kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

色々と見ながら

2021-04-29 | 陸上競技
水曜日。この日も相変わらずという感じでした。7時間授業です。振替で授業時間は減っていましたが他の雑務が。何かをやっていたら次のことが生まれてきます。私の仕事が遅いのかもしれませんが。こう見えてもかなりやります。Google系のアプリも何となく使いながらやっています。新しいことにチャレンジしながらやっているから負荷が増えるのかもしれません。

この日の練習はトレーニング中心となっていました。伝えたいなと思うことがあったのでできれば最初からグランドに行ければと思っていました。が、放課後の会議に代わりに出て欲しいという話になりました。あら?!予定が…。結局、遅れて出ることに。今は練習で選手の信頼を得るという部分もありますが、学内できちんとやっておかなければいけません。真面目に取り組んでおかないと好き勝手にやっていると言われてしまいます。そうならないように取り組む必要があります。

グランドに行った時には選手は少し走っていました。そのタイミングで腰が痛いという選手が来たので練習を見ながら。走りの時に気になることがありました。「構え」の部分です。ここに関しては以前から共通して指導の中心に置いています。我々はこの辺りの細かいことをしつこくやってきました。今も言われていると思うのですが、やはり少しずつ抜けていくのかなと。適当に出るのではなく正確に出るという感覚は持って欲しいなと。細かい部分です。意識したらできることをやる。この部分は言葉にして言えたらいいなと思っています。

これまでであれば近距離で見ることが多かったので気づかない部分もありました。が、今のように一歩引いたところから観れると気づくことが増えます。これは自分にとって大きな意味があります。常に近くで見ていないといけないと勝手に自分で思っていましたが、今はそこまでではありません。こういう部分が自分にとってプラスになる。選手に声をかけさせてもらえるという状況は大きいと思います。

色々な角度から話をしていく。が、混乱を招くような言い方は避けたいと思います。ごく基本の徹底。ここにブレはないと思います。視点としてそこだけは持っておかないといけないなと考えています。構えがきちんとできなければ加速段階の動きは作れません。流れでスタートする選手もいますが実際のレースではそれはできない。だからこそスタートの時の構えは重要。試合を意識した動きを常にやっておきたい。

その辺りから雨が酷くなってきたのでピロティーでの練習へ。加速段階の練習をしてからトレーニングへ。私はひたすら気功。短距離が補強をしていたのでちょっとだけ声をかけながら。「どこに負荷をかけたいのか」というのは大きい。ここは常に意識づけしたいなと思っています。この辺りも何度も言われていると思いますが声かけをしながらですね。

気功している目の前で投擲が補強を始めました。ひたすら補強(笑)。これは面白かったですね。「何故補強をするか」という部分に対しての答えがここにあると思います。複数の種目を組み合わせながら実施されていました。全ては「投げに繋がるため」の補強。最初はどれだけやるのかなと思って見ていましたが「意図している動き」がありました。そこに対してどういう意識づけでやるのか。数セット見た後に確認して「何をやろうとしてるのか」が明確になったのでやっている選手に対して声かけをしながら励ましていきました。

しんどい部分があるのでやっていくうちに意識が甘くなります。雑になってしまう。そうなると練習の質が落ちます。徹底的にやる。悪い動きをしていたら本人にとってプラスになりません。負の強化になるからです。やりたい動きに繋がるために正確な動きをする。しんどい時ほどこちら側の声かけが必要なのではないかと考えています。ワーワーうるさいなと思われるかもしれませんが、やはり選手にプラスになるのであればやる方が良いかなと。気持ちを強く保つために何をするか。どのようにサポートするか。

練習の最後に一言宿題を出させてもらいました。「心技体」の中で一番大切だと思うのは何か。ここに関しては何が正解か分かりませんが。それぞれがどう考えるかというのは大きいと思います。このblogには何度も書いていますが、skyの選手には話したことはありません。ほとんど全体の前では話をしないので。そういう部分も含めて少しだけ翌日に話をさせてもらいたいなと考えていました。本当はこの日の初めに話したかったのですが。

何ができるのか。常にそこを探りたいと思います。多くの目で見ながらも方向性がブレないようにしていかないといけない。特にこういう性格ですから自分でコントロールしないと暴走してしまうかもしれない(笑)。そこを徹底的に抑えながらやっていく必要があります。自分の性格は自分がよくわかっています。

