと思います。それでも「3年生の意地」に期待したい気持ちが強かった。加えて、ここまでやってきたのだから3年生と一緒にレースを終えたいという気持ちもありました。
400mHのレース終了後、3年生に「テストさせてくれ」と話しました。マイルの準決勝のラップ、200mのレースで設定タイムがクリアできるかどうかで決勝を走るかどうかを決めようと。きちんと走れれば問題なく走らせます。この総体の決勝はうちの選手にとっても「目標」でしたし、私自身にとっても「希望」でした。初めて表彰台に乗れる可能性が目の前にあるのですから。もちろん、この「テストをする」というのは3年生に「お前達を走らせるから覚悟を持って自分のレースをしなさい」という投げかけでした。この時点でかなり微妙な空気が流れました。特に「これ」と言うものがあるわけではないのですが、やはり「ずっとやって来たのになんで私たちが試されるのか」という気持ちがあったと思います。でも、最後の最後に「なんだkaneko、そこまで言うなら絶対に走ってやる」という「強さ」を見せて欲しいと願いました。伝わっていないかもしれませんが。
結果は2人とも微妙なタイム・・・。それでも決勝は上級生でと考えていたので、「3年生の意地に賭けさせて欲しい」と伝えて、去年のオーダーと同じで臨むことにしました。他の学校の顧問からすれば400mで決勝に残った選手を外して決勝に臨むなんて「馬鹿だ」と思われるかもしれませんし、かなり色々な人に言われました。2~3秒近くは違う可能性がありますから。客観的に見ればあり得ない話だと思います。伝わらないにしても「想い」はありますから、きちんと伝え続けていく必要はあります。この時点で「競技」をする「指導者」として失格かもしれません。でも「教育」の場ですから・・・。
マイルの結果は5位。これをどうとらえるのかはこのページを見る人次第です。顧問の指導力不足を非難されるかもしれません。それは受けます。全て私の責任です。様々な部分で信頼関係を作れなかった私の力不足です。本来ならもっと上の順位を狙えたかもしれませんし、タイムを出すこともできたかもしれません。うちの学校に選手を預けた保護者や中学の顧問からも「信頼」を失うかもしれません。仕方ない部分だと思います。きちんとした「結果」を残せていないのだから。
この数年間、私はできる限りのことをやって来たつもりです。大きく道を間違えたとは思いません。他校の選手からは結構信頼されます。これは何故だか分かりません。試合に時には技術的な話は他校の選手にはしません。当然です。結局一番見ているのはそこの学校の顧問ですから、他の者がとやかく言う必要は無いと思います。レース展開などにしても他校の選手に何も言う必要はありません。顧問に対して失礼ですから。それでも信頼されているなーと他校の選手からは感じることがあります。しかし、うちの選手からの信頼はイマイチだと思います。指示が徹底されません。私の言葉に「この人のことを聞いていれば絶対に何とかなる」という信頼ができないのだと思います。
この1年間で自分の「指導力の無さ」を痛感しました。甘すぎます。情けない。全ての選手の「心」を動かすことのできる指導者になれるのか?情けない・・・。「本気」とは何か?探していかなければいけません・・・。