kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

合同練習2

2017-08-11 | 陸上競技
本題。

この日の練習のメインは「基礎的な動きの確認」です。うちの練習スタイルは積み重ねの部分があります。一つずつ積み上げていってそれを走りにしていく。考え方の問題ですね。soy選手と話をしましたが大学では「走る中で自分でつかめ」というのが多いとのこと。ドリル的なことや感覚づくり的なことはない。ある程度の選手であればそれが自然にできるのかもしれません。しかし、うちの選手は違う。単に走っていて速くなればいいというのではない。きちんと技術的に改善していって結果につなげたい。練習量に頼るつもりはありません。

練習の流れとしては「軸意識」から始めて「アップメニュー」、DM投げ。初めてやる選手もいるので少し時間がかかりました。DM投げに関しては「強く投げる」ことを主眼に置きました。単純に投げればいいというのではなく「力強く投げる」ということにこだわりたいなと。

この1週間、強めにやっていました。疲労感はあるはずです。木曜日の練習はさすがにきついということでトレーニングメニューに特化して進める。やり過ぎて慢性疲労になっても困ります。かといってやらないと強くならない。バランスを見ながらやっていきたいなと思っています。

その後はドリル系。前の記事にも書きましたが「積み上げる形式」でやっていきました。ひたすら走るというのではなく「やりたい動きを理解しながら進めていく」事が狙いです。ますは膝締めの動きのをやってそれに少しずつ重心移動を加えていく。その場での膝締めをやってランジからの引き出し。今度は段差を使っての重心移動。膝から下の部分の位置をしっかりと確認しながらですね。「膝を締める」といってずっと締めていると足が前で動かなくなります。接地もかなり下がってしまって空回りする感じになる。これでは上手く走れないので前側で少し「タメ」を作る感覚にしたいなと。表現が難しいのですが。

一定の位置まで締めてきてそこからは「抜く」という感じ。それを前半部分で確認して段差での重心移動。身体の真下につく感覚を大切にする。今度はそれを連続で行う。チューブを用いてのもも上げです。国体合宿で「軸足を越えない」というのがありました。しっかりと前で回したいのでそこの部分は確認しながらもも上げ。更にはスティックを使って膝締め歩行。片足ずつとしました。

休憩後に壁抜き。チューブを使って重心移動を生み出す。さっきまでやっていた「膝締め」ができていればこの部分からは「前に進むための動き」になります。膝締めだけやっていても進まないと思っています。結局は重心移動ができなければ勝負になりません。今回は特に初めてやる選手もいるのであえて時間をかけて「説明をしてからやる」ように心がけました。なぜぞの動きをやるのかが分かれば「意識する部分」も見えてきます。「とりあえずやる」というのから抜け出したいので。うちの選手にとっても「再確認」になります。こういう部分では2年生は理解度が進んでいると思いますね。これがもうひと押しできれば随分変わってくる気がします。

そこからハードル抜きをやってリズムスキップ。国体合宿で久々にやったのもう一度うちでも。重心移動を作る。進行方向の足を引き上げたときに進む。これは壁抜きやハードル抜きと同じ。進行方向と逆の足を上げて進む時には感覚が変わってきます。重心移動が難しい。身体を捻って進もうとする部分が出てきます。そうならないように「移動」することを重視。競争形式でやるので雑にならないように注意ですね。最後に連続抜き。

休憩をはさんで「ウインドスプリント」を。タメを作る感覚。重心が移動するのを待つ感覚。ひたすら足を動かして進むのではなくきちんと重心を水平方向に動かして進む。ここは重要だと思いますね。この前段階から気づいていたのですが他の部活で練習試合に来ていた方がずっとうちの練習を見学されていました。メモまで取って(笑)。良くわかりません。興味関心を持ってもらえるのはありがたいですね。ひょっとして自意識過剰だったのかもしれませんが(笑)。

チューブ5歩も。前半マークもやりました。かなり本数を絞って。せっかくお客さんに来てもらったのに全ての練習ができません。明日からのことも考えてという部分もありますし、一度に多くのことを詰め込むのも良くないなという感じもありました。積み重ねていく中で動きを身に付ける。練習の流れがあってそれを意識できるかどうかです。単にやっているだけでは動きは絶対に変わりませんから。

少しだけ腸腰筋の補強をして終了。3時間程度でした。来てもらって満足してもらえたかは分かりません。それでも来る者は拒まず。3月末に愛媛からsri先生が来ると申し出があった時には数度断りましたが(笑)。県外から来てもらうには申し訳ない練習しかやっていないので。まー今回も1時間半かけてきてくれました。それだけの価値があったかどうかは分かりません。