とりあえず記録しておきます。ちょっと時間があったので複数記事を上げることができました。ちょっと休めたかな〜という感じです。

また書きます。
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違う視点から

2021-04-29 | 陸上競技
火曜日のこと。

昼休みにkd先生が高跳び選手を集めて話をされることに。高跳びの基礎を。これはなかなか聞けない話だと思って便乗しました。

以前勤務していた学校で高跳びの指導をしたことがあります。とはいってもほとんど素人です。高跳び選手が走らないとリレーでインターハイはないという感じがあったので2年次は高跳びを一切やらずに走りに専念。インターハイ出場後に高跳びをやらせてみると何故が160を跳びました。全く練習していなかったのに。こうなるともう良く分かりません。冬季練習ではかなり高跳びをやって翌年インターハイへ。私は異動していましたが継続的に指導していました。

が、これは間違いなくたまたまだと思います。クリアランスが天才的に上手い。このおかげで身長よりも高い高さを越えられたのだと思います。細かい知識がない中で。

今回、支部大会で高跳びの様子をみました。なんとなく気づくことも。その辺りをkd先生と少し話をしました。もちろん私は素人ですから感じたことを話すだけです。指導のやり方は分からないですが、見た感じの話を。幅跳びも高跳びもやり投げも。最後の局面というのが難しい。明らかに減速してしまうと助走の意味がなくなります。どうすればそれを踏み切りに生かせるのか。ここは話を聞いてみたいなと。若干他の種目にも興味関心を持っています。

高跳びの基礎的な話を聞くことができました。内傾の考え方。踏み切りのところまでどうやって内傾を保つのか。ここは非常に興味深い話です。これは面白いなと思います。様々な練習方法があるのだと思います。それをどのように身につけていくか。内傾の解放と踏み切り。

最近は「少し遠くから踏み切る」というのが流行りのようです。感覚的には「流れる」感じがありますが。進んできた方向を変える。水平方向に進んでいたものを上方向に変えるための踏み切りです。放物線を描くと踏切が離れない方が高さが出る気はします。その辺りはkd先生も言われていました。ずっと高跳びを見ているわけではないので「何故そういう考え方になるのか」は分かりません。物理的な話になるとどうなるのかなーという気はしています。分からないのでこの部分については詳しく触れることができません(笑)

あとは基礎的なことをどうするか。やはり体幹の強さは重要だと思います。地面から力をもらうための姿勢を作る。力が逃げてしまったらやはり高さは出せないと思います。地面に力を加えてそれを逃さない。スプリントと同じ感じだと思っています。高跳びの方が方向を変えるのでより大きな力が必要になる。水平方向→垂直方向という大きな方向の変化です。また、スプリントのように地面に力を加える瞬間が何度もあるわけではなく、踏み切った瞬間に1回だけ力を加える。それを反対足と腕で方向を変えて身体を引き上げる。なかなか複雑です。

以前指導した時には踏み切りの瞬間に反対側の足を引き上げるという部分だけを徹底的にやりました。新しいものではなくても基礎基本を抑えてやっていければ結果につながると思います。とはいえきちんとした練習でなければ最短距離での結果に繋がらない。この手のことを学んでいくとスプリントなどにも生きてくるのかなと思います。

火曜日に少し話したのですが。「何故基礎基本をやらなくても速くなる選手がいるのか」という部分。客観的に見て何をやっているかどうか分からない。それでも中には速くなる選手も出てくる。本当はもっと速くなるのだと思います。「毎日何となく身体を動かしていたらそれなりに基礎体力が上がる」という部分で速くなるという選手も出てきます。基礎基本を抑えて意味のある練習にしていくことでやはり結果に繋がりやすい。分からないまま分からないことをやっていると時間は有効に使えない。

この辺りの視点を常に持っておきたい。そうなると毎日の練習の中で気づきを話していけるのは大きいと思いますね。スプリントにしてもハードルにしても気づいたことを他の指導者と意見交換しながら観れる。感謝したいなと思います。

まとまりませんが。恵まれた環境の中で生活ができることに感謝です。勉強になります。なんとなく感じたことを記録しておきます。
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観る&トレーニング

2021-04-29 | 陸上競技


なかなか更新できませんでした。いや、時間的なことが本当に厳しい。何かをしようと思ってもその時間が確保できません。のんびりするというのができないので。様々なことが重なります。それでもやるしかないのですが。

競技についての話をする機会はかなりあります。前の記事にも書きましたが自分のやり方、モノの見方を見直す時期だと思っていです。一歩引いたところからしか分からないことがあります。全体を見ながら自分がその場面その場面で何をするのか判断できるようになりたいなと考えています。

火曜日のことです。この日は競技場練習でした。とにかく少しでも早めに移動したいなと思っていましたが、検定の申し込みなどがあるのでかなり追い込まれていました。次から次へとやることが。ちょっと机を離れて戻ってくると机上に「何かの書類」が置いてあります。前の仕事を処理する前に次の仕事が入ってきます。先週面談週間だったのですが半分しか終わっていません。更に気がつくと日課変更が入っていて慌てて授業に行くという始末。まだ生徒との距離感もかなりあります。慣れないというのもあるので。

