kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

市民選3

2017-08-27 | 陸上競技
続き。

全体の集合が終わって男女ともにまた話をしていました。結構厳しい話をしていた気がします。

棄権について。普段の練習量が足りない。そうであればこの日はしっかりと走っておく必要があるのではないか。自分で出場すると決めた種目を簡単に棄権するのは違うのではないかという感じの話が出ていました。確かに。練習の一環として出ています。そうであれば可能な限り走る。タフさは必要不可欠です。1本だけ強い選手は高校生としては戦えません。毎日毎日何本もレースをしなければいけない。できるだけタフになりたい。距離を走るのではなくきちんと出力を高めた走りをしたい。大事だと思いっています。

そのことに関連して30分くらいは話をしていたのではないでしょうか。厳しい話も飛び交います。それでも前に進む為には必須です。全員がもっともっと意見を言わなければいけない。前も男子キャプテンが言っていましたが「1年生だから・・・」と遠慮していたら進みません。状況に応じてきちんと意見を主張する必要があります。弱い。

以前、ある保護者に頼まれて話をしたことがあります。リレーがあるから個人種目は棄権したいという。どうしたものか?と言われたので少しだけ話をしました。本当に強い選手は全ての種目で戦えます。リレーがあるから個人種目は出ない。「リレーに賭ける」という気持ちはあるのでしょう。しかし、個人の戦いを放棄するのはどうなのか。「疲れて走れない」ではない。「疲れても戦う」という姿勢が必要だと思います。

県外の強豪校での話。リレーに賭けたいから個人種目を棄権させて欲しいと申し出てきた選手はリレーも外したとのこと。戦う前から「負ける」事を考えている選手を大事なリレーには使えないと判断したそうです。選手層が厚いからそれができるのかなと思っていましたが、本当は指導者の「覚悟」と「こだわり」だと思います。個人の力を集めてのリレー。リレーで上の大会に連れて行ってもらうという感覚の選手はやはり戦えなくなる。それぞれが「絶対にやってやる」という気持ちを持つことが重要だと思います。

まずは練習ができる身体を作ることです。合宿後、疲労困憊の中で元気よく遊びに行った者がいたという話が出ていました。別に遊びに行くことは悪いことではない。個人の自由です。しかし、今に限っては優先事項があるのではないか。故障して練習ができない日もあるでしょう。それなのに練習以外では元気いっぱいというのでは周りも納得できなくなる。どうすれば一緒に練習ができるようになるか。そこを考えてもらえるかは大きいなと思っています。

一部の選手はかなり「飢えている」と思っています。強くなりたい。勝ちたい。その雰囲気が伝わってきます。だからこそ勝たせてあげたいなと思います。全員が同じ方向を向いて進んでいくく。走れない選手、メンバー外の選手も含めて全員で「チーム」だと思っています。走れない選手はどうすれば練習が積めるか。メンバーに入れるかを考える。その部分は大切だと思います。自分には関係ないと思っているようでは先には進めないですから。

今回の選手同士の話には介入しませんでした。自分たちでどうするかを考えても良いなと思っていたので。厳しい意見が出て落ち込むかもしれません。しかし、止まっておく暇はない。前に進まないといけないのです。そうであれば下を向いている暇はない。進むために多くのことを受け止めていく必要があります。

まだまだ未熟。だからこそ強くなる要素がある。きちんと選手と向き合っていけば中学時代の実績を大きく超えることはあります。だからこそ面白い。私にできるのはうちに来て「競技をしたい」と願ってくれている選手をどう育てていくか。そのためには色々とやるべきことがあります。