「選手主導で練習する」というのも必要だと思います。が、合同練習などで「選手が教える」だけでは指導者の存在する意味はないと思います。練習するポイントなどはある程度こちらで説明する。選手がフォローする。更にこちらもフォローする。まーやりすぎかもしれませんが。

基礎的なことをやりました。今回は道具をほとんど使わずに身体を動かしていく中で変化を生み出す内容でしたが、また機会があれば様々な道具を使いながら動きを変えていく練習もしたいですね。

貴重な機会でした。

練習終了後は進路対応に追われました。どうなんだ。山の日は祝日。学校はコンビニではありません。そこの感覚が欠落していくのかもしれない。365日24時間、すべてのことに対応するのが当然のサービス業として見られるのか。まーやるべきことはやりますが・・・。
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合同練習

2017-08-11 | 陸上競技
金曜日。この日は休日。世間一般とは違って練習です。まー「やらなければいいだろう」と言われるのかもしれませんが。「好きでやっているんだから文句を言うな」という話かもしれません。様々な部分でしんどいなと思う事があります。そこまでしてやる意味があるのかどうかという部分も。考えさせられます。

先日、hhk高校のhtn先生から連絡がありました。実は県総体の時に「練習に参加させてもらいたい」という申し出がありました。すでに忘れていましたが(笑)。若い指導者に少しでも勉強してもらえたらという感覚があります。申し出があれば必ず受けるようにしています。山梨インターハイで同部屋となり様々な話をしました。その当時から「一度行きたい」と思ってくれていたいとのこと。私もhtn先生も転勤があり状況が変わったためなかなか実現できませんでしたが今回やっと。陸上競技部はなく「同好会」の扱いのようです。なかなか厳しい。それでも11秒6位で走る選手がいるので一緒に来てくれました。感謝ですね。

また、成年選手で関東の大学で競技をやっているsoy選手も。国体最終の時に「練習に参加したい」と言われたので。彼は中学時代のスーパースター。高校に進んで活躍しましたが本人は不満のようでした。大学に行って続けていますが「これから先」のことを考えて原点に返ろうという感じだったのかもしれません。隣の学校だったこともあり、国体のつながりもあり。わざわざうちでなくても良いのではないなと思いますが(笑)。近いから(笑)。

うちの選手は練習開始前にテント設営などをさせました。グランドでの練習予定でしたが他の部活の練習試合が入ったため急遽、ハンドコートでの練習となりました。まーそれくらいあれば十分なのですが。設営が遅い。とにかく遅い。全員が同じことをします。考えて行動するという部分が足りない。多少はよくなってきていると思いますが「誰かがやらないとできない」というのがすごくあります。物足りないですね。

お客さんが来る前に少し話を。テント設営の部分も踏まえて。前日、合宿中に「指導」について少し話題になりました。これは多種多様だと思います。「あえて答えを言わずに考えさせる」という部分。必要不可欠です。kbt先生と話していたのですが「お腹が空いたから魚を与える」のではなく「魚の取り方を教える」ことが教育の考え方。「答え」を示すのではなくそこにたどり着くための「方法」を様々な形で伝えていく。が、もっと言えば「お腹が空いたから何か食べたい」と思わせないといけません。

今指導をしている中で「食べたい」と思ってくれているのか。学校に来て練習をする。その中で「強くなりたい」と思ってくれているのか。その気持ちがない中で練習に参加しても何も生み出せません。強くなるための練習をする。その前の段階で「強くなりたい」と思わなければ練習をしても全く意味がないのです。「強くなりたい」という「想い」の強さはそれぞれだと思います。2年生は「競技力を上げて勝ちたい」という欲求があります。だからこちらの求めることをやろうとする。速く走るために必要なことをやる。当然の流れです。しかし、そうでない者は「どれだけ言ってもやろうとしない」という部分が出てきます。やろうとしないというのか「何をしているのか分からない」のだと思います。

この部分をどうとらえるか。「指導をしない顧問だ」と言われている。まー仕方ないですね。一つの事柄を見て「良い」「悪い」と意見が分かれるのは当然の話です。私が「指導をしない顧問だ」ということになれば他の指導者はどれくらいのことをしているのか知りたいですね。自分の人生を全て賭けて自分以外の子供たちに尽くす。不平不満を言わずに休むこともなく時間をすべて選手のために使う。それが「指導をする顧問」なのか。

