金曜日。とにかくバタバタしています。入学式を終えて少し落ち着くかと期待しましたが全く。前日はあまりにも疲れ果てていて勤務時間終了後に全てを投げ出して帰宅しました。色々と欲しいなと思うものがあったので。これだけストレスが蓄積したら中途半端な行動ではもう何も打破できません。
前日、色々な場所に行きました。スマートウォッチが欲しいと思っていたのですが、kd先生と話をする中でApple Watchは私には必要ないかなと感じていました。値段も張るし。元々G-SHOCKが好きだったのですが愛用の時計が壊れました。ベルトの部分が完全に。大好きな時計だったのですが。それもあって別の時計を。見て回ると「欲しい」と思う時計が。赤色が好きなのでディスプレイに真っ赤な時計があったので買おうと思って取ってもらいましたが、よくよく考えてみると普段使いにできないなと。それでもデザインは気に入ったので色違いを購入しました。
購入後に考えたのですが、私に本当にスマートウォッチが必要だったのか。ほとんど機能を活かせないのであればアナログの時計で良かったのではないか。改めてそう思いますが。衝動買い。これくらいしないと半端ないストレスは発散できません。これくらいで消えるストレスなら何ら問題はないのですが。計り知れないストレス。半端ない。
で、金曜日の話に戻って。とにかく午前中はバタバタ。全校集会、身だしなみ指導、クラス写真、個人写真、自転車点検。これだけで午前中は終わりました。担任をしていますがバタバタしすぎて生徒と関わることができません。話もできない中で時間だけがすぎていきます。これもなかなかのストレス。生徒の名前も顔も一致しない中です。
午後からは離任式でした。前任校に行って挨拶をすることに。本当は全く行きたくなかったのですが。「絶対に来るように」と言われたので諦めて。離任式は2度目。前回は2年まで担任していた子達を残して転勤していました。今回はクラスの生徒を送り出していましたが、本当は今年3年生になる生徒の担任をしながら今を迎える予定でした。その部分も複雑でした。
離任式自体はリモートで。会議室でリモートで挨拶をすることに。ここに関しては全く実感がわきません。それでもここでやるということだったので。かなりの人数が離任しています。皆さん真面目な方々なのでしっかりと話をされていました。
私は…。真面目な雰囲気で話しても私らしくないという気持ちがあります。話したいことを話しておきたい。別に形式的な話をする必要はないと思います。本当は真面目に送りたいメッセージを印刷して持って来ていました。それをモニターに映しながら話そうかなと。が、なんか違うなーと。
いつも通り適当な話を。「今日は来たくなかった」という話から。色々と思うこともあるのですが、それは公言しない方がいいと思うので。私と一緒に転勤した同じ陸上競技部の先生が「きちんと来て挨拶をするように」と言われていました。誰もが認める校務分掌「kaneko担当」でした。私自身、この方に迷惑をかけてはいけないという気持ちもあったので顔を見たら「我慢しろ」というメッセージなんだと考えて耐え忍んできました。私の性格を知っている方なら分かってもらえると思いますが。この方に言われたら私は従います。そういう関係です。だから校務分掌「kaneko担当」といつ独自の部署があったのです。
来たくないと言っていた理由の一つは「離任式」を迎えると本当に異動したというのを突きつけられるからです。これはなかなか重みがあります。前任校の生徒のことも基本好きです。更には同じ職場で働いていた同僚のことも大好きでした。離任式前に話をしていたのですが「久々にこんな馬鹿話をした」と何人かに言われました。本当に雑談です。それでも場が明るくなっていたのかなと。漫談みたいな話を延々とし続けていました。救われていたのだと思います。
私は全体に対して思うことを話しました。異動先の職員室に入る時に常に静電気で「パチッ」となるストレスのこと。これまで静電気でそんなに痛い思いをしたことがないのですが今は常にやられています。このストレスのハンパなさ。
そしてさっき感じた「馬鹿話」の大切さ。めちゃくちゃストレスを感じていてもアホな話をしながら過ごしていたらいつのまにか乗り切れます。人生の大半は面白くない。面白いことがずっと続くということはあり得ないのです。それでも人は「良いことがある」と期待する。ないんです。でも、明るく前向きにアホな話をして過ごしていたらなんとなく乗り切れる。それは大切なことだと思います。こんな話をしたのかどうか記憶は曖昧ですがやはりこの部分は伝えておきたいなと。
こんな話をして生徒に対しての離任式が終わる。終わって少し移動する間にありがたいことに何人かの生徒が集まって来てくれました。1年生の時に担任をしていた生徒達。文句タラタラ（笑）「去年は3年生に取られてショックだった。今年は返してもらえると思っていたのに学校にいないじゃないか！！」と怒られました（笑）。ある意味ありがたいことです。それなりに慕ってもらえていたのかなと。とにかく卒業式に来て欲しいと言われました。それはなかなか難しいと思いますが。それでもこうやって言ってもらえることに感して有り難いなと。出会えて良かった。
職員室で同僚にも挨拶を。ここは意図的に思いを言いました。分かってくれる人だけに分かって貰えばいいかなと。ありがたいことにわかってもらえる部分がかなりありました。「ありえない」という部分がかなりあったので。
終わってから少し部活に顔を出してまた戻る。数分間だけ話をしました。すでに言いたいことは言っていますから。戻って愚痴を言い続ける（笑）ありがたいことに聞いたもらえました。私の大好きな先生にコーヒーを入れてもらって。去年、本当にお世話になりました。学年主任をやってもらって。この人に迷惑かけたくないなというのもあったし、サポートしたいという気持ちが強くあったので。私は師匠見習って「恩義」を大切にしたいなと思っています。そこだけは外せない。学年主任の先生に本当に助けてもらいました。この人のためならというのもありました。今回は愚痴を聞いてもらいましたが。ありがたいことです。コロナが落ち着いたら本当に食事に行きたいなと。大好きな先生方がいる職場から離れないといけないのは本当に辛い。
あっという間の時間でした。寂しさが募ります。ずっとこの場にいたいなという気持ちがありました。辛い。別れというのを感じるのは嫌です。笑って過ごしたい。が、どうにもならない。まだまだ受け入れきれていない部分もあります。本当に本当に難しい部分が。
上手くかけません。
もらった苺の花が大きくなりました。植え替えなければいけません。花が咲く。これだけで気持ちが明るくなります。感謝しかありません。
いつかエビ御殿を。
