力尽きることが増えています。新しい環境に慣れてないというのも大きいと思います。尋常ではなく疲労感があります。6時過ぎに家を出て21時前に帰宅。これはなかなかだと思います。普通なのかもしれないですが。とにかくずっと動き続けている感じがあります。やるしかないのは間違いないのですが。
授業は全てをGoogleを使いながらやっています。ここは「本当に必要なのか」といわれると本当に微妙です。前任校と今の学校では様々な条件が異なります。一応商業科の教員なので下地を作らないといけないと思っています。かなりのお金を使って色々とやっています。タブレット端末を配られているので生徒がそれを使わないというのは「説明責任」がつきません。本当に必要なのかを考えながら導入したらよかったのに。今更ですが。
3年生に対してはファイル共有などの知識を身につけてもらいたいなと思います。これから先必要になってくるはずです。現時点で「使わない」と思うかもしれませんが、これから先に間違いなく必要になります。「今だけ」の話ではない。そこまで考えてやっていかないといけないと勝手に考えています。授業の中で従来通りの「座学」の形ではなくこれから先に向けてです。
普通教科ではなく私自身が商業教員だというのもあります。現在、よく分からないまま「電子商取引」という科目を担当しています。この中で子供たちに何を伝えられるか。こちらとして必要だと思うことはあります。それを理解してもらえるか。今の生活の中で何かを変えていかなければいけないという感覚は持ってもらいたいなと。
まー、私自身こんなに先行きが不透明な生活をしたのは久しぶりです。何一つ分からない状況の中での活動。高校生が学校を出た時に今までとは異なる不安定さの中で活動しなければいけなくなります。そこに対する耐性もつけなければいけないなと思っています。極端にここに振れるつもりはありません。不易と流行。ここに関しては絶対に自分の中で外したくないなと思っています。
放課後の練習。あれこれやっていたら少し遅れました。異動して初めての競技場練習でした。限られた時間の中で何をするかを考えて行動しなければいけません。バトンをやってからそれぞれの専門練習へ。私はハードルを見させてもらうことに。勝手な見ていたのでもっと確認したほうが良かったのかなという部分もありました。今は私は必要に応じてサポートするという感じだと思っています。流れを崩さない中で何をするかという部分です。
今回は男子のヨンパ選手の指導を。前回の記録会で初めてまともにレースを見ました。スプリント力はありますがそれが専門的な走りにいかせていません。1台目まで詰まる。更にハードルインターバルも詰まる。その中で前回は競り勝って昨年度の県新人1位の選手に競り勝ちました。が、これは本当にもったいない。ヨンパは専門性が高いと思っています。能力があればそれなりのタイムは出せます。が、一定レベル以上は専門的な戦略戦術が必要になると思っています。
そう考えて話をして23歩16歩のレース展開から22歩15歩へと切り替えをすることにしました。赴任して2週間足らず。ヨンパの練習をまともに見たのは初めてです。そのためこの時間を有効に使いながらなんとかしたいなと。スプリント力はあるのでそれを活かす。ハードリング自体を改善するというのは時間がかかります。そこはかなり改善の余地がありますが今更その部分を指導しても意味がないかなと。全体流れを改善することの方が大切。走るのだからそれを活かしたい。
走り方のコツを何度も話していきました。驚くことに数分後には22歩が出来る様になりました。スタンディングからなのでまだ改善しなければいけない部分はあるのですが短時間で22歩でいけるようになったのは大きい。これまで減速→加速→減速を繰り返していた部分がスムーズになりました。そのあとの15歩も問題なくいけるようになる。これに関しては「私が指導したから」だとは思いません。元々力があったからだと思います。この部分を本人と話すと「めちゃくちゃ楽しい」と言っていました。思うようにヨンパが走れないとストレスでは。この感じでいけば間違いなくこれまでのタイムから2秒短縮が可能です。そうなるとインターハイも見えてくる。県で勝つとかではなくです。この辺りは時間との戦いになるかもしれません。かなり期待したいなと思います。
ショートハードルの方も複数種目との兼ね合いです。限られた時間の中でハードルをやらないといけません。前日にも話をしていたのですが「課題の克服」がこの日の最大の練習目標でした。中盤までの走りは悪くない。しかし、そこからは経験不足のところもあるかもしれませんがもったいない。ここを克服できれば14秒5は間違いなく切れると思います。単純にハードル練習をするだけでは難しいと思っています。そこに向けての練習をこの日は入れようと話していました。
こちらもかなり時間のない中でやっていきました。始めるまでに紆余曲折ありましたがこちらがやりたいと思っていた練習はできました。最初の1本目が終わった時に「これはキツい…」と言っていました。ハードルのためのスプリント練習です。走りの中でハードルを越えていく。これまでと比べるとワンランク上の練習ができました。ここが克服できれば本当にめちゃくちゃ良くなるのではないか。勝手に思っているだけですが。キツい中でも課題を克服する練習ができたのは大きいですね。この練習がきちんとできれば間違いなくスプリントも上がると思います。楽しみ。見守り隊として応援したいなと思っています。
終わってから帰宅。結局21時前後になります。これはなかなかです。それでも今の環境の中で働くためにはそれを受けらいなければいけません。大変なことを受け入れながらやっていく。そこがすごく大切です。
更新するつもりでしたがまたも力尽き寝てしまっていたら自分がいます。その辺りはうまくいきません。途中で終わっていました。「さあ寝よう」という感じで寝たことがありません。完全に寝落ちです。どうなのかな。はぁ。
苺。順調に育っています。なんとか実をつけてくれるといいのですが。心の拠り所です。