マイルに賭ける「想い」。うちの女子にとってはかなり大きなものです。個人で戦う事も意識していますが、日誌をみると全ては「マイルで戦うため」に強くなるという部分が大きいですね。200mはマイルにつなげるためのスピード練習という意味合いが強いですからね。私が義務付けているわけではありません。チームとしての「想い」は女子の中でかなり大きいものがあります。
選手権のマイルでチームベストで優勝しました。これは評価できます。しかし、タイムと走りが物足りません。各自が課題を感じています。もっときちんと走れたという思いが伝わってきました。この子達は間違いなく強くなるなと感じました。
今回の選手権の400mで更にその意識は高まりました。1年生のhatuが63秒0でチーム内で4番手のタイムを出しました。練習でも上級生を追うようになりましたし、追い込み練習(まだ上級生と比べると本数は少ないですが…)で恐れる事なく1本目から走ることが出来るようになってきました。昨年のrinaと同じように上級生を追い続けている間に力がついてきています。きちんと走れば62秒前半は間違いないと思っています。
それに刺激を受けて上級生も「想い」を強くしています。当然です。mikiが追い詰められて初めて力を出しました。miki自身の力はこんなものではありません。チームの持ちタイム7番手が63秒3になりました。しかし、まだまだです。
昨日hatuが失格した後に長距離のtomiie先生と話しました。駅伝の競合校の話でした。今のうちのチームと状況が似ていると言われていました。駅伝は7人で走ります。マイルは4人です。チーム内でメンバーを賭けた戦いが激しくなればなるほどレベルが上がっていきます。メンバーは安定しません。1年生が強くなってきた事でチーム自体が更に強くなると思います。他のチームがどうこうよりも、チーム内で戦ってメンバーを勝ち取るという大変さがあるからです。きっとチームは強くなるだろうと言っていただきました。
tomiie先生の話はこれだけに終わりませんでした。昨日書いた記事の内容です。競争が激化する事により、休まないといけない部分でも競争してしまい疲れが抜けなくなってしまったり、故障をしてしまう危険性が生じます。互いを意識するあまり、過剰に負荷をかけてしまうのです。休むのも練習だというのが分からなくなってしまいます。昨年のshimaがそうでした。私が見ていないところでやり過ぎてしまうのです。そこで体調を崩してしまったり、疲れが抜けなくなってしまう。怖いことです。
加えて指導者が「競争をしている選手」に満足してしまうという危険性があります。指導者が冷静に見ていかなければ取り返しのつかない失敗をしてしまう。この事を以前から師事している方が私に伝えたかった事だと改めて感じました。私が「良い練習ができた」と満足しても何も生み出しません。選手は私の「夢」を実現するための「道具」ではありません。各自が「想い」を持っています。そこは忘れてはいけない。そこを忘れて失敗をしている指導者についても話を聞けました。こういうアドバイスをきちんと受け入れていかなければ未来にはつながりません。
これから更にメンバー争いは激しくなると思います。女子特有の「精神的な弱さ」もあります。しかし、今のチームはお互いをライバルだと認めているのと同じくらい仲間として認めています。選手権のマイルのアップに行く前に他のメンバーがマッサージをして選手が最大のパフォーマンスが発揮できるようにサポートしていました。同じ「目標」を共有しているからできる事です。ここでメンバーを外されたからといってチームを崩すような行為をする者がいれば誰も応援してくれません。今のチームには精神的な柱になる人物がいます。その選手を中心に女子はまとまっています。私は不安要素を無くしていくしかしていません。チームとして自立しつつあります。
今の女子、多くの先生方から応援して頂いていますし、選手達にも直接声をかけてもらっています。本当に有り難い事です。今の選手達の素直さがきっと伝わるのだと思います。多くの方に応援してもらえる事、大切な事です。選手達の「目標」の中に、「応援してもらえるチームになる」というのがあります。少しずつ近づいていると思います。
選手の「想い」に応える事が出来るように私も学んでいかなければいけません。「目指す場所」に向けて冷静に熱くなっていきたいですね。
選手権のマイルでチームベストで優勝しました。これは評価できます。しかし、タイムと走りが物足りません。各自が課題を感じています。もっときちんと走れたという思いが伝わってきました。この子達は間違いなく強くなるなと感じました。
今回の選手権の400mで更にその意識は高まりました。1年生のhatuが63秒0でチーム内で4番手のタイムを出しました。練習でも上級生を追うようになりましたし、追い込み練習(まだ上級生と比べると本数は少ないですが…)で恐れる事なく1本目から走ることが出来るようになってきました。昨年のrinaと同じように上級生を追い続けている間に力がついてきています。きちんと走れば62秒前半は間違いないと思っています。
それに刺激を受けて上級生も「想い」を強くしています。当然です。mikiが追い詰められて初めて力を出しました。miki自身の力はこんなものではありません。チームの持ちタイム7番手が63秒3になりました。しかし、まだまだです。
昨日hatuが失格した後に長距離のtomiie先生と話しました。駅伝の競合校の話でした。今のうちのチームと状況が似ていると言われていました。駅伝は7人で走ります。マイルは4人です。チーム内でメンバーを賭けた戦いが激しくなればなるほどレベルが上がっていきます。メンバーは安定しません。1年生が強くなってきた事でチーム自体が更に強くなると思います。他のチームがどうこうよりも、チーム内で戦ってメンバーを勝ち取るという大変さがあるからです。きっとチームは強くなるだろうと言っていただきました。
tomiie先生の話はこれだけに終わりませんでした。昨日書いた記事の内容です。競争が激化する事により、休まないといけない部分でも競争してしまい疲れが抜けなくなってしまったり、故障をしてしまう危険性が生じます。互いを意識するあまり、過剰に負荷をかけてしまうのです。休むのも練習だというのが分からなくなってしまいます。昨年のshimaがそうでした。私が見ていないところでやり過ぎてしまうのです。そこで体調を崩してしまったり、疲れが抜けなくなってしまう。怖いことです。
加えて指導者が「競争をしている選手」に満足してしまうという危険性があります。指導者が冷静に見ていかなければ取り返しのつかない失敗をしてしまう。この事を以前から師事している方が私に伝えたかった事だと改めて感じました。私が「良い練習ができた」と満足しても何も生み出しません。選手は私の「夢」を実現するための「道具」ではありません。各自が「想い」を持っています。そこは忘れてはいけない。そこを忘れて失敗をしている指導者についても話を聞けました。こういうアドバイスをきちんと受け入れていかなければ未来にはつながりません。
これから更にメンバー争いは激しくなると思います。女子特有の「精神的な弱さ」もあります。しかし、今のチームはお互いをライバルだと認めているのと同じくらい仲間として認めています。選手権のマイルのアップに行く前に他のメンバーがマッサージをして選手が最大のパフォーマンスが発揮できるようにサポートしていました。同じ「目標」を共有しているからできる事です。ここでメンバーを外されたからといってチームを崩すような行為をする者がいれば誰も応援してくれません。今のチームには精神的な柱になる人物がいます。その選手を中心に女子はまとまっています。私は不安要素を無くしていくしかしていません。チームとして自立しつつあります。
今の女子、多くの先生方から応援して頂いていますし、選手達にも直接声をかけてもらっています。本当に有り難い事です。今の選手達の素直さがきっと伝わるのだと思います。多くの方に応援してもらえる事、大切な事です。選手達の「目標」の中に、「応援してもらえるチームになる」というのがあります。少しずつ近づいていると思います。
選手の「想い」に応える事が出来るように私も学んでいかなければいけません。「目指す場所」に向けて冷静に熱くなっていきたいですね。