kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

記録会

2021-04-12 | 陸上競技
日曜日。記録会でした。私は審判がなかったので比較的フリー。前日に頼まれていたのでケアを手伝うことに。自分に何ができるのかを探っている段階です(笑)

朝は早目に行って色々な指導者と話をしていました。前任校で一緒に指導していた先生と話をしていたら連絡が。選手が練習を見て欲しいと言っていると。慌てて移動しました。私自身、まだ甘い部分があります。朝の段階のアップで各選手がどうしたいのかをきちんと確認しておかなければいけません。

赴任して2週間経過していません。バタバタしていたのでグランドに出れない時もあります。それでもなんとなく信頼を得られつつあるのであればありがたいなという気はします。ハードル指導で必要としてもらえるのであれば最大限に力を発揮しないといけないなと。そのための異動だと思っています。

この段階で技術的な話はしません。そんなことは意味がないので。大きく崩れている場合は修正する必要もあるのかもしれませんが、大半はそこに力を使う必要はないと思います。力を出し切れるようにする。その辺りも含めてです。

ハードリング自体はかなり改善されていると思います。技術的な話ではなく「インターバルを走る」ことを課題にしています。そのためにどうするか。細かい技術的な話をここでしてもこの段階では難しいと思います。それよりは「きちんと走れる」というのを重視する方がいい。 

一人はかなり走れるなと感じていました。感覚的に記録が出そうな感じでした。もう一人は2回目のレース?なのかな。まずは経験を積むというのが優先事項。課題は明確です。が、ちょっとやったくらいで改善できるものでもない。そうであればやはり最後まで3歩で行こうというのが目標になります。

私に来て欲しいというのは何かしら理由があるはずです。その部分をどう感じ取るか。不安を取り除くという意味合いなのかもしらません。近くで見守るだけでそれがプラスになるのであればいいと思います。客観的な話よりも本人の主観の方が大きいかなと止まっています。

「二次アップは12時過ぎから」と伝えられました(笑)。あら、こっちもね。ありがたいことです。待ち時間の間に足を痛めている子の治療に時間を使いました。応援などもあるということなのでなかなか時間が取れませんでしたが。可能な限り手を当てるようにしました。色々とレースを見ながら時間が過ぎて行きました。今の選手の走りをじっくり見させてもらうのはこれが初めてでした。前の記録会は全てスタートラインから見ることしかできませんでした。今回は上から見れたので色々と気づけました。少しずつ還元できたらいいのかなと。前任校の選手の走りも気になります。当たり前ですが。単純に割り切ることはできません。この辺りは勘弁願いたいとは思います。なんとか良い走りをして欲しいなと強く感じます。

昼からハードルのアップに付き添いました。短時間で。風向きも含めてハードルインターバルを調整しました。この辺りはある程度経験の部分だと思います。同じレースに14秒5を持っている大学生が出るということでした。その選手と競り合いながらベストが更新できたらいいなと。かなり走れているなと感じていました。これは上手くいったら大学生に勝てるのでは?!という勝手な期待。もう一人はとにかく経験。この子はアップでハードルを跳ぶ回数は減らしました。課題はそこではない。もっと別のところにやらないといけないことがあるので。一台目までの流れとピッチアップをどのように作るか。ここを考えながらやっていきました。

経験が足りない子は最後の1本で2台目でやめてしまいました。これで終わるというので引き止めてやり直し。感覚だけではなくイメージの問題です。アップの最後に「上手くいかない」というイメージを残すと本人がレースでマイナスイメージになります。そこだけは避けたい。話をするようになって数日間です。それぞれの感覚や感性を掴みながらやっていけたらなと。

レースは「見なければ」と思う選手が3人。一番インとアウトに1人ずつ。真ん中に1人。なかなかです。スタートで前任校の選手が遅れる。それでも前回よりはマシ。今の学校の選手が2人とも良いスタート。経験が足りないと感じていた選手も2台目までは抜群でした。そこから真ん中にいる選手が大学生と競り合いながら中盤まで。少しずつ離されていましたが良い走りができました。14秒69。高校1年の県総体以来のベスト更新だそうです。嬉しいでしょうね。めでたい。前任校の選手も冬にやってきたハードルインターバルの走りがある程度出せて15秒87。もう一人は16秒91。それぞれ課題はあります。それでも納得できるタイムになったのではないかなと思います。

私が関わったからタイムが出たとは思いません。少しはプラスになっているかもしれませんが。県総体までに課題を克服して行けたらとは思います。他の種目との兼ね合いもあります。14秒69で走った選手はここからまだ伸びると思います。課題があります。強い負荷になるかもしれませんがここができると間違いなく14秒5は切ります。そうなるとある程度戦えるようになるかなと。