本当に強くなりたい者は自分自身で「頑張っている」とは言わないと思っています。本当に強くなるためには「まだ足りない」と思う部分が必要になる。もっともっと強くなりたいと思えば「自分自身に満足しない」というところが必要です。自分で「俺頑張っているから」とか「今日は本当に頑張った」と言っている間は本物にはならないと思います。

これは準備にもつながる。良い練習をしようと思えば準備を早くしなければいけない。テント設営に関してもその部分だけを見るのではなく他の部分も含めて考えていく必要がある。テント設営を全員でできないのであれば他の者はアップメニューの準備をすればいい。必要な道具を持ってくればいい。それだけの話です。私が理不尽にめちゃくちゃ求めているわけではないですから。

良い練習をするように。その話をしました。自分のためです。

余談が長くなりました。どうなんだ。文才がない上にまとめる能力もない(笑)。また別に書きます。
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国体合宿3

2017-08-11 | 陸上競技
木曜日。この日は午前中のみ練習。

成年男子は昨年に引き続き女子の4継チームと競争。成年女子は20秒走をやるとのこと。走る練習をメイン。少年女子は歩数の切り替えの練習を実際の距離を使ってやりたいとのこと。

試合の時のアップの話もしながらやっていきました。通常の練習が「全力でハードルを跳ぶ」という流れみたいなのでそれ以外の練習の流れも確認。今回は「調整能力」の練習。ハードル間を上手く走るために。ここはすごく重要だと思っています。なんとなく跳ぶのではなく自分で調整して跳ぶ。直前で足を合わせるのではなく事前に対応する。こういう部分を長い時間をかけて作っていく必要があります。

普段の練習時に「1台目まで足が合わずに何度も何度もやり直すことがある」と。1台目までに45m走ります。それだけでかなりの負荷。そうなるとやりたい練習をする前に疲れてしまってできなくなる。これは「専門性」だと思います。自分のストライドを調整することに加え、どうやって「距離対応をするか」です。全力で走って合わなかったらしんどい。これも400mHの特徴かもしれません。

あえてスピードレベルを落としての練習にしました。前日の疲労感もあるのでここの部分は調整。あえて中途半端なところからスタートさせて1台目まで足を合わせる。更には17歩から18歩への切り替えも。課題設定をしてそれをどうすれば克服できるか。考えながらやることは重要。ある程度はできるようになったかなと。

20秒走は5mずつ伸ばしていく形で実施。初日と比べると動きの感じが良くなっている気がします。本人も感覚が良くなったと。原点回帰。ここはすごく大切だと思います。走る中で力をつけていければいいのですが走れない原因がはっきりと分からなければ「ひたすら走る」という中では修正できません。今回の合宿でやったことはあくまで「きっかけ」でしかない。それを今後の走りにどうつなげていくか。感じ取ってもらえたらと思いますね。

男女リレーはまずまず。Nは3走。普段やりませんから感覚が違うと思います。2・4走に11秒台を配置するためにはやはりNが3走に入るのが一番。色々な走順をやるのも重要だと思います。ymd選手との対決は女子リレーチームが負けました(笑)。ymd選手、疲労困憊の中で47秒台で走りました。いや、このタータンでこのタイムが出るとは(笑)。素晴らしい。

最後に補強をやって終了。全体の解散が13時すぎでした。様々な選手が集まり少しずつチームらしくなります、。普段とは異なりますがやはり重要なことだと思います。愛媛国体。何とか活躍してもらいたいですね。Nには「4本走るのが目標」と伝えています。100m2本、リレー2本です。リレーは3本走れたらいいなと思いますが。

終了後、高速で戻りました。進路指導のためです。3日間抜けていましたからやはりやらないといけません。生徒を呼んだり、電話して話をしたり・・・。遊んでいるわけではないのですがなかなかやることがあります。尋常ではなく疲れてきます。それでもやることはある。休むというのは遠い遠い話です。これも「当たり前だ」と言われるのかもしれませんが・・・。

家に帰っていません。帰る余裕がない。子供にさえ会っていない。別に会話するとかではなく顔くらいは見たいなと思います。成長していく姿を全く見ることができないというのは・・・。考えさせられます。
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国体合宿2

2017-08-11 | 陸上競技
水曜日、国体合宿2日目。あいにくの天気。雨でもやるしかない部分はあります。練習が始まる前にちょっと話が。ここに関しては・・・。頑張ります。

