更新できず。残念ながら帰宅後完全に力尽きました。起きておくことさえできない感じでした。まーなれていないからなのかなという気はしていますが、きっとそれだけではないでしょうね。色々と気になることもあります。私に何ができるのかを考えながら。とにかく疲れます。ここは本当にしんどい。
火曜日、練習は競技場へ。学校ではできないことをやるという感じです。私自身も部活動という部分には多少慣れてきました。たぶん、陸上競技部の選手は私が「文化部の主顧問になっている」ことは知らないでしょう。担任をしているクラスの生徒は私が陸上競技部の顧問をしていることさえ知らないかもしれません。そこに対してあれこれ言うつもりはありません。このことは忘れることはできませんが、選手に対して私が何ができるのかという部分を大切にしたいなと考えています。
少しずつですが頼ってもらえる事も増えています。それは勝手に私がそう思っているだけなのかもしれませんが。良かったなと思ったらその部分は誉めます。お世辞とかではなく本当に良かったと思うから。気になる動きをしていた選手には前から少しずつ声かけをするように心がけていました。あまり過剰に関わるのはこれまでの流れを崩すことになるので必要最低限で。自分がグランドで何をするのかはしっかりと考えなければいけないと思っています。
見ていて進んでいるなと感じた選手には素直に「良いじゃん」と声かけをします。気持ちを乗せるというのではなく純粋に「いいね」と思うからそういう声かけをするだけです。考えて何かをするというのではなく、見ていて率直に思ったことを伝える。ここは私の存在意義かなと。
ある程度動きてから専門練習へ。この日はヨンパの練習をメインで見ました。前日から22歩15歩の練習を進めています。それを実践的にやりたいなという日でした。この部分は任せてもらえているので選手と確認をしながら。実際この部分の練習は1回しかやっていません。実践不足なのは否めません。この選手がある適度実践的なレース展開を作れれば県内で勝つだけではなくインターハイも目指せるのではないかと勝手に考えています。そのことは直接話をします。期待しているというだけではなく「行けるんじゃない??」と練習の様子を見て感じだから話すだけなのですが。
練習では順調に流れを作れています。この日は6台目まで行こうという感じにしていました。問題なくできるだろうなと思っていました。セット走の最初の250m時に6台目までハードルを越える練習をしておきたいなと考えていました。事前の練習では3台目まで全く問題なく。
が、実際にレースを意識した6台目までの練習になった時に「脆さ」が出ました。できません。1セット目は1台目まで足が合わず24歩に。そこから無理やり合わせて15歩に持っていきましたがやはり流れが悪い。2セット目は2台目まで22歩15歩で行けましたかまた3台目で失敗。疲れもあったと思います。結局、レースの流れを作りたいという部分ができませんでした。ここはもったいないなと。
が、これをマイナスに考えたくはないと思っています。23歩16歩で行くことで「無難なレース」にはなると思います。57秒を切るか切らないかで優勝争いをするという走りはできると思います。が、これでは本人の力を最大限に引き出せたとは思えません。私が赴任したのレース展開がうまく作れない選手に対してアプローチをすることだと思っています。
本人と話して「無難なレースでも良いよ」と伝えましたが「22歩15歩で行きたい」と。支部大会、県選手権、県総体の流れの中で今やろうとしていることを本物にしなければいけないと思いです。うまくいけば8台目まで15歩で行ける力があります。そうなるとインターハイも視野に入ってきます。やるからには単純に「県で勝つ」という話ではなく「インターハイに進む」というところを目標にしたい。中国大会に進むだけなら特別なことは必要ないと思いです。力があるのだからそれをどう活かすか。任せられた部分ですからなんとか目標達成に向けていけたらと思います。失敗を恐れず。可能性を最大限に高めたいですね。
ショートハードルの方も。男子のショートハードルの方はほぼ見れず。申し訳ないなと思います。この時期は3年生最優先だと思います。昨年県総体がなかった3年生。今年にかける想いは大きいと思います。それは痛いほど分かっています。だからこそそこに力を使いたい。女子ショートハードルに関しては2足詰めで。これも本人と感覚をすり合わせながら。段階を追ってやっていけたら良いなと考えています。ハードリング自体はかなりレベルアップしています。
先週かなり追い込んでいました。その想いに応えたいなと思いながら見守っていました。休む事も大切だよと言いながらも。かなりの負荷をかけてくれていました。疲れはあると思います。長いスパンで考えた時にこの1週間の負荷のかけ方は間違っていないと思います。今だけを考える選手ではないので。足が重いと言いながらも何本もハードルを越えていました。ここもしっかりと上を目指してやっていけたらと思います。
全員を平等に見るというのが理想だと思います。が、今はなかなかそこまでたどり着けません。kbt先生が短距離の指導をされていてkd先生が投擲の指導をされています。ハードルに特化して指導させてもらえる環境にあります。自信を持って言えるのはここまで専門性が高い指導ができる学校は県内にはないという事です。「調子に乗るな」と言われるかもしれませんが。それでもここに関しては間違いないのではないかなと思っています。3人体制でそれぞれが細かく指導していく。選手にとっては間違いなくプラスになります。
その辺りも踏まえながらやっていきたいなと。陸上競技をやるならskyと言ってもらえる雰囲気を作っていきたいなと思います。それが今私がここにいる意味だと考えていです。複雑な思いもないわけではありません。それでもそこだけを考えていては何もできない。そうであれば今私が与えられた役割を果たすことに力を使うべきだと思います。
苺。育っています。少しずつ。少しずつ。