バタバタしてから練習へ。なかなかです。この日は1年生の身体づくりを進めていこうという流れになっていました。上級生はポイント練習です。少しだけ任せてもらったので1年生に対して補強を教えることに。難しい種目をやるというよりは「基礎筋力を上げる」という部分が大切なのかなと考えています。細かい部分をやることだけではなくまずは「ベースアップ」が大切なのかなと考えています。動きながら鍛えるのが良いなと考えているのでDM∞から。やるべき種目についてある程度説明しました。身体全体を使って投げる。強く速く投げられるかどうかです。

これは色々な学校でやります。が、目的を明確にできるか。何を狙ってやっているのか。ここはすごく大切だと思います。投げれば良いわけではない。流れの中でしっかりとできると良いなと考えています。まだまだ身体ができていません。当然です。これを長い目でみていくことが大切なのかなと。しっかりと身体作りをしていくこと。

更にここからスーパー体幹補強を。種目の説明も含めて時間をかけました。補強の種類としてはかなりあります。本当は動きながらやったりする方が効果があると思っています。しかし、それは少し応用的な部分があると考えています。初期段階で本当にベースアップをするために基礎的なことをやる。その後に動きながらやっていく方がいいのかなと。まずは基礎基本の徹底なのかなと。任せられた部分があるので負荷をかけていきました。

競技場だったので多少遠慮しながら。腹筋MIX、腸腰筋MIX、腸腰筋MIX、トス背筋、DM腹筋、開脚スクワット、腕立て226。それほど種目はありません。本当に基礎的な部分です。1サイクル目を説明しながらやっていってそこから3サイクル。20分目標で。やり慣れない種目です。中学時代はそれほど補強をやっていなかったと思います。補強の必要性は1年生には分からないと思います。1年生だけではなく多くの選手が分からないかもしれません。それでも絶対に必要だと思います。段階的にやっていく必要があるのは確かですが。

途中まで近くでひたすら声かけをしていました。キツい部分があるのでどうしても気持ちが切れます。最初からできるとは思っていません。だからこそ補強をやらせるためにはこちらも覚悟が必要です。しんどい感じがあったらこちらも「もう辞めておくか」という気持ちになってしまいます。ある程度心を鬼にして対応しなければいけない。本当に鬼はなりませんが。ある程度のことをやらせようと思ったら妥協しない部分も必要かなと。これは私が考えているだけなのでどうなのかわかりませんが。7割くらいの勢いでやりました。それでも結構キツいと思います。筋肉痛になる部分は出てくると思います。

途中でハードルの方へ移動。他校の選手も跳んでいました。こちらから勝手な声かけはしませんが、顧問の先生がかなり親しい方なので何か気づきがあったら教えて欲しいと言われていました。この部分もありがたいことです。ある程度ハードル指導者として認めてもらえているのかもしれません。基本はうちの選手を最優先。余力があればサポートするという感じになります。ショートハードルをやっている間にヨンパ選手はバックストレートで練習をしていました。補強の時にもやっていたので任せてしまった部分があります。もう少し声かけをしながらできたら良かったのですが。

ヨンパ選手は走練習もやるということだったので6台目まで走ってそこから短長に参加するという感じでした。バックストレートが向かっているのもあってなかなか難しい感じでした。様々な経験をしながらレースを作っていかなければいけません。

ショートハードルは最初3歩でやっていましたが、本人が5歩をやりたいというのでそれに合わせて。足の痛みもあるということだったので無理はさせられません。この辺りは本人の意思を尊重しながらもやるべきことをやっていくという感じでしょうか。かなりいい感じで走れているのだけはたしかです。以前と比べて抜き足が良くなりました。特別ハードルドリルをやっているわけではないのですが。抜き足が推進力につながります。5歩になっても止まらずすすみます。この走りがレースで出せると圧倒的に強いと思います。

この辺りの部分をどう自分の中で処理していくのか。距離感を保ちながらどのように関わっていくか。やれることはまだあります。が、レースに出るのは本人ですからそのあたりも踏まえてやっていく必要があるのかなと感じています。

途中、短短が走練習をするのをサポートしました。声かけをしながら。課題となる部分を話しながらやっていく。この辺りもどこまでやっていいのか、どこからがオーバーティーチングなのか。この辺りまで観ながらやっていけたらなと思います。立ち位置を見極めながら。何ができるかを考えながら。大切なことなのかなと。

また書きたいと思います。ボチボチ書きます。今日は時間がありそうなので。
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