午前中は雨の中での練習。成年選手はシャトルハードル。男子は20mでを8歩、女子は17.5mを8歩。レースの後半意識です。成年選手に関しては基本、選手の考えている内容をフォローする形でやります。一律で同じメニューをやるというのではないなと。これによりホームストレートは4レーン分独占。相変わらず怒られます(笑)。なかなか、ハードル練習できないので。専用使用の時にシャトルハードルをするようになります。直線全てを使うので。

さらに高校生は歩数の切り替えの練習。16歩から17歩への切り替えをします。中四国合宿の時に配布した資料を基にして今の練習をやっているようでした。実際に見ながら切り替える練習をしていきたい。話を聞くと普段は「全力でハードルを跳ぶ」中でやっているようです。それだけではない部分があります。専門練習ですからここは私がいるときにやれるといいなと。

最初はマークを使って「ストライド調整」です。歩数に合わせたストライドで自分の走りを調整します。それを何本かやって今度は実際にハードルを使った切り替え。6歩6歩7歩7歩という感じでしょうか。表現が難しいですが。

中四国合宿の時にも書きましたが400mHはそれぞれで歩数が異なります。自分がやろうとしている歩数に合わせたハードル間の距離設定が必要だと思っています。実際は35mを16歩で走ったり17歩で走ったりします。しかし、その距離を使っての練習だと本数ができません。感覚を作りたいのであればそれに合ったハードルの距離設定をするべきです。これは私の考えなので正しいかどうかは分かりませんが。

これは数年間かけて準備してきました。ここ数年、ショートスプリントに偏っているので400mH選手は合宿などで指導する場合のみです。実際に指導するにあたって必要な練習だと思うので自分で考えて距離設定を作っています。マニアック(笑)。その部分を含めて16歩の走りのための「6歩」と17歩の走りのための「7歩」をしました。、それが上述の6歩6歩7歩7歩です。

やっていくうちに随分できるようになりました。感覚です。400mHは専門性が高いと思います。だからこそ、練習手段もたくさんありますし戦略戦術もたくさんある。近い将来、自分のところで400mH選手を育てたいなという想いはあります。やはり自分が専門だと思っている分野で勝負をしていきたい。今のところ、ショートスプリントに偏っていますが・・・。誰もハードル指導をしているとは思ってもらえないのかもしれませんね・・・。

Nはバトン練習をしてその後フリーになったのでmakinoと二人で走らせました。前日に走ったこともありすでに身体が動かない(笑)。タフさが足りません。本人とは話をしていますが今後は11秒台&24秒台を目指した練習をしていきたいと思っています。中途半端なことはできない。疲労度はあると思いますがやります。カーブ直線の並走をやってから90+90を。Nはmakinoにボコボコにされていました。今シーズンの持ちタイムはNの方が上なのですが・・・。こうやって競争にやられて少しずつ強くなってもらいたいなと思いますmakinoも大切な教え子ですから少しでも私にできることはしたいなと思いますね。復活してもらわないと。

午後はある程度で。少年選手は「ハードルドリル以外がやりたい」とのことなので走りの課題である「スイッチング」を。途中から成年選手も入ってきて一緒に。なんてことはない練習です。それでも足が後ろで回転するという部分を克服していきたい。成年選手はそれなりに走れるのですが動きのタイミングが合わなかったりするので進みません。そこを改善したいとのこと。

様々な話をしながら取り組みました。前日のハードルドリルに関しても「やりたい動き」とは少しずれていました。成年選手はスイッチングをやる前にショートハードルを跳んでいたのですがインターバルが上手く走れません。まったりとした動きは得意なのですが素早く切り替えるのが苦手。その部分も含めて「足を前で動かす」感覚を身に付けてもらいたい。本人的にはかなりよかったとのこと。大事。

Nは補強をしていたようです。早めに終わったので100mの成年選手と一緒に補強を。その前に「何を意識して走っているのか」という話を聞きました。高校時代は12秒5くらいだったでしょうか。その選手が大学に進んで昨年くらいから大幅にスピードが上がりました。今年は11秒8まで出しています。そこに何かヒントがあるのでは??と。大学生の言葉で話をしてもらう。こちらはフォーローする。

前で動かすために何をするか。接地の部分や引き出しの部分。基本的なことをもう一度確認できました。Nにとっては普段やっていることが速く走るために必要なことだと再確認できたのでは。

最後に大人数で前日のランジを(笑)。Nができていませんから一緒にやることに。本当はNだけにやらせようと思っていたのですが自主的に他の選手も。makinoに関しては強制でしたが(笑)。

多くの選手とかかわる中でNも随分変わってきたかなと思います。成長を促したいですね。
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国体合宿

2017-08-11 | 陸上競技
日曜日に国体最終が終わり、そのまま選考会議。月曜日は練習を休みにしましたが私は関係なく職場へ。めちゃめちゃやることがあってその処理。想像を絶するほど時間がありません。「夏休みは授業がないから遊んでいる」と今でも思われているかもしれません。いや、尋常ではないですね。更にこの日は信じられないくらいのストレスを感じました。もうやってられない。どこまで求められるのか。許せないという感情が生まれますが、耐え忍ぶしかないらしい。冗談じゃない。

火曜日は朝から国体合宿へ。下関で実施されるので早朝から出発。学校自体は登校日でしたがNが国体に選ばれたので一緒に。他校の選手も一緒に連れていきました。

この日から2泊3日での合宿。例年に比べ社会人選手の参加が多く、長距離以外の選手はほぼ参加でした。今の体制になって数年経過しましたが随分雰囲気も変わってきた気がします。社会人選手の大半は中学生のころからの関わりだったりするのでお互いのことも理解しています。やりやすい。

初日の午前中は短距離とハードルが一緒にドリル系。すごく細かい部分というよりは「タイミング」であったり、「力の使い方」だったり。最初にDMをやりましたが実際にntdでやっているkms選手に教えてもらいながら。「スピード」と「強さ」を求めていました。女子は弱い。体幹部からしっかりと動かす感覚持っていきたいなと感じました。単純に「スピード」さえ上がればいいというのではなく重心移動につながる動きをしたい。

そこからハードルを使っての股関節周辺の補強とハードルドリル。社会人選手はそれぞれの感覚があると思います。無理やり型にはめることはしません。自分たちの感覚の中でやるほうが良いから。高校生も同様。しかし、身体の中心から動かしていく感覚を身に付けるためにしっかりとやっていく必要はあると。軸意識だったりするかもしれません。ここの部分がどれだけできるか。強い選手であっても高校生であっても根本は同じことだと思いますね。

途中までは私がやって後半はkbt先生が。プライオメトリック系の練習。反発を上手くもらいながら大きな力を地面からもらう。うちのNはつま先が下がるので上手くもらえていません。もっともっとやることがりますね。強くなるための練習をしていかなければいけません。

午後からはハードル基本。中学生も参加していたので本当に基本的なことを。もっとシンプルな話でもよかったのかなという感じはあります。抜き足の動きなどの確認をしていきました。大学生、動き的に少しタイミングが取れなくなっていました。ここの部分の修正を。女子は抜き足が前まで持ってこれないとことがあります。これでは困るのでしっかりと身に付けさせていかなければいけません。一歩ハードルまで実施してそこからは実際にハードル走。

ymd選手は分割走。学生は200mH。分割走は彼が高校時代から一緒にやるときには良くやっていました。実際に走るとできない部分も400mHをいくつかに分割することで前半の流れや足の切り替えの感覚を養うことができます。実際のレースではできないことでも分割するとやりやすくなります。比較的スムーズにできました。200mHは女子は8歩で走るのが目標。逆脚が苦手というのもあってこういう練習を。4歩ハードルも効果的だと思っています。6歩でもよし。2歩は難しい。本人たちの「課題になること」に対しての練習。

Nはバトン練習、スタート練習をしてから走練習。こちらはkbt先生にお任せ。私は一応「ハードルコーチ」なので(笑)。遠目に見ていましたが動き的にはまずまず。それだけに国体最終の結果が・・・。少年Bの選手と一緒にスタートをしたり走練習をしていました。12秒6くらいの選手と走るとやはり「力がついてきたな」と感じますね。120mを3本走りました。どれくらいブリでしょうか。一応最後まで走っていました。ある程度までは走れるようになったなという感じですね。

終わった後に数人補強。今回はmakinoも来ていたので一緒に。ランジを。先日から時々取り入れているランジ。結構負荷がかかります。makinoは20kgで実施しました。Nは10kg。Nのためのやろうと思っていたのですが数歩進んで足を攣る・・・。終了。結局、大学生のための練習になりました(笑)。きついと言いながらもしっかりとやります。学生は強い。

学校の練習は・・・。かなり大変だったようです。厳しい。
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