なかなかです。進みます。
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市民選2

2017-08-27 | 陸上競技
色々とありました(笑)。

全ての種目が終わって全体で集合。審判の仕事がバタバタでほとんど選手とは会話ができていません。スタンスとしてはやはり話をしながら状況判断をしたいなと思っています。

支部大会と同じように男女キャプテンに話をさせました。いきなりのことで戸惑ってはいましたが。今回は練習の一環のような感じなので特別感想はないかなと思っていました。

男子キャプテンは「良く走れていたのではないか」と言っていました。個々の記録としては走れていたと思う、と。が、リレーに関しては大きな課題が残る。Bチームのバトンが渡らなかったのは「普段の取り組みの甘さ」だと断言していました。厳しいことを言うなと思われるかもしれませんが、「仲良しチーム」でやるわけではありません。現実を突きつける必要はあると思います。私が言うのも必要。選手同士で言うのも必要。

練習優先。この感覚について話をしていました。前回、あることがあって難しい状況でした。ケア優先するはずなのにそれ以外のことを優先していた。それをチーム内で許す雰囲気があった。これでリレーを組む意味があるのかどうか。そういう話でした。厳しいかもしれませんが。

全てを切り捨てるつもりは一切ありません。しかし、最低限のことを求める権利はあると思っています。それは私だけではなく選手同士でもあると思います。当然の話。もっともっと時間を有効に使ってもらいたいなと思いますね。

女子キャプテンは「力不足」の一言。まーそうなるでしょうね。「良く走れた」という評価がどのレベルでの「良く走れた」なのか。ここは「真剣さ」と「熱意」によって大きく異なると思います。「これくらい走れたら良いだろう」という感覚から抜け出す。それは全員です。

今回個々としてはある程度走れていたと思います。が、それがトータルとしてリレーにはつながらない。特に女子。12秒44、63、88、と14秒30。単純に考えたら49秒7。悪くても50秒は切れないといけない。誰かの責任というわけではない。が、やはり「チームとしてリレーをどうするか」だと思っています。ここの気持ちが弱い。これはきちんと考えないといけないと思います。

私からはそれほど話をしませんでした。「自分たちでやる」という感覚を持たせたいなという話はしました。単純に「やらされている」のではなく「自分自身のために練習をする」という感覚を持つ。リレーに関しては男子は中国大会、女子はインターハイが目標。女子は決勝を目指したいと本気で思っています。そのための流れ。今の力では100%無理。それでもやるしかない。そうであれば「自分たちで何をするか」です。与えられたものだけで終わらない。

体力的にはかなり低下しているのではないかと思います。トレーニングに関してはできていません。女子は特に。本来であれば強化期間に充ててもいいくらいの時期。それができていない。家に帰ってどうするのか。最低でも30分以上の体幹補強は必須だと思います。本当に目指すものがあれば自分で考えて動く。その感覚でしょうか。

ちょっと長くなりそうなので少し記事を替えます。
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市民選

2017-08-27 | 陸上競技
土曜日、この日は市民選。私的には完全に練習の一環として出場しています。選手は記録を狙いたと思うのかもしれませんが。全員2種目の出場をするようにと指示をしていました。先日の支部大会は1本だけの者が複数いますが今回は全員2種目。少しは練習になるでしょうか。

大会準備などが毎回微妙です。一応率先して手伝うようにしています。割り当てがあるわけではないのでやらなくてもいいのですが。そうはいっても高校生が手伝わなければできない部分もあると思います。7時30分集合にしていましたからそこから準備。全ての準備が終わってから開会式(笑)。8時30分くらいに終わって「競技場が使えるのは8時50分までです」と放送が・・・。アップできないじゃん(笑)。もういいんです。

そういえば前gt先生と話をしていました。「強い選手は今から走れと言われてもきちんと走る」と。そのレベルにならなければ勝負はできない。底力を上げていくという意味にもなります。どんな状態でもしっかりと走れるというのが必要。とはいえスパイクも履けず走ることもできない状況ではなかなか厳しいだろうなと思い直線種目の時だけはバックストレートで走れるようにお願いしました。短時間だけですが。

私はスターターをやっていたので直線種目の走り自体は見ることができませんでした。男子はSoが11秒33。公認ではセカンドベスト。まずまず。1年生が1人11秒台に入りました。まじめにやってくれていいます。身体ができていないのでこれからだと思いますが少しずつ結果につながっていくにはやはり理由があると思いますね。男子の何人か自己記録とほぼ同等に走っていました。十分。

女子はこれまでの大会記録を昨年度Nが作っていました。12秒89だったか。特別な記録ではない。レース自体は全く分かりません。本当は動画でも送ってもらってみないといけないなと思います。審判をしながらレースを見るというのは困難。まー仕方ない。レース後、リコールの先生から「大会記録が出たみたいですよ」との報告あり。そうかー。微妙な条件の中でまずまず走ったのかなと。後で確認してみるとNが12秒44、Mが12秒63、Sが12秒88とのこと。あら?結構走っている。雰囲気なども含めると十分な記録だと思いますね。ありがたいことに3人とも大会新記録だとか。少しずつ力がついているなと感じます。それぞれが最低でもあと0.2秒は上げないと話にはならないのですが。もう一人も14秒30で走りました。今回のタイムだけトータルすると49秒7は出る。最低でもそれくらいのタイムは出せないと・・・。

男子200mはほぼうちの選手のみ。社会人選手が2名参加でした。ここでおSoが良く走りました。22秒77。ベスト更新かなと思っていたら追風2.2mとのこと。うーん、残念。仕方ないですね。他の者はいまいち・・・。女子は100mと同じ順位で。本当はここで競争が生まれて逆転してくれるといいのですが。ここはこれからの課題。Nが25秒58、Mが25秒94、Sが26秒37。NMは大会記録更新だとのこと。Sは一時期の低迷を脱出しかけています。本人も「もっと走れる」と言っていたので秋にはベスト更新を期待したいですね。

やり投げ。先日発覚したのが「短助走しかやったことがない」という部分。もう少しきちんと話をしておけばよかった。前日に少しだけ教えてもらって助走を伸ばしました。37mくらいはいったようです。まだまだ足りませんがなんとか来年度は勝負できるようにしたいなと。

男子の4継。欠場もあり3チームで。2チームはうち。Aチームは何とか無難にバトンを渡ました。メンバーが固定していない中でのバトンです。まだまだ精度が低い。Bチームは1-2走で渡らず。日頃往生。「絶対に渡す」という練習ができていなければやはりこのようなことになります。Aチームも44秒9でした。タイム的にも微妙。やることは沢山あります。

女子の4継は1チームのみ。もう勘弁してください(笑)。タイムトライアルレベルでした。これにて記録の期待はできないなと思ってはいました。レース直前に2-3走のところが大きな声でやり取りをしています。バックストレートの向かい風が強いのでその確認。風で声が戻されて上手くコミュニケーションが取れていません。レース自体は2-3で少しバトンが流れる。3-4では「待て」がかかる。結果、50秒9・・・。どうなんでしょうか。単純計算ではないですが1秒以上遅いとは・・・。辛いですね。

まーまた別に書きます。

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スピード刺激とバタバタ

2017-08-27 | 陸上競技
金曜日。この日は競技場練習としました。翌日に市民選があります。絶対に出場しなければいけないというものではありませんが、市内で走る姿を他の人に見てもらうという意味でも重要かなと。練習の一環としての出場。女子は1週間で3試合。調整云々ではありません。

アップをしてからチューブ5歩へ。終了後はすぐにトーイングを。やりたいなと思っていることに対して不足分があるのであえてトーイングを使ったものに。中間疾走を作るためではなく「加速段階」を作るための動きにしました。最初の5歩の移動が不十分だと感じたのであえてその局面の練習をすることに。「重心移動を作り出す」という感じでしょうか。それを数本。

中学生も競技場での練習をしていたのでかなりの人数でした。安全を確保するためにバックストレートへ。今度は中間疾走を意識したトーイングを。Nに関しては男子と一緒に行わせました。走力的にはちょうどいいくらいかなと思うので。オーバースピードトレーニングをしたいのにその目的を果たせなければ意味がなくなってしまいます。速く動かすことと重心の移動を同時にやりたい。毎日やる練習ではないと思いますが、スピードを出すためには必要かなと。

少し前まではトーイングは「速く動かすことがメイン」という感覚がありました。最近は「速く進むことがメイン」だと思っています。同じじゃないかという突込みが入りそうですが。ちーいんぐでは無理やりでも前に進みます。自分の限界を超えて進む。この中で「足を速く動かすこと」で対応していた気がする。それを「前に進む」という感覚の中でできれば実際の重心移動につながるのではないかと。

同じ練習をしてもそこから何を感じ取るかだと思っています。トーイングで引っ張るという練習の中でどこの部分に重きを置くのか。それだけで随分結果は変わると思いますね。進みたい。

その後、追い風に乗ってショートスプリントを2本。風を見て走る方向を決めたのですがスタート直前に風が変わる。仕方ないので1本目は向かい風の中で走る。2本目は逆方向から走ることにしたのですがまたもスタート直前に風が変わって向かい風に・・・。どうなんでしょうか。そのままの流れで場所を移動しカーブ直線。スピードを上げる感覚です。

この辺りからリレーの練習をしたいという申し出が。翌日の市民選で男子は2チーム出場予定にしていました。1年生主体のチームは初めてのリレー出場。バトン練習が不足しています。本当は女子も不足しているのですがそれ以前に「速く走る」ことを重視したいなと思っていました。女子はスタートの確認。

ここで急遽職場に戻ることに。業務が・・・。最後の部分は任せました。スタート局面だけはある程度見ることができたので。女子は本当にバトン練習ができていません。細かいミスが多いのが気がかり。走力がないのだから3回のバトンで稼がないといけないかなとは思っています。

本来であればこの日は出張でした。県新人のプログラム編成会議。が、職場にいないとあれこれ対応できないことが多いので事前に欠席させてもらうことにしました。無責任ですね。とはいえ、就職関係のことはやっておかなければいけません。生徒連絡なども含めて対応。結局、食事もできずに夕方に。

翌日のためにまたも宇部まで氷を購入することにしました。5時過ぎに実家を出てまた防府に戻ってくるのはしんどい。そして2時間くらいかかるのでその後の疲労度を考えるとやはり前日にやっておくほうが良いかなと。

自分のことを何一つすることなくまたも1日が終わりました。日々修行です。
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ばたばた

2017-08-27 | 陸上競技
木曜日。この日は練習を休みにしていました。が、私は関係なく職場へ。「部活動の完全休養日を設ける」ということが求められています。私的には休みは与えている方だと思います。競技特性かもしれませんが休まず練習をすれば強くなるというのは違うと思っています。長時間練習も効果は薄くなる。まー「お前が言うな」という話かもしれませんが(笑)。短距離としては長い時間やるかもしれませんがそれは「必要な要素の強化」のためです。時間が足りないのが正直なところですが。

職場についてからバタバタ。あれこれありました。結局昼食をとる余裕もなく。他のことがあり過ぎて職場に行く機会が少ないというのはあるのかもしれません。「夏休み」という表現は本当に適切ではないと思いますね。「休んでいる」と思われるかもしれませんが全く皆無。部活動をやるからそうなるのかもしれませんが。別途やることはあります。

書類作成をしたり生徒対応をしたり。あっという間に時間が過ぎていきました。ヘロヘロ。特別何かをしたというわけではないのですが。まー能力の低さが問題なのかもしれませんね・・・。全てをかけて「仕事をする」という感覚になればできるのかもしれませんが。夏の状況を考えて私的には余裕なく。結構一杯一杯で動いているとは思います。

選手はこの日をどのように使ったでしょうか。身体のケアをしておくようにという話をしましたがそれがどれだけの選手に理解できるか。先日のセミナー合宿後はかなり酷かったという話でした。ここは割愛しますが「その時に何をするのか」を考えてもらいたいなとは思います。

内容はほぼなし。記録として書いておきます。
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支部新人2

2017-08-27 | 陸上競技
続き。考えるきっかけになればと思って書いておきます。

この日、ちょっとした(?)事件がありました。その際「報告をする」という基本的なことが抜け落ちて時間が過ぎていきました。「結果」は仕方ないと思います。が、そこに至るまでの話。ここがきちんとできていなければ次につながらない。

全てはつながっていると思っています。「きちんと現状を報告する」という基本的なこと。ここができるかどうか。欠場する、トラブルが起きた。それをすべて自分たちで勝手な判断でやるのは違うかなと思います。足が痛くて欠場する。これは仕方ない部分がある。基本的にはよほどのことがない限り棄権はしません。昨年、mmに対して競技場内で厳しく叱責したことがあります。「できない」ではない。意図があってやろうとしているのだからそれをどうするのか。ここの理解です。

「後回しでいい」という判断は間違っていると思います。特に報告に関しては必要不可欠。状況を逐一報告してもらわないとこちらとしても指示が出せません。すべてにおいてこちらから「どうしたのか?」「大丈夫なのか?」を問い続けるのは違うかなと。至れり尽くせりでやっていたら自分自身に力が付きません。「怒られるから」という理由であれば尚更。大切なことは「怒られないこと」ではない。

上述のように「結果」だけで怒っても仕方ないと思っています。起きてしまったことはどうにもらない。男女の4継の話もそうです。女子が15m差を逆転される。かなりショックでした。が、それはそれで仕方ない。総合力で力が足りないのです。49秒台は最低でも出せる水準ですが出せないのは「力不足」です。アンカーが抜かれたからアンカーの責任だとは言い切れません。「結果」だけではなく「そこに至るまでのプロセス」の問題です。

中国選手権で予選落ちしました。その後、かなり厳しく話しました。「結果」ではなく「プロセス」に対してです。逃げ道を作ってやっている間は強くなりません。やれることをすべてやっての「結果」であれば受け入れるしかない。しかし、そこまでに達していない。だからこそ「取り組み方」や「考え方」について話をするのです。

同じことを繰り返す。ここも考えるべきだと思っています。無断棄権。これはダメ。自分のことしか考えられなくなると良いことはありません。ここも繰り返し言っていますがなかなか。中学時代はそれほど「細かいことの指摘」はないのかもしれません。怒られる経験が限りなく少ない。その中でどうするか。自分自身が成長していかなければいけないと思っています。

そのあたりの話を私からしました。ちょっとありえないなという感じだったので。全体で話が終わってから男子の数名、女子は全員で集まって話をしてました。これまでにはない流れです。私が言わなければできなかったとこが少しずつ変わってきている。女子は「飢えている」と思っています。もっともっと強くなりたいという欲求がある。だからこそこちらが言っていることに対して反応がある。変化だと思います。

細かいことは省略しています。「個人情報」だと言われたら疲れるので。

この1日だけで本当に疲れました。肉体的にも精神的にもかなりです。それでもやるしかないなと思っています。進むしかない。

「指導をする」という意味。競技に関してもかなり指導しています。メニューだけを与えてやらせるスタンスとは異なる。できるだけグランドレベルで近くで選手の動きをみる。課題となる部分を共有しながら指導していきます。かなり徹底してやっているつもりです。それに加えて「取り組みの姿勢」についてもかなり指導します。根本的な部分ができなければ競技力の向上は見込めないからです。まー本当に力があればその部分は度外視していいのかもしれませんが。勝手に強くなるのですから。

私は選手と向き合う形で進んでいきたいと思っています。それが周囲からどう思われるかは分かりませんが。進みたいと思っています。
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支部新人

2017-08-27 | 陸上競技
更新が滞る。とにかく時間が確保できません。書けるときにまとめて書くという感じでしょうか。

水曜日は支部新人。登校日と重なっていますが試合へ。この日は気温が36度を超えるということでした。通常の状態ではない。こう考えると「身体を冷やす」必要性がいつもよりも大きくなる。考えた末、朝の早い段階で宇部まで氷を購入しに行くことにしました。かなり時間を要しますが熱中症対策なども含めてこちらができることは全てやっておきたいと思います。

