kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

セミナー合宿〜そこにたどり着くまでに〜

2017-08-14 | 陸上競技
土日の2日間で毎年行っているプライベート合宿。夏と冬に2回。選手たちの取り組みの比較ができます。声が出て良い合宿の時もあれば声も出ずに返事もできない合宿になる時もある。それぞれのチームの現状把握ができます。冬はかなりしんどかった気がします。それぞれのチーム事情があります。今回うちはかなり厳しいなと感じていました。ここにたどり着くまできちんとできていない。この状態で参加する資格があるのか。考えさせられました。

前日の段階で道具の準備をさせました。いちいち確認はしません。今回からはテント持参で日除けを。そこまでする必要はないのかもしれませんが「何かを準備させる」というのは必要な事だと感じました。合宿中、飲み物の確保がかなり大変になります。暑いのもあり飲み物をいちいち買っていたらお金がかかります。毎回ウォーターキーパーに麦茶を作ります。板氷を入れて飲めるようにする。熱中症対策にも必要だと思います。

私は朝早い段階で氷準備のために学校へ。クーラーボックスは当日の朝に積む予定にしていたのでそれを取りに。1人で準備してセミナーパークに向かう途中にコンビニで板氷を買って行くつもりでした。ある程度進んでから「キーパーは積んであるのか??」と不安になりました。案の定ない。急遽学校に戻って探すが見つからない。なかなかしんどいですね。

必要なものの準備。これは私がやる事なのか?このことに関してはずっと言い続けています。私が気づいて全て準備してあげればそれで問題はないのかもしれません。が、「自分達に必要なもの」を揃えて準備するのは本来であれば自分達でやらなければいけないはずです。全てをこちらがやって「どうぞ練習してください」という状況を作るのはなんの意味もない。「顧問がやるのが当たり前」という感覚なのかもしれません。全てが「サービス業」として求められる。

少し話が変わりますが土日は勤務はありません。それでも職員室で仕事をすることはあります。間に合わないから。そのタイミングで生徒が来ることがあります。「○○先生いますか?」と訪ねて来る。通常考えれば休みですから教職員はいません。が、「学校に行けば対応してもらえる」という感覚があるのかもしれません。違うのでは?「働き方改革」という言われ方をします。が、実際はほど遠い。我々が働き方を考える前に他の部分を考えなければいけないのではないかという感じがします。

私自身、かなりのストレスが蓄積しています。なかなか分かってもらえないと思いますが。「やるのが当たり前」と認識されているでしょうから。

こうやってblogに何か「私見」を書くと更に批判されるかもしれないですね。某総理が「妻は私人だから」という表現をする。が、実際問題は「私人」として済まない部分がある。きっと私でさえそうなのだ思います。考え方を示す。想いを示す。文字の羅列でしかないblogでは捉え方によっては全く異なる印象になるかもしれません。

メニューを立てる。これさえ「当たり前」ではないと思っています。顧問が素人であればそれさえできません。そんな環境の中で練習をする選手だってかなりたくさんいる。練習のためにグランドに立つ。それも当然ではないと思っています。まーそれはお前の言い分だろうと批判されるかもしれませんが。

道具の準備は私の仕事ではないと思っています。無責任なのかもしれませんが。自分達が必要だと思うものを事前に考えてもらいたい。こういうところで少しずつ力が付くのだと思っています。先を見越す。今回、キーパーを持って行きましたが本来であれば「忘れた」という失敗をしなければいけないのかもしれません。事前にこちらが手を貸してしまうから「痛い目にあう」前に解決してしまうのかも。

まだまだ成長し切れません。目の前のことで精一杯なのかも。それを私が待たなければいけないのだろうなという気もしています。なかなかしんどい。

少しずつは成長しているのですがまだまだ。合宿を通じてある程度な成長を期待したいなと少し前向きに捉えるようにしました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする