kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

学び続けること

2019-10-21 | 陸上競技

思うことを。

 

金曜日、色々と感じることがありました。師匠とやり取りをする中で「学ぶこと」「感じること」の大切さを改めて考えさせられました。

 

前の記事にも書いていますが。色々と「与えること」などについて最近よく考えています。何も考えなくても「速い者は速い」というのがあります。火曜日のミーティングでも選手に配布しましたが「世の中は不平等」なのです。「みんな等しく」という理想論が掲げられますが「走る」ことに関して、全員が10秒台で走れるわけではありません。女子全員が12秒台になるわけでもない。努力をしたとしてもそこに対して「結果」が伴うかどうかわからない。ここは忘れてはいけない事実だと思っています。

 

が、指導をすることによっていくらか変わってくる部分がある。これもまた事実。私は昔から「指導」についていろいろと勉強させてもらっています。様々な場所に訪問させていただきそこで「何をしようとしているのか」を見続ける。一番は師匠との「競技談義」の中で培っていると思っています。普通の選手が勝負するためには「徹底した指導」が必要になると思っています。10年前にやっていた指導方法で走れるようになってきたといっても今も同じことができるとは思いません。選手の気質も大きく変わってきています。そうなると「目の前で起きていること」に対しての対応が必要になる。

 

技術的に「やりたいこと」がある。だとしても「基礎筋力」がなければできません。筋力を上げることを考えると「ウエイト」もその手段の一つになる。が、そこに着目し続けると偏った結果になる。師匠が昔から「普通の選手にはウエイトよりも補強のほうが効果がある」と言われていました。ウエイトでは負荷が足りない部分もありますし、意識によって筋力の上下が違ってくる。

 

「大きな筋群を鍛える」というのがウエイトの主眼になる。が、やはり忘れてはいけないのが「体幹補強」だと思います。師匠と話をする中でその部分の重要性が再認識される。「シャフト補強」か「ウエイト」かという談義もかなりしています。この部分でも「正解」がどこにあるのかを探していかなければいけない。一長一短あると思います。近畿地区はあまりウエイトをしているという話は聞きません。やっているのかもしれませんが。競争の激しい近畿地区を勝ち抜くために「創意工夫」がかなりある。そこに学ぶことは数限りなくあると思っています。

 

正直、「世の中は不平等」です。きちんとした練習計画が立てられなくても速い選手がいるというチームはいます。計画があっても技術的な指導が不足すればもともと早い選手であっても「伸び悩む」というのがある。そんな状況の中で指導する私たちが何をするのか。試行錯誤しながら「本当に必要な練習」を組み立てていくしかないのかなと感じています。

 

全国で活躍する強豪校。「基礎基本の徹底」という指導をされていると聞いています。師匠の紹介で近いうちに訪問させていただけることになりました。どのような意図があってそのような指導スタイルなのか。根本的な部分は「走りに共通する基本的な部分を身に付ける」ということだと思います。中学時代に速いといってもそれがある意味「我流」でしかない。そうなると高校で伸びが止まってしまう危険性がある。オーソドックスな走りを身に付けていくことで安定した力が発揮できる。

 

その中に「基礎筋力の向上」であったり、「ボディコントロール」があったりする。ウエイトをする効果はあると思っています。短期間で競技力を上げるためには「筋力アップ」が一番かなと。しかし、これを支える「体幹の強さ」があるかないか。地道に身体を作っていくことで安定していくのではないか。師匠が「指導をしていて気づいたこと」について言われていました。このことを「反省している」と。かなりの年齢です。多くのことを見ながら学びながらやってきた師匠がこの歳になって「反省している」と感じる。本当に頭が下がります。どこまでやっても追いつける気がしません。

 

私は本当に学べているか。学習できているか。それを選手に還元できているか。競技指導をする中で誰かにプラスの影響を与えることができているか。考えさせられます。国体のコーチとしてかなり長い間関わらせてもらっています。当初から比べるとかなり「分かる」ようになってきたかなと思っています。自分の感覚だけではなく頭を使って考え、多くのことを学びながらやってきた。指導という意味では大きく成長できているのかなと思っています。

 

学ぶ姿勢。この姿勢が少ないなと思うことが多い。私だけではなく周囲を見渡しても。もっと有効にできることがあるのではないか。学ぼうとすれば全てから学べるのではないか。そう思っています。今の自分が何を学んでいるのか。学び続ける姿勢を学んでいる気がします。自省しながら前を見ていきたいなと思っています。

 

まとまりません。思うがままに書きました。また書きます。たぶん。

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バタバタバタ

2019-10-21 | 陸上競技

思うように時間が取れません。目標は毎日更新のblogなのですがそこまでのエネルギーが残っていません。これは大丈夫なのか。休むということができるのかどうか疑問を持ちながら。

 

先週の土日、中国新人。これについて振り返る余裕はなく。翌日、居残り組の練習を。これはかなりの量を。といっても120mを5本だったのですが。男子の大半はぐったり。全てを走ったのは数人だったと思います。負荷をかけるという部分も必要なのですが。練習後は不在時に行われたテストの採点。

 

火曜日は土曜日にテストが行われていたのでその代休で休み。練習をしました。この日も少し走ることに。テスト週間があり「走り込み」といえる量が出来ていません。140mTをやってから120m-120m-90m。この日の練習開始時に少しミーティングを。「問題解決能力」について。これがどれだけ実施できるか。「与えられる」のではない。そこが分かるようになるか。難しい話かもしれません。

 

水曜日。この日の記憶が曖昧です。スタート局面の練習をした気が。前日に走っているので。2時間近くバタバタしていたので練習に参加したときにはほとんどのことが終了していました(という気がします)。声は出て元気よくできていたような。こういう部分で変化がありそれが本物になるかどうかは見守っていきたいと思います。続くかどうか。

 

木曜日。臨時の会議。2時間近くかかりました。この日は感覚づくりにしていました。私が参加した瞬間に練習は終わり。どうでしょうか。良いのか悪いのか。本人たち次第かなという感じでした。

 

金曜日。雨予報。朝から雨でした。放課後は休養日にしようと思っていました。選手よりも私がきつい。これは如何ともしがたい事実。早めに帰宅して寝ました。

 

土曜日。この日は競技場で。kdm高校がいたので男子は一緒に走らせてもらうことに。今の男子にとっては他校と練習をすることはいい刺激になります。自分たちの競技力を突き付けられる状況になる。単純に「速い」「遅い」だけではない。うちの練習ではそれほど走り込みをしません。本数も少ない。他校であればある程度の距離と本数を走ります。その中でどうするか。かなり弱っていました。

 

日曜日。田島記念。例年になくトップ選手が参加していました。うちの女子は100mと4継に出場。記録的には「グランド雰囲気が重いな」という感じがあり全体医的に低調。もう少し走れてもいいかなと思いながら。リレーはなんとか3位。練習では過去最低レベルでバトンができませんでした。色々と原因は考えられます。

 

何人かの先生方と話をすることができました。情報交換。ここも重要です。リレー終了後、学校の仕事で急いで競技場を離れる。バタバタ。

 

なかなかの日程です。自分でも大丈夫かなと感じる部分があります。仕方ない。やるしかない。という感じですね。中身はないですが記録だけしておきます。

コメント (2)
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