支部大会は調整をそれほどせずに臨むようにしています。記録会の延長という感覚。これは賛否両論あると思います。全ての試合に調整をして臨むというのは無理。中国選手権に出場した者はやはり疲労度があります。その中でどうするか。男子は「チームとしてどうするか」です。

男女の4継。お願いして競技会の一番初めにしてもらいました。女子も男子もアンカーで逆転されました。総合力の部分はあると思います。女子はアンカーまで15m差。何とかしなければいけません。少しは「危機感」を持ってもらえるでしょうか。男子も初めてリレーに出る選手がアンカーでした。2位から4位まで落ちました。仕方ないですね。こういう部分をなんとかしていきたい。女子のリレーは通常であれば48秒台。そこを最低目標にしていかなければ・・・。総合力。全員の力が足りません。

個人種目はそれなりに。男子は下位入賞がぼちぼち。もう少し戦えるといいのですが。うちの状況としてはよくやってくれていると思います。OP参加も含めて全員が100mに出場。向かい風のため記録的には全く面白くないですがこういう経験を積んでいくことは重要かなと。
女子の100mが・・・。条件が悪いとはいえタイムも順位も。それぞれが思うことがあると思います。200mは上位独占となりましたがそれほどでもない。本人たちが良くわかっていると思います。課題を見つけてそれをどうしていくか。

全てが終わってから全体集合。男子キャプテンと女子キャプテンに「大会を振り返って」というテーマで話をさせました。こういう機会を持たせたいなと感じています。男子キャプテンが「しっかりと振り返りをする」という話をしていました。もっともっと競技に対して真剣になってもらいたいと。女子キャプテンも「それぞれが弱すぎる」というコメント。更にtkg先生にも話をしてもらいました。「当たり前の基準」について。それぞれの「当たり前」という基準が異なるという話。

ここまでですでに私が言いたいことは3人が言ってくれたので私がコメントをはさむ話ではないかなという気はしていました。「頑張る」ということについて少しだけ。私が最も嫌いな言葉。抽象的で何を意味するのか分からない。「意識が低い」と選手が口にする。では具体的にどのように低いのか。「意識を高くして取り組む」というきれいごとを言いますがそれは「明確な行動指針にはならない」のです。「頑張る」も何をどうするのかが不明瞭です。何をしたいのか。そこが分からないのにその場をごまかすために「頑張る」「努力する」という。

具体的にどうするのかを考えないから行動が変わらないのだと思います。「自分の動きの理解」を含めてそこからどうするのか。「補強をするように」という話をする。とりあえず腹筋背筋をひたすらやる者もいるでしょ。しかし、本当にやろうとする者は「自分の動きの理解」をしてやりたい動きに対して「弱い部分」を理解してその部分を補うための補強をする。同じ「補強をする」という事柄に対しても「抽象的な部分」と「具体的な部分」で明らかに結果は異なるのです。

「自主的に動く」という感覚。恩着せがましいと思いますがあえて「朝の氷の購入」について話しました。更には競技会中の審判の仕事についても。私は5時半くらいに実家を出て宇部まで行きました。トータルで2時間近くかかる。それは誰のためなのか。試合の審判も同様。100mと200mは全て一人でスターターをしました。競技と競技の間が短いため休憩はありません。200mの時は本当に倒れそうになり女子に水を取りに行ってもらいました。それくらい過酷な状況。が、うちの選手は「応援」という名目で座ってみているだけ。補助員がいないのでハードルの準備などは手の空いている者がやります。そこまで見て行動ができない。本当は何かできるはずなのです。

もっと言えばこの日は100m1本で終わっている選手もいます。そうであればどう考えても「強度が低い」のです。練習の一環という感覚でやっています。1本だけ走ってもそれほどの負荷にはなりません。女子のNは中国選手権で5本走り、この日も3本走っています。本当に強くなろうと思えば1本しかレースがなくてもこれからのことを考えて他の選手と一緒に身体を動かしておくべきです。「分からない」ではなく先を見て行動をする必要性がある。

長くなりました。翌日休みということにしていました。この日のことをもう少し書いておきます。
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