kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

国体を振り返って

2019-10-10 | 陸上競技
今回の茨城国体、自分が直接指導している選手の参加はありませんでした。ほぼ毎年のように参加してくれていたのでそういう意味では寂しいなと感じる部分でした。やはり全国の舞台で自分の所の選手が戦う姿を見たい。またこの舞台に一緒に立てたらなと思っています。

去年、今年とヨンパの選手が連続で入賞してくれました。これは私が云々ではなく選手と顧問の先生方の普段の取り組みが大きな舞台で出た結果です。少しばかりサポートできたかなと感じていますが。

特に今年はkrk君の技術的な指導を継続してさせてもらえていたので目の前でレースを見ることができたのは私にとっては大きな意味を持ちます。こういう機会を与えてもらえたkd先生には感謝の気持ちでいっぱいです。これまでもkd先生に育ててもらってきたと思っています。今の私の指導があるのは間違いなくkd先生の存在が大きい。

そのkd先生が総監督をしている国体でkrk君が日本一になったらどれだけ素晴らしいことか。この1年間はそのことを考えて指導にあたっていました。恩返しができる機会はそれほどありません。こういう部分で私が出来ることはやりたい。夏以降ほぼ休みのない日程で動いてきました。身体がキツいなと感じる部分はありましたが、グランドに立っている間は「何が出来るだろうか」を探る時間になっていました。私にとっては幸せな時間でした。

この国体に向けての取り組みはblogに継続的に書いてきました。krk君が新聞のコメントに書いていましたがインターハイ後は「体幹トレーニング」と「走り込み」に時間を費やしてきました。インターハイ後の数週間はkd先生が最大スピードアップのためのメニューを組んでショートスプリントを上げる。合同練習では県内のロングスプリント選手を集めて質の高い走練習をする。これにより全体のレベルが上がってきた気がします。

国体が終わって改めて思うこと。私は本当に役に立てたかどうかという部分。一昨年からogw先生が総務に入ってくれています。このことによりこれまで滞っていた裏方の部分が随分スムーズになりました。kd先生の負担は大きく減ったと思います。それぞれが役割を認識して動くという部分だと思います。

しかし、私自身はどうだったか。2人が日本一になることで「役割を果たす」つもりでした。400mHで2位、110mHで3位。一人で13点獲得した部分に対して一部は貢献できたかなという気はします。日本一を目指してやってきました。ライバルが強かったというのはありますがkrk君も本当に強かったと思います。勝たせてあげることができたのではないか。その想いが強くありました。

もう一つ心の中にもどかしさがありました。この舞台に自分が指導している選手がいないこと。前からずっと「日本一」を大きな目標に掲げています。実際はまだまだ遠い。それでも諦めずに日本一を目指したいなと思っています。目の前で「日本一」を本気で目指しているkd先生とkrk君の姿を近くで見てきて「今の自分は何をしているのだろうか」という気持ちになりました。色々なものが足りないのではないかなと痛感しました。学びたい。

それに伴う様々な感情があります。情けない気持ちと本当にやりたいなと思うこととの大きな距離。技術的な話だけではない。

うまく書けません。コントロールしなければいけない。そう思います。
コメント
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