前任校の選手も課題を克服していけば15秒前半は出ると思います。まだ2年生ですからきちんとやっていければ来年は面白いと思います。前向きに取り組む選手ですから。16秒91の選手も明らかに課題があります。走りの課題と同じだと思います。そこが克服できれば全然違ってきます。ハードルインターバルが走れていない。バネがあるのでそれだけでインターバルを通過しています。走りの中でどうハードルを越えていくか。ここがきちんとできればかなり面白いと思います。ハードル基礎も丁寧にやっていければ複数種目で戦えるのかなと。

こうやってレースを見させてもらえるのは本当にありがたいですね。当初はどうなることかと思いましたが。とはいえ「文化部主顧問」という肩書きもあります。陸上競技部の選手達は知らないのではないかと思います。それはそれでいいのかなと。私に何ができるのか。そこを探りながらやっていきたいですね。

選手がベストが出たと喜んでいる姿を見るとこちらも元気になります。逆に思うように走れなかった選手の姿を見ると「何とかしてあげたい」と切実に感じます。私に何ができるのか。常に考えています。

考えさせられる1日でした。あれこれ想いが浮かびます。これを体現できたらなと思います。少しずつ。少しずつ。
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ぼちぼち

2021-04-12 | 陸上競技

更新できないですね。新しい生活に慣れるというのは大変さ作業だというのを改めて感じています。何から何まで「わからない」ことだらけ。その中で自分自身が何をするのか。ここを見極めながらですね。

 

土曜日のことを少し。土曜日は練習に参加。翌日が記録会ということもありある程度の負荷で終了となっていました。ありがたいことに「ハードル選手」が見てほしいということだったのでその部分を担当。

 

新1年生も後半は「専門練習」ということでハードルの基本をやるということでした。上級生が教えていました。ハードル練習会などで教えたことを下級生相手に教えています。これまでの流れがあると思うのでそのスタンスを尊重しながら。細かい部分は課題になる部分を教えながら。ハードルなどは「癖」もあります。最初の段階できちんと指導できていると全く違ってくると思います。ハードルアプローチも含めてリード足、抜き足の部分を少しだけ教えました。積極的に質問してくれることもありなかなか楽しい時間を過ごせました。

 

ショートハードルの選手は翌日に向けての練習。最低限の本数でどのようにもっていくか。ヨンパではなく100mHです。言葉で感覚を表現できるか。これも人それぞれだと思います。こちらが見ている動きと選手が感じる動きをうまく調整しながらです。流れがわからない部分もあるので、本人が「どうしたいか」に合わせての練習です。経験が少ない選手にはこれからの流れを踏まえてやっていかなければいけません。1台目までのアプローチが課題。というか時間的にも3台目までしかできていない。明確な課題はありますがレースの中で感じてもらうのが一番なのかなと思いますね。

 

午後からは趣味の時間。これもぼちぼち過ごしました。詳しくは書きませんが。自分にできることを最大限にしたいなと思っています。今自分に何ができるのか。「楽しい」と思ってやれるか。「明るく前向き」にできるか。この部分は大きいなと思っています。涙を流す姿をみるのは楽しくありません。

 

人間にはそれぞれの「価値観」があります。同じことをしても「良い」と思う人もいれば「嫌だ」と思う人もいます。誰のためにやるのか。何を求められているのか。この部分は重要だと思っています。ここに関しては何度話をしてもきっとわかってもらえない。人の考え方を変えるというのは本当に難しいと思います。別に変える必要もないのかもしれません。今の私に何ができるのか。何をしたいのか。この部分は自分の中で大切にしたいと思います。

 

常に「誰かの力になりたい」という思いはあります。それがどのような形で示せるのか。今、私の役割は何か。ここはずっとずっと考え続けなければいけないと思います。

 

ハードル練習をする。今はここに力を入れていけばいいのかなと。もちろんほかの部分もありますが。とはいえ、自分自身が新しい生活に慣れていないのでそこに対してのストレスが半端なくあります。ここをどのように克服するか。「頼られる」というのは幸せなことかもしれません。その部分はずっとずっと持っておきたいと思います。




もらった苺が花を咲かせました。植え替えなければいけないのですが、買い物に行く余裕がないという状況。苺は種からではなく苗から育てないとなかなか難しいというのがよく分かりました。苺の花は白くて可愛い。見ていると気持ちが楽になります。


なんとなく。まとまりません。言葉を濁す部分もあります。自分の中で少しずつでも消化していけたらいいのかなと思っています。また書きます。

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